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古澤剛の音楽的な放浪記 21:00~21:30
2024/3/29 21:07/ブルースマン/古澤剛
文:竹下文子 絵:町田尚子
小峰書店より
2月22日はニャーニャーニャーで猫の日なので、猫の絵本を紹介します。
表紙には、こちらをじっと見つめるキジトラ模様の猫。耳と鼻には喧嘩の跡。なんとなく不安げで寂しそうな表情。きっと野良猫なのでしょう。タイトルどおり、この猫には名前がありません。靴屋さんの猫の名前は「レオ」。レオは、ライオンという意味の立派な名前だと、いつも自慢しています。本屋さんの猫は、元気由来の「ゲンタ」。お客さんたちが必ずゲンタに声をかけていってくれます。ほかにも、八百屋さん、お蕎麦屋さん、パン屋さん、喫茶店などの飼い猫たちが、みんな名前を持っています。そんな、「名前」に憧れている、ひとりぼっちの猫。
ある日、お寺の猫に「自分で好きな名前をつければいいじゃない」と言われ、名前を探すことに。自分の好きなものをいろいろと考え、探し歩いてみますが…。名前のない猫が見つけた「ほんとうに欲しかったもの」とは?
愛猫(あいびょう)家で猫が主人公の作品を多く発表している作家と、同じく愛猫家で猫の絵が人気の画家による猫への愛に溢れた絵本です。