ワタナベ隊員の調査ファイル
プロフィール
渡辺 裕介
渡辺 裕介
2011年3月15日  0:00
いまできること。
大震災発生から4日。
やっと落ち着いて自宅のパソコンの前に座れた。
ネット経由で「JFNヒューマンコンシャス募金」に募金したよ。

金額は大きくはないけど、被害にあった誰かの助けになってほしい。

実は、大学時代の友達サトル君が仙台に住んでる。
ずっと連絡がとれなかったけど、今日、やっと連絡がとれた。
本人も、家族も、無事だった。本当にホッとした。
でも、彼はちょっと疲れた声で語った。
「電気がないんだ。食料品も、水も、トイレットペーパーも少ない。店に4時間並んでも、何も買えない。いつまで続くかわからないし、正直不安だよ。」

友達が困っているなら手助けしてあげたい。
でも、送ってあげたくても、郵便も、宅配便もストップしている。
車で搬送しようにも、高速は使えないし、ガソリンも時間も十分に無い。
何もできない自分の無力さを痛感しました。

自分にできることを考えた。
まずは「我慢」。
限りある資源(ガソリン、食料品、日用雑貨etc)が被災地に優先的に送られる現実を受け止め、少々不便な生活も耐える。直接の被災地支援ではないけど、「節電」も。

そして「寄付」。
衣類や毛布を送りたいと意志表示する方もいらっしゃいますが、その時の被災者に「本当に何が必要か」、それが大事なポイント。お金なら「毛布」にも「食料」にも、そして「復興」にもカタチを変える。

我慢と寄付で、みんなで「日常」を取り戻そう。

サトル君には流通が落ち着いてから『おいしい餃子(冷凍)』を送ることにする。


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