[番組で紹介した情報]2017年4月3日
☆今回は、栃木県なかがわ水遊園さん☆続いて、各施設からのお知らせをお伝えします。
まずは、「宇都宮動物園」さんから。 今年の春休みは、宇都宮動物園で、海の生き物と触れ合ってみませんか? 4月1日(土)と、2日(日)、午前10時30分から午後3時まで、 アクアマリンふくしまの移動水族館を開催します。 海のない栃木県で、海の生き物と触れ合うチャンス♪ かわいい動物たちの他、不思議な海の生き物にもさわれる2日間は、 いつもの倍、お楽しみ頂けますよ。 また、ハリスホークのハルマ君のショーが、今週末から復活します!! カッコよく飛ぶハリスホークを見ながら、少し、鷹(たか)について、 勉強をしてみませんか? ホワイトライオンも楽しめる宇都宮動物園で春の素敵な時間をお過ごし下さい。 次に、「那須どうぶつ王国」さんから。 驚きと感動を提供する那須どうぶつ王国は、4月18日まで毎日営業いたします。20周年記念事業・第1弾として、「熱帯の森」が、オープン! ナマケモノは、驚くほど近くで観察でき、小型のサル・コモンマーモセットが走り回る! オニ・オオハシや、オウギバトも、自由に室内を飛び交います。 まるで、ジャングルに冒険へ出かけたような気分を味わえますよ。 オオ・コウモリも、室内スぺースに隠れていますので、ぜひ探してみて下さい。 6年ぶりに、フタコブ・ラクダに乗る事が出来る「体験ラクダライド」も 好評・開催中です。 ご紹介してきた施設の詳しい情報については、直接、それぞれの施設まで お問い合わせください。 |
この時期、いよいよ社会人となり、新生活を始める人がいると思いま
すが、自分たちも新入社員の頃を思い出しませんか?
なかがわ水遊園で最近始まった春の企画展「突撃!となりの外来種」で、新生活を始めた生き物たちがいるので、今日はいくつか紹介していきたいと思います。
まず、今回のテーマである「外来種」について簡単におさらいしたい
と思います。そもそも、外来種とは、一体、何でしょう?
正解は、外来種とは、もともとその場所にはいなかった生き物が、
人の手によって運ばれてきたものです。
まず初めに紹介するのは、「マダラロリカリア」です。
特徴は、何といっても体中の硬いウロコと口の形です!
この口で、岩にはりつき、コケなどを食べています。
もともとアマゾン川にすんでいるナマズの仲間で、ペットとして日本
にやってきました。私もアマゾン調査に行ったときに、似た魚を捕ま
えて食べたんですよ!
では、この魚、栃木にいると思いますか?
実は、栃木の川は、アマゾン川より水が冷たいので暮らしていくことができません。今のところ、沖縄などで見つかっているんですよー。
次に紹介するのは、「カダヤシ」です。
メダカそっくりですよね!そもそも、なんで日本にやってきたと思い
ますか?
「蚊を絶やす」で、「カダヤシ」です。
飛んでいる蚊をジャンプして食べるわけではなく、幼虫であるボウフラが好物なんですね。
ただ、日本にいるメダカと餌やすみかの奪い合いが起こってしまい、
問題になっています。ではこのカダヤシ、もともとは北米やメキシコ
にいた魚ですが、栃木にはいると思いますか?
実は、、、いるんですね。
そして、最後に紹介する魚は「ツチフキ」です。
下に向いたか口が、かわいらしいですよね?
この口を使って、砂の中にいる小さな虫などを食べます。
もう一つ、ツチフキの色合いですが、日本の魚に見えませんか?
この魚は、もともと日本にすんでいました。
ただ、西日本にしかいませんでした。
それがアユの放流に混じって栃木にもやってきたと言われています。
海外から来たものだけが外来種というわけではないのですね。
色々と紹介してきましたが、企画展「突撃!となりの外来種」は、5月7日まで開催しています!
そして、企画展の開催期間中は、身近な外来生物を、飼育係と一緒に探しに行くイベントや、外来生物を食べることができるイベントなど盛りだくさんです。
詳しくは、栃木県なかがわ水遊園のホームページをご確認ください。