今年も多数のご応募をいただきました20秒ラジオCMコピーコンテスト「BERRY GOOD CM 2017」。
多数の応募作品の中から、今回のグランプリが決定しました!
各作品のCM音源はPODCASTでお聴きいただけます。ぜひチェックしてください。
■グランプリ作品
スポンサー名 | 作品名 | 製作者名 | 講評 |
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下野新聞社 | 宝石店襲撃 編 | 齋藤公佑 様 | 地元を愛する強盗のキャラクターがかわいらしくて、グランプリを選ぶために入賞作を見直していっても結局はこの強盗に戻ってしまいます。これからも地元の新聞をせっせと読んで、いい強盗になっていただきたいです。 |
■各スポンサー別優秀作品(グランプリ作品を含みます。)
スポンサー名 | 作品名 | 製作者名 | 講評 |
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下野新聞社 | 宝石店襲撃 編 | 齋藤公佑 様 | 強盗が地元の新聞を読み、地元精通し、地元に愛情を持っていることがとてもよくわかります。強盗のキャラがいいですね。愛嬌がありますね。地元を愛する人が読む新聞…というより、新聞を読んでいるから地元を愛するようになって、こんなキャラが生まれたのでしょうね。 |
東京オート | 新たな想い出 | 小竹達雄 様 | 何よりも車を見る目があたたかく、読後感がほのぼのといたします。夫の最後のひと言が東京オートへの信頼を端的にあらわしていますね。 |
栃木県農業振興公社 | 地に足を着けよう | 遠藤弥生 様 | 笑ってしまいました。確かに農業は地に足がつく仕事ですね。宇宙飛行士が耕した畑はどんな作物が出来るんだろう。いきなり夢が巨大に膨らんだ気がしますね。「地に足がつく」という言葉からこの発想が生まれたのが素晴らしいです。 |
青源味噌株式会社 | 食べ比べ | 田名瀬新太郎 様 | 400年続いている味噌屋さんの人気商品が餃子と甘酒というのは、説明するのがむづかしいですよね。応募作を読んでも、そのあたりでもがいている作品が多かったと思います。その中で「食べ比べ」編は餃子一本に絞って書いたのが成功してスッキリと仕上がっていました。 |
うつのみや表参道スクエア「ミヤスク」 | アリバイ | 大江智之 様 | トリックがたいへんわかりやすく、また納得しやすい原稿と思いました。刑事も容疑者もいたということが「みんなが集まる」の説明にもなっています。 |
栃木県自動車整備振興会 | 最高→最悪 | 斗内邦裕 様 | タイトルの通りに最高の瞬間から最悪の結果が起こり、その理由がクルマの点検をしていなかったというストーりーがたいへんわかりやすく面白いです。 |
那須どうぶつ王国 | お父さんの眼差し | 篠原瑞歩 様 | 那須どうぶつ王国は毎年かわいい原稿がたくさん出品されてくるので楽しみにしております。それなのに今回選んだのは暗い原稿です。過去現在の原稿の中で暗さナンバーワンと言えます。しかし、翼に憧れていたことを思い出す父と、父の心の中を覗き込むような息子の眼差しは、動物園でこんなことが起こったら素敵だなと思わせてくれます。 |
■総評:審査員 中山佐知子
今年もたくさんの応募をありがとうございます。楽しく審査させていただきました。
今年の入賞作品は笑えるものがあれば、ほのぼのホームドラマもあり、バラエティ的にも面白いと思います。20秒CMを20秒で書くというのは案外にむづかしいもので、言葉を選び抜き、削りに削って、それでも内容が理解されるように、しかも面白がってもらえるように書かねばなりません。そのかわりうまく書けたときの達成感は心地よいものと思います。
来年もお待ちしておりますので、初めてラジオCMを書いてみようというかたもぜひご応募くださいね。