[番組で紹介した情報]2019年6月26日
「カエルのおでかけ」 |
2019年6月19日
「イーラちゃんとあめふりピアノ」紹介絵本 「イーラちゃんとあめふりピアノ」
作:しまだともみ 主人公のイーラちゃんはかわいいけれどおてんばな女の子。イーラちゃんのお部屋からはでたらめなピアノの音が聞こえます。本当はとても上手なのに、どうして? ある日、イーラちゃんの素敵なピアノの音色に魅かれてカエルの王さまがやってきました。ピアノが苦手な王さまはイーラちゃんに、雨を降らすことが出来る「あめふりピアノ」を弾いてくれるようにお願いします。イーラちゃんが喜んで引き受けると、あら不思議!たちまち体が小さくなり鍵盤が道のように伸びて、いざカエルの国へ。干からびた池の真ん中に「あめふりピアノ」がありました。はたしてイーラちゃんはカエルの国に雨を降らせることができるのでしょうか?そして、でたらめなピアノの音の秘密は? 日光霧降高原・日光市街各所で、只今「キリフリ谷の藝術祭」が開催されています。今週末、当店も霧降高原にある素敵なペンション、トロールの森にて、23日、森の絵本屋さんを開催します。当日は絵本あそびや、ワークショップなども予定しております。また今回の紹介した絵本の作者、しまだともみさんも日光市のご出身です。「山のレストラン」にて、新作絵本の原画展も開催されています。梅雨の時期は何となくお出かけが億劫ですが、キリフリの森はとても雨が似合います。たくさんの藝術にふれあいに、ぜひ、足を運んでみてください。 |
2019年6月12日
「パパのしごとはわるものです」紹介絵本 「パパのしごとはわるものです」
作:板橋雅弘(いたばしまさひろ) 絵:吉田尚令(よしだひさのり) 1,404円 岩崎書店より ある日ぼくはこっそりパパの車に乗り込んだ。学校の宿題でお父さんの仕事を調べるために。ぼくのパパは筋肉モリモリだけど、いったい何をしているのだろう?着いたところはプロレス会場。リング上ではかっこいいヒーローレスラーとマスクの悪役レスラーの熱戦がはじまる。ぼくは観客と一緒になってヒーローレスラーを応援した。悪役レスラーの反則攻撃に頭にきて思わず叫んだぼく。そのとき悪役レスラーのマスクの中の目とぼくの目が合った!えっ?もしかしてぼくのパパって? 思わずウルッとして心が熱くなる、父と息子の絆を描いた感動の物語です。去年の秋には映画化され、大絶賛、大ヒットした話題作です。映画と同タイトルの続編絵本「パパはわるものチャンピオン」と、さらに続編の「わるものパパのだいだいだーいファン」もぜひ合わせてご覧ください。 |
2019年6月6日
「あかちゃんうさぎとパパ」紹介絵本 「あかちゃんうさぎとパパ」
作:パッツィ・スキャリー 絵:リチャード・スキャリー 訳:木坂涼 (きさかりょう) 好学社 より 大家族のうさぎ一家に、待望の赤ちゃんが生まれました。パパは嬉しくて、赤ちゃんをたかいたかいしながら問いかけます。 「おおきくなったら このこは なにになるだろうね」 ママは、制服の似合うしっかりしたおまわりさんになるかもしれない、と言います。そしてパパは、愉快なだぼだぼの服を着た人気者のピエロになるかもしれない、と言います。すると、お兄ちゃんが、かっこいいカウボーイだよ!と。おねえちゃんはパイロット、大叔母さんは消防士、大叔父さんは汽車の機関士、おじいちゃんはライオン使い、おばあちゃんは郵便屋さんに…。家族みんなで赤ちゃんの未来を幸せそうに話しています。そのそばで赤ちゃんはにこにこ笑って、もう何になるか決めているようです。それはとっても素敵な夢なのです。 この絵本は世界中の子ども達に人気の作家リチャード・スキャリーと、妻パッツィが息子ハックに捧げたもので、1955年初版刊行、待望の邦訳です。もうすぐ父の日。家族に愛されて育つ子どもの幸せを感じながら、ぜひ皆さんで読んでください。 |
作:高畠 那生
フレーベル館
梅雨の季節は、雨でお出かけするのも大変。かといってこの季節、晴れの日ばかりでも水が不足してしまい農作物にとっては大変。いい天気というのは、人それぞれです。
今回紹介する絵本の主人公はカエルです。もちろんカエルにとっては雨がいい天気。そとはどしゃぶりのお出かけ日和です。さっそくピクニックの用意をして、マンションから自転車に乗って出発です。手づくりの秘密兵器も忘れずに。いったいぜんたい、あべこべでぐちょぐちょなカエルのピクニックはどうなるのでしょう。
おもしろいストリーはもちろん、生き生きとしたカエルの動きや表情がどのページも魅力的です。作者の絵本に必ず出てくる隠れキャラクターや、カエルの部屋のしかけなど、何回読んでも飽きない、この季節にぴったりな絵本です。公園でカエルがカツバーガーを食べるシーンは必見です!