[番組で紹介した情報]2019年2月27日
「あいうえおでんしゃじてん」 |
2019年2月20日
「ぼくのにゃんた」「ぼくのにゃんた」 作:鈴木康広 ブロンズ新社より
2月22日はニャンニャンニャンで猫の日です。この日は日本だけですが、世界には猫を愛する記念日がそれぞれあるようです。猫キャラクターやグッズも数多く、今や猫カフェができたり、テレビでも本でも、普段の生活で猫に関する情報が常に目に入るようになっています。すべての猫好きの皆さんに是非紹介したい絵本がこちらです。 僕が飼っている猫の「にゃんた」は、ちょっと変わっています。気が付くといつもすました顔をして、何かになっているのです。バニャニャや、ドーニャツ、にゃどかりなど…。身近なものに溶け込んで、いつも僕を幸せな気持ちにしてくれました。 そんなある日、僕の目の中にいるにゃんたに気付きます。それ以来にゃんたとは会えなくなってしまうのです。僕は悲しい気持ちでいっぱいになりますが…。 とてもあっさりした表紙ですが、物語の中には愛がいっぱい詰まっています。 にゃんたのゆるーい変身ぶりに、思わず誰もが笑ってしまうでしょう。 おかしくて優しくてせつない、少年と猫のお話。身近なものを題材に、斬新な作品を制作する人気現代アーティスト、鈴木康広さんの初の絵本です。ぜひ、手に取ってご覧ください。 |
2019年2月13日
「どこどこハート」どこどこハート 作・絵 tupera tupera ブロンズ新社
もう少しでバレンタインデー。この時季は男性も女性もそわそわしているのではないでしょうか。 最近は義理チョコだけではなく、感謝の気持ちを込めて「友チョコ」や「家族チョコ」なんていうのも一般的になってきました。大切な人へ心をこめて絵本も一緒にいかがですか? この絵本はとにかくハートがいっぱい詰まっています。 大きいものや小さいもの、カラフルなハートが絵の中にたくさん散りばめられていて、見つけたり数えたり、とても楽しい絵本です。ページをめくるたびに幸せな気持ちになること間違いなしです。 お母さんから赤ちゃんへ、初めてのバレンタインデーの贈りものにも最適です。 tupera tupera(ツペラ ツペラ) 亀山達矢と中川敦子によるユニット。絵本やイラストレーションをはじめ、工作、ワークショップ、アートディレクション、舞台美術、アニメーション、雑貨など、様々な分野で幅広く活動している。 |
2019年2月6日
「いっさいはん」「いっさいはん」 作・絵:minchi(みんち) 岩崎書店より
パッと見、とってもかわいくて癒される表紙です。 でも、よく見ると、おにぎりを握り潰し、顔も体もテーブルもイスもおそらく床もご飯粒だらけ。小さなお子さんがいるご家庭では、日常の出来事かもしれません。 一歳半という年齢は、歩きはじめて、自我が出てきて、色々なことに興味を持ち始める時期です。 同時にパパママにとっては可愛いけれど、とても大変な時期でもあります。作者がツイッターに描いていた子育て「あるある」が大反響となり、一冊の絵本になりました。 おむつを替えようとすると暴れだす、落ち着いて食事ができない、穴があったら何でも詰める、箱があったらとりあえず入る、静かにしているときはだいたい散らかしている、などなど。 予測不能の一歳半児のあらゆる行動が図解されています。あまりにも「あるある」過ぎて、ニヤニヤしてしまうこと間違いなしです。 このような時期は、子供が成長していくほんの一瞬かもしれません。そう思うとなんだか愛しくて胸が熱くなるようです。 子育て経験者はもちろん、大きくなったお子さんと一緒に読んで、こういう時期があったことを笑い合うのもいいですね。 |
2019年2月4日
「オニじゃないよおにぎりだよ」紹介絵本 オニじゃないよおにぎりだよ
作:シゲタサヤカ えほんの杜 タイトルから、表紙からもう面白さが伝わってくるこの絵本。主人公は三びきのオニ。オニはおにぎりが大好きで、いつだっておにぎりばかり食べているんですって。 そんなある日、オニたちはいつものようにおにぎりを食べていると、人間たちがやってきて、オニたちと遭遇してしまいます。 あわてた人間たちは、自分たちのお弁当のおにぎりを落としていってしまいます。 しかし、オニたちがその落し物に気付いたのは長い時間がたった後。 オニたちは固くなってまずくなってしまったおにぎりを食べました。 「人間はこんなまずいおにぎりを食べていたのか!」と、ショックを受けたオニたちは、おいしいおにぎりを人間たちに食べさせてあげようとするのですが、やっぱり怖がられたり、逃げられたりでなかなかうまくいきません。 おにぎりへの情熱をなんとか伝えるようとするオニたちの行動や表情がたまらなくおかしく、また、失敗してもまた挑戦する姿には勇気さえももらえます。 こんなオニもいるのかと、オニが怖いお子様にもきっと喜んでもらえる一冊になるはずです。 |
絵:くにすえたくし & はるくゆう 文:さかいそういちろう
作:視覚デザイン研究所
文字が線路になっていて、それをなぞると字が覚えられるという画期的な絵本です。
書き順は、文字の上を走る線路を指でたどって覚えられるようになっています。
どのページにもそれぞれのひらがなのつく電車が登場します。
また、そのページに載っている電車と駅のひとくちコメントも充実。その他、あいうえおで探す全国路線地図など、見るところ満載です!「あ」から「ん」まで読み終わると、日本一周をしたようなとっても充実した気持ちになりますよ。
絵本のサイズも大人の手のひらサイズぐらいで、これを持って旅行もいいですね。
(参考:社名の由来
35年前から視覚表現の研究を始め、2000年に無意識の感情を読み取る画期的な技術を開発し視覚言語と命名しました。出版社らしくない社名ですが、基礎研究と出版の両面を追求し続けます。
0~10才に出会う絵本は、子供の共感する力を育てる大切な舞台です。明るく健康な共感力が育つように編集された良質な絵本をお届けします。
※2月は来年度小学校入学の一日入学があります。入学する前に「あいうえお」をちゃんと覚えたいという方に、ドリルなどもいいですが、絵本を使って覚えるのをもおすすめです!他にもいろんな作家さんのあいうえお絵本があります。当店にも揃っていますのでぜひご来店ください