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2019年7月10日

☆まつり☆

紹介絵本 「まつり」 作:いせひでこ 講談社より 1,728円
 
 いよいよ熱い、暑い夏がやってきます。あちらこちらでお祭りや花火大会など、夏のイベントが盛りだくさんです。7月20日は地元祖母井神社の夏祭りなのですが、私たち家族もお囃子会に入っていて毎年楽しみにしています。そして!今回紹介する「まつり」は作者ゆかりの地、鹿沼市の秋祭りが舞台となった絵本です。
 主人公の少女さえらは、日本にやってきたパリの植物学者を庭師のおじいちゃんとともに、江戸時代からつづく地元の秋祭りに案内することになりました。この地で育った木で作られた彫刻屋台を組み立てるところから祭りの準備ははじまります。奥の山へ続く杉並木を抜けると大きなお宮さんがあり、屋根や壁には木彫りの動植物たちが飾り付けられています。それらの彫刻は、何百年も前から彫り師や職人たちの技で木に命を吹き込んできました。いよいよ祭りの日、太鼓の音が響き渡り、次々と屋台の提灯に火が入ります。わらわらと灯りを持った子どもたちが集まってきます。各町自慢のお囃子のぶっつけ合い。法被の背中の文字は各町の誇りです。そして夜が更けて祭りは最高潮へ。
人々が知と技で伝えてきた日本のこころ「まつり」が躍動感あふれる水彩画で描かれています。美しい水彩絵具のにじみは、歴史を刻んできた屋台彫刻や伝統を受け継ぐ人々の永劫と、提灯の火とともに燃え尽きる祭りの刹那を同時に表しているかのようです。ぜひこの夏、手に取ってほしい絵本です。

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