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2018年1月23日

今週は、栃木県総合教育センター 教育相談部 五月女 勉さんへのインタビュー!

今週は、栃木県総合教育センター

教育相談部 五月女 勉 さん


栃木工業高校の国際交流活動についてお話を伺います。

2年前に足利工業高校を最後に定年退職し、
現在は県総合教育センター教育相談部に
嘱託で働いています。
栃木工業高校では、
平成24年度から25年度の2年間校長を務めました。

栃木工業高校ではタイとの国際交流を行っています。
これは、今から27年前。
栃木工業高校の創立30周年の年、
記念事業の一環で教育基金が設立。
そのお金を有効利用しようと当時の関係者で話し合う中で
「地域から世界へ」という目標が掲げられました。

もともと、栃木工業高校では車いすを修理する活動や、
地域の福祉施設・特別支援校との交流活動を行っており、
福祉教育やボランティア活動を、世界の舞台で展開しよう!と
ボランティア活動を通した国際交流研修が計画されることに。

タイは親日的で比較的治安も良い国であること、
日本の諸団体から情報を得やすいこと、
そして、タイ側からサポートしてもらえる団体がある。
という条件の良さ。
さらに、当時はタイ出身の生徒が在学していたこともあり、
両親を通じて現地との架け橋になってもうえる。という、
好条件が揃っていました。
栃木工業高校の部活動の一つに
「福祉機器製作部」という部が存在。
そこには、国内の様々な施設や団体から、
壊れてしまった車いすや、
使われなくなった車いすが集まるネットワークがあります。

それを生徒たちが修理をして、
海外の車いすを必要としている人たちに贈る。
という活動を部員20名前後で行っています。

世界の国々に贈った数は、栃木工業高校だけで
既に2000台を超えたそうです。
修理した車いすは、
飛行機の荷物として運んでくれるボランティア
施設などに配ってくれるボランティアによって運ばれ
飛行機で運ぶため
「空飛ぶ車いす」と呼ばれるようになりました。

いろんな人の手を借りて届ける
「国際協力ボランティアリレー」が構築されたわけですが、
実はこの活動の発祥が栃木工業高校なんです。
国際交流の重要性について、五月女さんは

工業高校生に限らず、若い人たちにとって実社会に出る前に、
出来るだけ、様々な体験を積むことが大切で
その一つに海外での体験が挙げられる。
実際に海外に行って、その国の風土、
言葉の違いや文化の違いを肌で感じながら、
経済状況や生活の実態などを見ることで、
価値観や視野を広めることができる。

その体験を通して、
コミュニケーション能力の向上が図れるだけでなく、
自分が将来どんな仕事で
社会貢献できるかということを考えるきっかけにもなって、
個々の生徒の可能性が広がります。

結果的に、在学中の学習の大切さも感じることができ、
学校内だけでは成し得ない人間教育に繋がるのではないか。
と話します。
世界のグロ―バル化に関しての今後については
国内で良い製品を作っていれば
企業が生き残れる時代ではなくなった。と言います。

既に世界中に数多くの日本企業が進出していますが、
これからの企業や技術者は、求められることも多く
国境を越えて海外の企業と協力しあって仕事をすること、
同じ企業内であっても、
海外の人と一緒に仕事をする機会の増加。
それらに対応できるよう、知識を深めるだけでなく
実体験を通して、
世界に通用するしっかりとした技術を磨くこと、

さらには、世界に羽ばたいて活躍しようとする、
チャレンジ精神が求められると思う。と

五月女さんは教えてくれました。


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