DJ Keiの「来た球は打っちゃう!」
プロフィール
菊池 元男
菊池 元男
関連番組
2011年8月21日  0:00
夏の思い出ひとつふたつ
レディオベリーのプログラム「さくらFM 」


さくら市のお祭り会場から「さくら市商工祭り」

花火大会の「喜連川花火大会スペシャル」


この2つの特別番組に参加させてもらいました!!


メインパーソナリティーは、キラキラした瞳と癒される声を持つ、熊谷光紗ちゃん!

そして、番組レポーターには、なにをしてても可愛さが溢れてしまう、水野真菜三ちゃん!



このメンバーに「秘密兵器」djkei が加わって、三人で生放送乗りきりましたよ・!


朝早くから設営や回線のチェックをして本番を待つスタッフの姿や、台本を大切に握りしめる番組パーソナリティーの女の子を間近で見る事が出来て、改めて初心に帰ることが出来ました!!


だって…おれたちみんな「この仕事がしたかった!」んだもんね!!


一生懸命って気持ちいいな…


僕もまだまだ頑張ろうと、心に決めた初秋のひとときです。

2011年8月12日  0:00
幸せはすぐ近くにある…遠くを探さなくていい!
場所は某パチンコ店の駐車場。



焼き鳥の屋台車を営む男性。



時間は夜10時を過ぎているので片付けを始めたようだ…



そんな時…


襟足だけちょっと長めにした髪型の、5歳くらいの男の子が、屋台車の、ちょうどたたむ途中のステンレス板横から顔を出し、父親であろう男に向かって、屈託のない笑顔でこう言った…


『お父ちゃん!今日もいっぱい売れたね!嬉しいね!』



少し苦笑いの父親は…


『おぅお前が居ると売れるな!』


と返事をした。



男の子は、満面の笑顔でうなずくと…

お父ちゃんお父ちゃん!って言いながら、片付けをする父親の背中に飛びついたり、少し邪魔をしてみたりした。



おそらく、母親はなく…

きっと保育園に行くよりお父ちゃんと一緒がいいのだろう…


しかし、どんな理由があれ、小さな子供にとって母親が居ないことが、少しも寂しくなんてない…ってことは想像出来ない。

あの日、母親を追って泣いた息子は、それ以来、父親の前で涙を流すことを必死で拒んでいる。


だって…じゃないとお父ちゃんが崩れてしまいそうだから。




仕事が片付き、男2人でこれからアパートに帰り、小さめのお風呂に一緒に入るんだ…





男の子は、お父ちゃんが今日の売り上げの計算をしている間に眠くなってしまう…


夢の中でまで涙を押さえるのは難しい。

息子の頬に伝う涙を見ながら、父親は自分を振り返る。

夢など持たなかった父親が、息子の存在の大きさに気付き、息子の寝顔を見ながらこうつぶやく…


『お前が居るおかげで、おれの人生も捨てたもんじゃなくなったな…これからもお前のために生きるからな!』









皆、誰にも奪うことの出来ない自分だけの人生を生きている…



それだけで、十分溢れるほどの幸せに等しい。

2011年8月6日  0:00
世界に一冊の短編小説…夢をあきらめなかった父親
今からおよそ六年前、僕は同級生と安い料金が売りの店で酒を酌み交わしていた。


相手は小学校から同じ学校に通う「義彦」という男。

彼は普段は、高校を卒業してから勤める工場に、毎日通う真面目な父親である。

幼なじみの奥さんと、上は小学生の女の子、下は幼稚園に通う男の子を持つ、ごく普通の幸せそうな家庭を持っている。


そんな彼が、他愛ない話の最中に、突然真面目な顔でこう切り出した…


「おれパイロットになりたいんだ!」


年齢は40歳…子供のころ思うような夢は、もうあきらめなければいけないと勝手に思っていた僕は、少し呆気にとられていた。


翌日、僕は職場に向かうと、ラジオパーソナリティーのもう1つの重要な仕事であるCM ナレーションの読みが待っていた。

その最初に記された文字に息をのんだ…

「あなたもパイロットになれる」


とある大学の新設学科の募集CM だった。


大学の担当の方に僕は、質問をぶつけてみた!!

「僕もパイロットになれますか?」


すると少し優しい笑顔でこう答えてくれた…

「なれますよ!入試はありますがなれます!」


僕は仕事の合間に、夢中で電話をかけた。

もちろん相手は、同級生の義彦だ!!


どうやら就業時間だったらしく…「お前パイロットになれるぞ!」とだけ留守電に入れて連絡を待った。


夕方の5時を過ぎたとたん、僕の電話が鳴った。


義彦だ!!


少し上気したかのような声で、義彦は僕の話しにうなずいた。

「おれ挑戦する」



僕の携帯電話が鳴って起きた…

夜中の2時だった。


義彦からの電話!


いつになく興奮気味に義彦は…

「今まで家族会議をしてたんだ!おれ会社もやめてパイロットを目指すよ!」


突然の申し出に、僕は戸惑った…


何より、幸せそうな家庭に、もしかしたら余計な一石を投じてしまったかも知れないからだ…


「奥さんも起きてるのか?起きてるなら代わってもらえないか?」


心配になった…奥さんは困惑してるに違いない。


元々知らない仲ではない、義彦の奥さんに代わってもらって第一声!

僕は謝った…「ゴメン!!おれ余計なこと…」


奥さんは、少しも慌てることなくこう答えた。

「いえ!お礼が言いたかったのです、今まで押しても引いても反応がなかった主人がここまで本気になれるものがあったなんて…ありがとうございます!!」

そして「一緒にまた夢に向かって歩んでもらいたい」という言葉に打たれて決意したというエピソードも伝えてくれた。


本気になった義彦は、昼夜を問わず受験のための勉強をし…

決して安くはない学費や生活費を紡ぎ出すために、アルバイトに精を出した。


一緒に…その言葉を胸に奥さんも生活を一から見直し、同じようにパートに向かう日々が続いたという。


時には挫折の二文字が頭をよぎったろう…入試を驚異的な努力ですり抜けたと聞いたのは、次の年の春だった。


僕はと言えば、時たま聞く様子に胸が締め付けられる思いだった。


きっかけを作ったままで歯がゆい思いをしていたから。


しかし…五年ほど経ったある夏の日、一通の招待状とメッセージが届いた。


義彦からの手紙!


とあるセレモニーの案内と共に、家族席への招待だった。

日時は、9月1日防災の日。


僕は9月1日、15階建てのビルの屋上でヘリコプターの出発式の会場に居た。

義彦の家族も同じ席いる。


奥さんは、今までの事を思い出してか、ずっと涙が止まらない様子だ。


中学生になった女の子と、小学生の中学年になった男の子も、少し緊張した面持ちで隣りに座っている。


セレモニーで登場した義彦は、青いつなぎに青いヘルメットを脇にかかえ敬礼をし、赤じゅうたんの上で任命書を受け取った。

そう、ドクターヘリの操縦士として大きな一歩を踏み出したのだ。


決して年齢にふさわしい役職ではないだろう…自分よりも数段年下の上司についていくことになるかもしれない。

しかし!


「ついに様々な困難を乗り越えてヤツは夢への高い階段を登ったんだ…」

僕は感動で目頭が熱くなった、でもなぜか泣くわけにはいかないとこらえていた。


家族の感動にくらべたら…

そんな思いでこらえていただけだ。



そんな中、セレモニーが終わりヘリコプターに乗り込む前の時間。


義彦は家族のところにかけより、こう告げた。

「おれは何度もあきらめようと思った、でもお前たちがずっと支えてくれた、ありがとう!」

子どもたちをじっと見つめながら義彦は続ける。

「実はもうひとつの夢があったんだ…それはおれの子どもたちが父親の絵を描くとき、おれは空を飛んで居たかったんだ!」


その言葉を聴いたとき、僕はあふれる涙を止めることは出来なかった…


きっと子どもたちは父親が大空を舞う姿を残すだろう。


やる気に満ちた父親を誇りに思うだろう。


義彦は、時に泥にまみれ、時に負けそうな自分からまた立ち上がり、欲望も必死に抑えて、夢のために隠れて爪を研いでいた。


あきらめなければ夢は叶う!


夢の先には大空がまっている!

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