とろろのトロトロ日記
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中野 知美
中野 知美
2013年1月30日  22:17
納豆売りは経木か竹の皮か・・・
昨日ブログにUPしたフェイクスイーツへのメッセージ
ありがとうございます♪とっても嬉しいです(>▽<)

本日のリポートは、木をうすーく削って包み紙にした
経木(きょうぎ)= きっかわ の方が馴染みがあるのですか?
・・・をご紹介しました。

今では県内でたった2件となった経木工場。
那須塩原市の工場にお邪魔しました。詳しくは
B-UPモーニングリポートから見てくださいね。

拡大画像
自然そのまま、生きた木を使うから包むものの水分を
上手に調整してくれて、最後には土に還るという
驚きの包装紙!香りもいいし、なんて素敵なアイディアだろうと
本当に感心しました。

特に海苔を巻いたおにぎりを包むと、水分がちょうどよくなって
しっとりした海苔に、ふんわり木の香りがして、最高です。

実際に、経木に包んだおにぎりを用意してくれていました。
たしかに、ラップやホイルに包むと出てしまう
あのベタっとした水分がゼロ。この水分の含み具合は木が生きているからこそ。
拡大画像
もぐもぐもぐ・・・

経木のお土産をいただいたので、ラジオ局に戻って、
昔使ったであろう人生の先輩方に配って回ったら、
思わぬ懐かしい?(私にとっては新しい?)話が聞けました。

「昔は、宇都宮の中心部でも、納豆売りがきていて、小分けにした納豆を
経木に包んで販売していたんだ・・・。いや、あれは竹の皮だったかな??」

納豆うり?!

それは豆腐売りみたいなものですか??

なにやら「パ~フ~」というお豆腐屋さんの馴染みの
笛の音とは違った納豆売りの音があったらしいのですが
誰も思い出せず・・・。

どんな音だったんだろう(゜O゜)

そしたら、「そういえば金魚売りも来ていたなぁ・・・」
という話に。

金魚売りは天秤で売りに来ていたと・・・

天秤??

・・・って、あの、時代劇なんかでも見かける、桶が棒の左右に
付いているやつですね。

数十年前のことなのに、どれだけ日本が変わったのだろうと
経木を見ながら、かつての宇都宮の風景を想像しました。

すごく素敵な思い出まで運んでくれる。
そういうリポートがこれからも出来たらいいなと
思っています。
拡大画像
 ↑ 経木工場では、そんな昔を思わせる?スゴイ薪ストーブを
使っていました。

火の見えているところに、木の廃材を投入すれば、
広い部屋全体をグングン温めるすごいパワー。

ストーブの周囲を囲んでいる四角い枠の中には
水が張られていて、自然に温められると蒸気も
出る加湿器の役割にも。上ではヤカンも沸かせるし!

今日はすごい!スゴイ!!と言いっぱなしでした。

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