工学博士のお部屋・・・なんてな
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鹿島田 千帆
鹿島田 千帆
2006年2月11日  0:00
カロン・セギュールをグラスでいただける店。果報者のカンカン
毎週金曜日午後1時からお送りしているB-CAFEのウィークエンドリポートのコーナーで宇都宮市県庁そばワシントンホテル『碧柚亭(あおゆずてい)』をご紹介しました。

インタビューに答えてくださったのはマネージャーの佐藤さん。

実はね!彼女は私がワインコーディネーターを受験した同期生なんです。サービスをする人はソムリエ、それ以外はワインコーディネーターorアドバイザーという呼称になります。そして去年彼女は『碧柚亭』のマネージャーさんになりました。

概観は大谷石でシックなお店。お店の中も和とニューヨークスタイルのおしゃれな内装で、ファンも多いそうですよ。

彼女がマネージャーをやっているということで、ワインの品揃えも豊富。

しかも!このバレンタインの期間、あのチョー有名な『カロン・セギュール』をグラスで出している!うちのリポーターカンカンがいただいたのですよ!!

うらやましすぎ!!

というのもこのカロンセギュール。バレンタインシーズンは高騰し、もちろん売り切れ続出のチョー人気ワインなんです。

以前星さんの結婚祝いに送ったのですが、この時期めったなことがない限り手に入りません。

で、なぜこのカロン・セギュールが人気があるのかと申しますと

ラベルにハートマークがあるということなんです。

このカロン・セギュールのラベルのハートのマークの由来については有名なエピソードがあるのです。

18世紀、このシャトーのオーナーのセギュール侯爵が所有する、三つのシャトー、シャトー・ラフィット、ロートシルトとシャトー・ラトゥール(どれもね、メドック格付け第1級の五大シャトーの一つ。世界でも最上のワインを造るシャトーとして知られているの)

カロン・セギュールはこんな風に語ったのです。
『我、ラフィットやラトゥールをつくりしが、我が心はカロンにあり』
セギュール侯爵のカロンに対する愛情がそのラベルに込められているというわけです。

セギュール侯爵はこの『カロン・セギュール』をとにかく愛して、その証をハートマークに託したのです。その逸話が世界中に広がり、愛する人にプレゼントを贈るバレンタインシーズンにはかかせないワインになったというわけ。

ワインアドバイザー的にいうと、単体で飲むにはかなりどっしりとしています。味わいは辛口の赤、フルボディ。光を通さないほど濃い紫色をしています。ブラックチェリー、カシス、甘草の芳醇な香で煮込み料理や、ブルーチーズや味わいがしっかりしたチーズが似合います。

実は放送後の金曜日の夜お店が大盛況だったとマネージャーの佐藤さんから連絡がありました。

バレンタインまでにカロンセギュールが完売しちゃいそうな勢いなんだって。

放送を聞いてくださった方が多かったんだなあ。ちょっとうれしくなりました。

この時期見つけることはないと思うけど、もしも万が一『カロン・セギュール』を見つけたら絶対に買いですよ!
ネット通販でもチェックしましたが、5000円から高いのだと1万2000円。しかも手に入りません。

もしも、このワインをもらった男子(だんすぃー)がいたとしたらあなたは、チョー果報者です。

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