[今週の『心の杖』]2018年7月30日
心の杖 其の174 |
2018年7月23日
心の杖 其の173【心口各異・・・】 皆さんは自分のことをどれくらい知っていますか? 知ってるつもりでも知らないことの方が多いのが 自分のことじゃないでしょうか? 私たちは自分のことはわかっているようで 案外わかっていないんですよね(^-^; 私たちの目は外に向かってついていますから、他人の言動は 良く見えますが自分の言動はなかなか見えてきません。 「無くて七癖」ということわざがあるようにどんな人でも 七つくらいは癖を持っているものですが、 自分の癖って見つけられない人が多いものですよね。 それだけ自分のこと、内面、心のことはわからないものなんです。 お釈迦さまはお経の中で「心口各異 しんくかくい」心と口は 各々異なるとおっしゃっています。 自分が口で言っている事と心で思っていることが実は 食い違っているということがよくあります。 言葉と心の食い違いに気が付くと自分が本当にやりたかったことは これだったんだと気が付き、悩みが一度に解決する事があります。 心で思っている事と言葉にして言っていることは 同じではありません。思っているほど私たちは自分の本音を わかっていないものなんです。 「まずは己の心を知ることが大切」なんですね。 だからと言って、思ったことをそのまま口にしたら相手を傷つけて しまうこともありますし、周りをシラケさせてしまうこともあり ます。それは十分に気を付けてほしいですね。 空気を読みながら物事を話そうと思うとなかなか本音は隠れて しまいますが・・・ 時には「嘘も方便」、人を思いやる心口各異も必要なんですね。 そこに思いやりがあればいいんでしょうね(^^)/ さて、 哲ちゃん上人は皆さまからのお声に丁寧に答えてくれます! ぜひぜひ、メッセージを送ってくださいね♬ では、あなたの素敵な明日に南無阿弥陀仏❁ |
2018年7月16日
心の杖 其の172【六方拝・・・】 人間にとって最も重要なものって何でしょうか? 『真心 まごころ』 ではないでしょうか!(^^)! 真心を持って人と接する、真心を持って仕事をする、 真心を持って愛する、清らかな真心、混じりけのない真心、 これらを持って生きることが自分も家族も周囲の人たちも 幸せにしていくのではないかなぁと 哲ちゃん上人も感じるそうです。 もっとわかりやすく言えば、真心の源は「感謝」!! お釈迦さまは「六方拝 ろっぽうはい」というものを弟子に 伝えたそうです。 これは「六つの方角にそれぞれ意味があってすべてに向かって 感謝の念を唱える」というものです。 「東」は両親とご先祖様 「西」は家族と親戚 「南」は恩師や恩人・恩物・恩書 「北」は仕事でかかわる人たちや友人・知人 「天」は恵みの雨と陽の光をもたらし 「地」は作物を育む場所 自分の人生に帰依してくれたすべての人や物に感謝する心、 この六方に感謝することを習慣にすると周囲の人たちはもとより 自分自身にも本物の真心が宿ることでしょう。 真心を持って感謝をするということはあたり前なようでいて 一番忘れがちな処でもありますね(^^)/ さて、 哲ちゃん上人は皆さまからのお声に丁寧に答えてくれます! ぜひぜひ、メッセージを送ってくださいね♬ では、あなたの素敵な明日に南無阿弥陀仏❁ |
2018年7月9日
心の杖 其の171【イライラで苦しむ人へ・・・】 現在はストレス社会と言われますが、人と人とのかかわりの中で 腹が立ちイライラで苦しむことも多いですよね!(^^)! 実は、腹を立てる人には3種類あるんだそうです。 お釈迦さまによると・・・ 「この世には三通りの人がいる。水に書いた文字のような人と 砂に書いた文字のような人と、岩に刻んだ文字のような人である」 ということなんです。 水に書いた文字のような人とは、 水の上に文字を書いても流れて形にならないように他人の悪口や 不快なことを聞いても少しも心に後を留めることなくサラサラと 手放せる人のこと 砂に書いた文字のような人とは、 しばしば腹を立てるが、しばらくすると砂で書いた文字のように 怒りが速やかに消え去る人のこと 岩に刻んだ文字のような人とは、 しばしば腹を立てて、その怒りを長く続け岩に刻み込んだ文字の ように怒りが消えることのない人のこと なんだそうです。 どうしても私たちは岩に刻んだ文字のように腹を立てれば 根に持ってしまいがちですよね。 お釈迦さまはその後にも 「怒りの言葉を口に出すのは下等な人間、歯を食いしばって 口から出さないのが中等の人間、どんなに腹が立っても顔に 表さないのが上等の人間である」 とおっしゃっています。 結局自分のイライラや腹を立てることは、自分自身を苦しめる ことになり大切なものを失くしてしまう要因になってしまいます。 とはいっても。。。 中々上等な人間になるというのは難しいことですよね(´・ω・`) さて、 哲ちゃん上人は皆さまからのお声に丁寧に答えてくれます! ぜひぜひ、メッセージを送ってくださいね♬ では、あなたの素敵な明日に南無阿弥陀仏❁ |
2018年7月2日
心の杖 其の170【香りの効果・・・】 皆さん、五感は知っていますよね!(^^)! 「味覚・嗅覚・視覚・聴覚・触覚」の五つの感覚のことです。 これらはすべて脳からの伝達なんですが、病気やけがによって この五感のいくつかが機能していない方もいらっしゃいますが、 その失った機能をカバーする役目もあるんだそうです。 また、仏教でもこの五感は大切なものなんです!! 人間の五感の中でも最も原始的なのが「嗅覚」なんだそうです。 触覚や味覚などは脊髄や延髄を介して脳に届きますが、鼻から 入る「匂い・香り」の情報はダイレクトに脳を刺激します。 それだけに香りは、仕事や様々なパフォーマンスなどにも 大きく影響するんだそうです。 特に「柑橘系」グレープフルーツの香りが最も影響が大きいとか。 グレープフルーツの香りは、自分の過去の良かった出来事や体験 をフラッシュバックしやすくなることが学術的にも 証明されていて『ピークパフォーマンス体験』というんだそう。 スポーツ選手などはグレープフルーツの香りをユニフォームに しみこませておいて、自分のピークパフォーマンスを思いだす きっかけにしてるんです。 皆さんもグレープフルーツのアロマウォーターや香水などを ハンカチにしみこませたり、スプレー容器に入れてオフィスで 香りを振りまいたりすれば、そこに集う人たちのとげとげした 気分を和らげる効果もあるし、自分自信もピークパフォーマンスを 思いだすかもしれませんよ!! グレープフルーツの香りだけじゃなく、自分のお気に入りの香り などでもいいかもしれませんね♬ ちなみに哲ちゃん上人はお香の香りが一番落ち着くそうですよ(^^)/ さて、 哲ちゃん上人は皆さまからのお声に丁寧に答えてくれます! ぜひぜひ、メッセージを送ってくださいね♬ では、あなたの素敵な明日に南無阿弥陀仏❁ |
【「のだな」をつけると・・・】
たった一言で不安やイライラを手放せる方法のお話しでした!(^^)!
私たちは常に不安な気持ち、落ち込んだり、自信を無くしたり、
イライラしたりとマイナス感情の中にいる時はどうしても
ネガティブに物事を見てしまいがちですね。
自分自身を「ダメだ。ダメだ。」と思ったり「あの人が悪い。
この人が悪い。」と余計に腹が立ったりします。
こんな時、マイナス感情と自分を切り分けて冷静に自分を見るコツ
があるんです。
それは『の・だ・な』という一言をマイナス感情に加えると
いうことなんです。
例えば、会社の上司に叱られている時・・・
「私は上司に叱られて落ち込んでいる。」のではなくて
「私は上司に叱られて落ち込んでいるのだな。」と文末に
「のだな」をつけてみてください。
これだけでマイナス感情と自分を切り離すことが出来ます。
言葉と感情は密接な関係があります。
「あ~イライラする!」と思うとイライラの感情=私となって
しまいます。そこに「イライラしてるのだな。」と「のだな」を
イライラしている私を眺めている自分になります。イライラから
少し離れているわけですから、イライラしていないということに
なりますよね。
腹が立ったり、イライラしたり、焦ったりその感情を
抑え込んだりするのではなくて一歩後ろに下がって自分を
見てみるとマイナスの感情に振り回されなくなりますよ(^^)/
皆さんも「の・だ・な」さっそく使ってみてください(^-^)
さて、
哲ちゃん上人は皆さまからのお声に丁寧に答えてくれます!
ぜひぜひ、メッセージを送ってくださいね♬
では、あなたの素敵な明日に南無阿弥陀仏❁