[番組で紹介した情報]2020年3月4日
はなをくんくん |
2020年3月4日
しつもんブック100紹介絵本 「しつもんブック100」
作:tupera tupera 青山出版 手のひらサイズの絵本。何かの形に似ていませんか?そうです、スマートフォンです。最近はすっかり日常に欠かせないスマートフォンですが、こちらのスマートな本も、持っているととっても楽しくて、便利なアイテムになること間違いなしです。 タイトル通り、この絵本には100個の質問が載っています。ページを開くと、はじめに、このような文章が書いてあります。 「とおくのひとや、あったことないひととつながることはたのしいけれど、 いま、めのまえにいるひとと もっとつながってみるのもいいんじゃない?」 インターネットが普及して、実際に会わなくても、ラインやSNSで世界中の人たちと繋がることが可能になりました。それでもやっぱり、直接会ってコミュニケーションをとるのとは全く違います。家族や友人のほか、初めてあった人、この絵本を通してもっともっと仲良くなったり、新たな発見があったりするはず!友達みんなでワイワイやっても、はじめましての人と仲良く手段として、一人で自分自身と向きあうなど、使い方は自由です。大人も子供もぜひこの絵本でコミュニケーションを楽しんでください。 |
文:ルース・クラウス 絵:マーク・シーモント
訳:きじまはじめ 福音館書店より
木々が芽吹き始め、少し前までは鮮やかに見えていた山々も春霞でその雄大な姿を消し、着るものも一枚少なくなり、いよいよ春の訪れを感じる今日この頃、53年前に出版された世界的な名作絵本を紹介いたします。
長い冬の間、森の中では動物たちが雪の降り積もった地面の下や木の中で眠っています。
ある日、目を覚ました野ねずみが鼻をくんくん。くまが鼻をくんくん。かたつむりが殻の中から、りすが木の中から鼻をくんくん。真っ白い雪と枯れた木々の間を、動物たちは何かに向かってワクワクしながら走っていきます。
モノトーンの森の中に一番乗りに色づいた春に向かって…。
マスクが欠かせない花粉症の私には、なかなか鼻をくんくんする事がありませんというか出来ません。しかし、寒かった冬に別れを告げ、あたたかな春を迎えるこの季節、新たな希望に向かって心の鼻をくんくんさせたいものですね。