[番組で紹介した情報]2017年3月22日
☆今回は、宇都宮動物園のカバを紹介☆それでは、各施設からのお知らせをお伝えします。
まずは、「栃木県なかがわ水遊園」さんから。 春の企画展「突撃!!となりの外来種」が、好評 開催中です! ちょっと難しそうなテーマですが、アメリカ・ザリガニがリポーターになって、いろいろな外来生物に会いに行く!というわかりやすい展示になっているのでご安心を。 そして、なんと!今週末3/25には、食用ガエルともよばれる ウシガエルの試食会を開催します。 意外と美味しい、ウシガエル。 この機会に、ぜひ! 11:00~先着100名様です。 スタッフ一同、笑顔で、皆様のご来園をお待ちしております。 次に、「那須どうぶつ王国」さんから。 驚きと感動を提供する那須どうぶつ王国は、4月18日まで毎日営業いたします。20周年記念事業 第1弾として、熱帯の森が、オープン! 「ナマケモノ」は驚くほど近くで観察でき、 小型のサル・コモンマーモセットが、走り回る! オニ・オオハシや、オウギバトも、自由に室内を飛びかいます。 まるで、ジャングルに冒険へ出かけたような気分を味わえますよ。 オオコウモリも、室内スぺースに隠れているので、ぜひ、探してみて下さいね。野生の息吹と生命力を感じる熱帯の森、どうぞご覧ください! ご紹介してきた施設の詳しい情報については、直接、それぞれの施設まで お問い合わせください。 |
カバは、陸上動物で「サイ」と共に、「ゾウ」の次に大きな体をした動物です。
大きなオスでは、体長が5mを超え、4500㎏近くになるものもいるとい
われています。
平均的には、体長3~4m程で、2000㎏~3500㎏の大きさになりますよ!
野生では、サハラ砂漠より南のアフリカの河川や湖、沼の近くに生息し
ています。
宇都宮動物園では、メスのカバ『ハナ』を飼育しています。
カバの寿命は飼育下では約50年といわれているので、9歳のハナはまだ
まだ若い女の子です。
カバは、ずんぐりむっくりな体型をしているため、動きが遅い
ように思われますが、短い距離なら時速40㎞程で走ることができます。
人類最速の男ウサインボルトでも、時速35㎞くらいなので、カバの方
が早いです!!びっくりですよね!?
また、カバは縄張り意識が強いため、野生での動物による人の死亡事故はカバが最も多いと言われています。
カバには、弱い部分もありまして、カバの肌はとてもデリケートで、
ヒトよりも3倍、水分を失いやすいといわれます。乾燥にも弱いので、
乾燥しないように、昼間は水の中で暮らします。
カバは水の中で生活しやすい体になっています。足の指の間には水かきがついています。目と鼻と耳が顔の上の方についているので、水中から少しだけ顔を出せば周りの様子がみれるようになっています。
鼻は自らふたが出来るようになっていて、4~5分くらいもぐ
っていられます。
陸に出て、日差しにあたっていると赤い汗をかいていることがあります。
実際には、カバには汗腺がないので汗ではありません。この赤い汗とい
われているものは、乾燥や紫外線から皮膚を守り、細菌の繁殖をおさえ
る効果があるといわれている分泌液です。これで自分の肌を守っている
んですね。
こうして、色々とカバのことを知りながら見るって、楽しいですよ☆
当園の「ハナ」は、ガイド時に間近で見ることが出来ます。赤い汗といわれている分泌液もみることが出来ますので、ぜひハナちゃんにも会いにきてくださいね♪