ワタナベ隊員の調査ファイル
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渡辺 裕介
渡辺 裕介
2013年3月19日  19:29
隊長! ラジオで伝えにくい「アート」の話ですが・・・
先日、m.o.v.eのラストライブのために、
江戸に行ったとき、実は六本木にも足を運んでおりました。

"アルフォンス・ミュシャ"の展覧会が、六本木ヒルズで開催中!
昔から好きな画家さんなんです。
代表的なリトグラフ(石版画)だけでなく、油彩や写真も多数あると聞いていたので、「これは行かねば!」と。

展覧会の正式タイトルは『ミュシャ財団秘蔵 ミュシャ展~パリの夢 モラヴィアの祈り』

入場券は大人1500円也。
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場内は当然、撮影禁止なので、ポスター写真だけですが。

展覧会は非常にボリュームのあるもので、大満足でした。
特に、有名な作品の「習作」が多数あった点には感動しましたね~。

リトグラフは大量生産可能な芸術なので、
極端に言えば、刷り上がった作品(←僕たちが、いま見ているもの)を描いた本人が見ていない可能性もあるわけですよね。
その点、習作(下絵のようなもの)は、紙やカンバスに芸術家が何時間も、何日も向き合ってできるもの。
どんな気持ちで書いていたのかな~、と妄想が膨らみます。
100年以上前の鉛筆画が、目の前にあると、感動もひとしおです。

ミュシャの「芸術シリーズ」は、習作4点の隣に、完成品4点が並べられ、見比べることもできました。

「習作」のこの部分がちょっと変わったのかな~・・・なんて思いながら、時が経つのも忘れて作品に見入っていました。
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今回の展覧会では、ミュシャの人物像についても詳しく紹介されていて、

10代で画家を志したミュシャ。

『芸術のための芸術』を追求するのではなく、大衆のための『美』を求め続けたミュシャ。

故郷への大きな愛情をもちつづけたミュシャ。

さまざまな"顔"が見えました。

ちなみに作品の紹介パネルには製作年も表記されているんですが、
同じ年に発表された作品もかなり多く有り、"かなりの働き者"だったことも伺えました。
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売店で見つけたのが、会場限定のガチャガチャ(200円)。

ミュシャの「四季」シリーズの美女を、デザイン会社Panson Worksがキャラクター化させたもので、全5種類

なかなか可愛いマグネットです。

ミュシャ展は六本木ヒルズで5月19日まで開催中ですよ。
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