[番組で紹介した作品]2020年5月29日
【おすすめの本】 猫を棄てる 父親について語るとき |
2020年5月22日
【おすすめの本】 ずっとお城で暮らしてるシャーリィ・ジャクスン 著 / 市田 泉 訳
東京創元社・創元推理文庫/2007年8月 18歳のメアリ・キャサリン・ブラックウッドは屋敷で、姉のコニーと暮らしている…。ほかの家族が殺された。悪意に満ちた外界に背を向け、空想が彩る閉じた世界で過ごす幸せな日々。しかし従兄チャールズの来訪が、美しく病んだ世界に大きな変化をもたらそうとしていた。 “魔女”と呼ばれた女流作家が、超自然的要素を排し、少女の視線から人間心理に潜む邪悪を描いた傑作。 <おすすめポイント> ●自分の「心のダークな部分」を知ってみたいと思いませんか? ●あなた自身は本当にピュアですか? ぜひ、書店・ネット通販・デジタル書籍で探してみて! |
2020年5月15日
【おすすめの本】 孤独のチカラ齋藤孝 著
新潮社・新潮文庫/2010年9月 著者が受験に失敗した十八歳から、大学に職を得る三十二歳までに体験した壮絶な孤独の年月「暗黒の十年」があったが、人生のうちで孤独を徹底的に掘り下げ過去の偉人たちと地下水脈でつながる時間は、成長への通過儀礼。孤独をクリエイティブに変換する単独者のみ、到達できる地点は必ず存在する。 <おすすめポイント> ●孤独は怖いものではない! ●こんな時期だからこそ、自分自身とじっくり向き合ってみませんか? ぜひ、書店・ネット通販・デジタル書籍で探してみて! |
2020年5月8日
【おすすめの本】 平場の月朝倉かすみ 著 光文社/2018年12月 朝霞、新座、志木。家庭を持ってもこのへんに住む元女子たち。元男子の青砥も、このへんで育ち、働き、老いぼれていく連中のひとり。元女子須藤とは病院で再会した。50歳になった男と女の、心のすき間を、求めあう熱情を、生きる哀しみを、圧倒的な筆致で描く大人の恋愛小説。 <おすすめポイント> ●「あなたにとって必要な人」は誰ですか?と考えるきっかけになる本。 ●恋をあきらめていませんか? ぜひ、書店・ネット通販・デジタル書籍で探してみて! |
2020年5月1日
【おすすめの本】 熱源川越宗一 著
文芸春秋/2019年8月 故郷を奪われ、生き方を変えられた。それでもアイヌがアイヌとして生きているうちに、やりとげなければならないことがある。北海道のさらに北に浮かぶ島、樺太(サハリン)。人を拒むような極寒の地で、時代に翻弄されながら、それでも生きていくための「熱」を追い求める人々がいた。明治維新後、樺太のアイヌに何が起こっていたのか。見たことのない感情に心を揺り動かされる、圧巻の歴史小説。 <おすすめポイント> ●自分の「アイデンティティ」について考えるきっかけになる本。 ●読むだけで、アイヌ文化にも詳しくなれそう。 ぜひ、書店・ネット通販・デジタル書籍で探してみて! |
文藝春秋 / 2020年04月23日
村上作品の原風景がここにある 村上春樹が初めて自らのルーツを綴ったノンフィクション。中国で戦争を経験した父親の記憶を引き継いだ作家が父子の歴史と向き合う。
ぜひ、書店・ネット通販・デジタル書籍で探してみて!