[番組で紹介した情報]2019年10月29日
【第18回】ジェネリック医薬品の豆知識 |
2019年10月22日
【第17回】ジェネリック医薬品の普及率、希望方法●ジェネリック医薬品の普及率
日本でのジェネリック医薬品の普及率は、およそ22% アメリカでは72%、カナダは66%、イギリスは65% 国の承認を受けて発売されている ジェネリック医薬品の数自体が少ないということです。 ●ジェネリック医薬品の使用割合 栃木県の場合、平成31年4月のデータでは、75.3%。 全国では33位。 全国平均は 76.1%となっていますので、 栃木県ではますます、ジェネリック医薬品の使用をすすめたいところです。 ●ジェネリック医薬品を希望するには お医者さんや、調剤薬局の薬剤師さんに、 「ジェネリック医薬品に変更したい」と伝えるか、 保険証やおくすり手帳などに、 「ジェネリック医薬品希望シール」を貼ってください! シールは、協会けんぽでもお配りしていますので、 希望される方は、協会けんぽ栃木支部へお問い合わせください。 ※一部の先発医薬品には、 ジェネリック医薬品が存在しないものもあります ※薬局によっては、在庫がないことなどもあります |
2019年10月15日
【第16回】医療費適正化への寄与例えば、高血圧症の代表的なお薬を、
1日1回、1年間服用したと仮定した場合、 従来の先発医薬品は、 年間で16,430円かかります。 ジェネリック医薬品に切り替えた場合は… 年間で9,860円! 先発医薬品からジェネリック医薬品に切り替えると、 1年間で6,570円の節約になるという計算になります! ※価格もお薬ごとに様々で、先発医薬品に対して、 まだジェネリック医薬品が開発されていないお薬もあります 協会けんぽによる試算では、 これまで、協会けんぽの加入者の皆さんが ジェネリック医薬品を使用することによって 軽減された医療費の額は、 平成30年度で、およそ330億円 平成21年度から 平成30年度の累計だと、 およそ1,640億円になる見込みです。 医療技術の進歩や高齢化などの理由で、 日本の医療費は、今後も上昇すると言われています。 ジェネリック医薬品の利用が進めば、 それだけ医療費を減らすことができますので、 医療保険制度を維持するためにも、 国ではジェネリック医薬品の使用が推進されています。 |
2019年10月8日
【第15回】ジェネリック医薬品の安全性●ジェネリック医薬品
先発医薬品とおなじ有効成分が含まれていて、 効き目や安全性も同等であると、 厚生労働省が承認したお薬。 それまでの先発医薬品と比較して 同等の品質・効き目があるかどうか、 しっかり試験されています。 それだけではなく、メーカーによって、 お薬を飲みやすい形や大きさに変える、といった さまざまな工夫がプラスされています。 ジェネリック医薬品は、先発医薬品よりも 飲みやすい・使いやすいお薬も多いんです。 ●なぜ先発医薬品よりも安価なの? 先発医薬品に比べて、 “研究開発にかかる費用を大幅に抑えることができるから”! 先発医薬品の開発というのは、 10年~15年程度の長い期間がかかります。 開発にかかる費用も、 数百億円もの資金が必要といわれていて、 先発医薬品には、このコストが価格に反映されているのです。 一方、ジェネリック医薬品は、 その先発医薬品の有効成分を、そのまま利用して開発されますので、 開発期間やコストを大幅に抑えることができます。 なので、ジェネリック医薬品は、 価格を安く設定することができるのです! |
2019年10月1日
【第14回】ジェネリック医薬品とは?本日は、ジェネリック医薬品について、
協会けんぽの篠﨑さんにお話を伺いました。 ●ジェネリック医薬品とは? 先に開発されたお薬(先発医薬品)の “特許”が切れたあとに、同じ有効成分で作ったお薬のこと。 先に開発されたお薬と違って、 お薬をつくる際の開発費などが抑えられているので、 効き目が同等で、価格が安いものが多くなっています。 ●ジェネリック医薬品の特徴 飲みやすさ・使いやすさなど、様々な工夫がされており、 カプセルから錠剤へ飲みやすい形に変えたり、 コンパクトにしたり、 苦みを抑えた味に改良されているものもあります。 先発医薬品と効き目や安全性は同等です。 ●ジェネリック医薬品に変えるには 病院へかかった時に、 「ジェネリック医薬品に変更したい」ということを、 お医者さんや薬剤師さんへ相談してみてください。 中には、ジェネリック医薬品が まだ開発されていないお薬もあったり、 薬局によっては、在庫がないなどの理由で 変更することができない場合もあります。 また、「ジェネリック医薬品希望シール」を、 保険証やお薬手帳に貼っておくと 簡単に、意思表示をすることができますよ。 |
“今のお薬をジェネリック医薬品に切り替えた場合、
どのくらい自己負担額が軽減するか”をお知らせしています。
しかし、全員に送られるわけではなく、
主に生活習慣病や慢性疾患などの先発医薬品を、
長期間服用されている方の中で、
ジェネリックに変えることでお薬代の自己負担額が、
一定以上軽減することが見込まれる方にお送りしています。
この通知が届いた方の4人に1人は、
ジェネリック医薬品へ切り替えをしています。
※ジェネリック医薬品への変更を強制するものではありません
※今年度は8月頃と、来年2月頃に送付されます
ジェネリック医薬品は、
高血圧や糖尿病といった生活習慣病をはじめ、
花粉症などのアレルギー性疾患のお薬にもあります。
咳止め、炎症をおさえる薬にも、
ジェネリック医薬品が登場しています。
※すべての先発医薬品にジェネリック医薬品があるわけではありません
※薬局によって、ジェネリック医薬品の在庫がない場合もあります
日本も、これからの医療の進歩・少子高齢化にむけて、
ジェネリック医薬品を、積極的に使っていきたいですね。
ジェネリック医薬品についての 様々な情報は
「全国健康保険協会 協会けんぽ」のホームページにある
「お役立ち情報」のページにも 掲載されていますので、
ご覧ください!