[今週の『心の杖』]2017年4月24日
心の杖 其の108 |
2017年4月17日
心の杖 其の107【退屈な人生を変えるには・・・】 皆さんは、毎日同じことの繰り返しでつまらないな・・・ 退屈な人生を変えたいな・・・と感じた事はありませんか? そんな方に哲ちゃん上人からのメッセージです!(^^)! 「僕たち僧侶も本山に行っておよそ三年の修行をします。修行中は 毎日キッチリ同じ時間に同じことを繰り返します。晴れの日も雨の日も 朝四時に起きて、来る日も来る日もお経を唱え、掃除をして、勉強し、 規則正しい生活をします。日常コツコツ淡々と繰り返すことが修行 そのものなんです。そうすると自分自身や周りの微妙な変化にも敏感 になり、気づきや悟りが起こりはじめるんです。 心を込めてその動作に集中していると見えてくるものがあるんです。 毎日コツコツ続けるこの姿勢を《精進》というんです。お釈迦さまは この精進について『たとえ一滴の雫であっても常に同じところに したたり落ちていれば石に穴をあけることができます。 途中で同じ所にしたたり落ちることを止めてしまったら穴が開く前に 終わってしまいます。どんなにゆっくりでも少しでもいいから したたり続けることが大切。そうすればいつか必ず穴があきます。』 と説きました。何事も努力して精進すれば成し遂げることが 難しいことはないんです。同じことも真剣に繰り返せば、必ず 成長につながります。」 確かに自分が同じことを繰り返しているからこそ、季節の移り変わりや 周りのちょっとした変化に気づくことができるのかもしれませんね(^-^) 私たちは生きている中で刺激を求めがちですが、退屈な人生の中にこそ 見つけられることが必ずあるんですよね♬ さて、 哲ちゃん上人は皆さまからのお声に丁寧に答えてくれます! ぜひぜひ、メッセージを送ってくださいね♬ では、あなたの素敵な明日に南無阿弥陀仏❁ |
2017年4月10日
心の杖 其の106【ウサギが月に行ったお話・・・】 今日はちょっとロマンティックなお話でした!(^^)! 最近の夜空の月はとても綺麗ですよね☽ 仏教では月の光や星の光というのは、仏様の慈悲の光になぞられること があるそうです。 「月にはウサギが住んでいる」とよく言われますよね。 哲ちゃん上人が「ウサギが月に行ったお話」をしてくださいました。 《昔、インドに仲の良いウサギとキツネとサルがいてました。 三匹は「私たちは前世の行いが悪かったためにこんな獣のような姿に なっているのだ。今からでも善行を施して 何かの役にたとうではないか。」と話していました。 すると、そこに一人の老人があらわれ、長旅の疲れからか 三匹の目の前で倒れこんでしまいました。それを見てサルは木の実や 果物を集め、キツネは魚を獲ってきました。ところがウサギは何も 持ってくることができません。思い余った挙句に「せめて私の肉を 召し上がってください。」といって自ら火の中に飛び込み 焼け死んでしまいました。これを見た老人は正体をあらわし 帝釈天という仏様になり、三匹に対し 「お前たちは、とても感心な者たちだ。次の世に必ず立派な 人間として生まれるようにしてやろう。特にウサギの心がけは 立派だ。お前の黒焦げの姿は永久に月の中においてやることに しよう。」と言いました。》 こうして、月の表面にはウサギの姿をした黒い模様が残されるように なったそうです。 こんなお話を想いながら月を見上げると今までとは違った気持ちで 楽しめるかもしれませんね。 さて、 哲ちゃん上人は皆さまからのお声に丁寧に答えてくれます! ぜひぜひ、メッセージを送ってくださいね♬ では、あなたの素敵な明日に南無阿弥陀仏❁ |
2017年4月3日
心の杖 其の105【努力の神様・・・】 この世に神様はたくさんいますが・・・ 『努力の神様』って何だと思いますか? ヒントは。。。 まるい頭巾をかぶって、右手に小槌、左手に袋を担い、 二つの俵の上に立つ、笑顔の神様 (^^)/ そう!! 『大黒様』です。 元をたどるとインドの神様なんだそうですが、大黒様は仏法を守り 食べ物を豊かに福徳を授ける神様として、 仏教では「福徳円満自在菩薩」の化身と説かれています。 そこで、大黒様の姿は、 「働いて働いて真っ黒になる。つまり、大黒になって働けば足元から 幸いが盛り上がってくる。」 ということを象徴しているんだそうです。 また、大黒様の持つ袋には、人にとって大切な七つの徳が、 小槌には人々に希望を与えるものとして伝えられています。 小槌で物を叩くと『コツコツ・・』と音がしますね。 コツコツとたゆまず励むことが幸福への近道であり、 何事も怠けていては、いつまでたっても幸せになれませんよ。 ということなんだそうですよ(*'ω'*) さて、 哲ちゃん上人は皆さまからのお声に丁寧に答えてくれます! ぜひぜひ、メッセージを送ってくださいね♬ では、あなたの素敵な明日に南無阿弥陀仏❁ |
【強く押すだけではダメ・・・】
今日は「強く押すだけではダメ!」のお話でした!(^^)!
自分の話に注目してほしい!耳を傾けてほしい!!という時に
皆さんはどうしますか?
大きな声で話して聞いてもらいますか?
でも、ざわついている会場で「静かに~!!」といくら大声を
張り上げてもなかなか聞いてもらえないですよね。
そこで、ある有名落語家一門が小学生の前で落語をした時の
エピソードをひとつ(^^)/
小学生が落語を真面目に聞いてもらうことは難しいですよね。
弟子たちが順番に話しても小学生はおしゃべりばかりで次々と
お手上げ状態(+o+)
挙句には、ちゃんと聞かない子供たちが悪いとまで言い出す始末。
そしていよいよ最後に上がった師匠がざわついたままの小学生の前で
ぼそぼそと小さな声で話し始めたそうです。
すると、おしゃべりしている子供が一人減り、二人減り、いつの間にか
子供たち全員が話を聞き入ったそうです。
実は、小声には「説得力が増す」という効果があるんだそうです。
今まで大きな声で話していた人が、「実はここだけの話・・・」と
突然小声で話し始めると相手も身を乗り出して
話に引き込まれますよね。
これを【沈黙効果】というそうです(^-^)
この【沈黙効果】、様々な場面で活用できそうですね!(^^)!
さて、
哲ちゃん上人は皆さまからのお声に丁寧に答えてくれます!
ぜひぜひ、メッセージを送ってくださいね♬
では、あなたの素敵な明日に南無阿弥陀仏❁