[今週の『心の杖』]2019年3月25日
心の杖 其の208 |
2019年3月18日
心の杖 其の207【幸せのありか・・・】 「幸福」ってどこにあると思いますか? 神様が地球を作った時に人間に幸福を見つけ出す冒険をさせよう と思ったそうです!(^^)! 地球上のどこかに幸せを隠し、探させようとしました。 どこに隠したと思いますか? これは、ヒンズー教に伝わるお話です。 まず、ひとりの神様が「山の一番高いところに「幸せ」を 隠そう」と言いました。しかし、「幸せ」は平等でなければ いけないので、他の神様たちは反対しました。次に二番目の 神様が「じゃあ、海の一番深いところに隠そう」と言いましたが こちらも大反対。神様たちは考え抜いた結果、「幸せ」を 「一人一人のハートの中に隠そう。それなら簡単に見つけられない だろう」とそれぞれのハートの中に隠したのです。 どうでしょうか?皆さんは、「幸せ」を見つけることは できましたか? 「幸せ」って意外と簡単で、当たり前のことも当たり前と 思ったら見つけられないんです。 病気の人は健康の有難みを知り幸せと思います。 餓鬼で苦しんでいる人たちは、ご飯を食べられる幸せを 知っています。 歩けない人は歩ける、走れるというだけで幸せを感じます。 働かせていただける仲間がいる、幸せはいつかなるものでは なくて、今ここで感じるものなんです。 それぞれのハートの中にいるというのは、「幸せ」を感じる ことができるかどうかということなんですね。 キリストは「天国はあなたの手よりも足よりも近し」 お釈迦さまは「極楽浄土は今即あなたの心の中にある」 とおっしゃっています。 「幸せ」はあなたの心の中に (^^)/ さて、 哲ちゃん上人は皆さまからのお声に丁寧に答えてくれます! ぜひぜひ、メッセージを送ってくださいね♬ では、あなたの素敵な明日に南無阿弥陀仏❁ |
2019年3月11日
心の杖 其の206【「ほう、そうか」と受け入れる・・・】 今年もたくさんの人生のターニングポイントがあります!(^^)! 学生は進級や進学、他にも就職、結婚、出産、昇進、転勤、 降格、リストラ、など色々とありますが、共通することは 「出会い」と「別れ」です。 周りの環境が変化するということ、立場が変わるということ、 諸行無常です。 変化し続け、成長し続け、出会いと別れを繰り返すんです。 普通、このようなことが起こると我々は大きなストレスを 抱えてしまいますが、この対処法があるんです。 それは「ほう、そうか」とただ受け入れてみること。 お前が悪いと言われたら「ほう、そうか」 誤解されても「ほう、そうか」 何が起こっても「ほう、そうか」 すごい言葉です(^^) 白隠禅師という江戸時代のお坊さんのこんなエピソードが あります。 “お寺の近所の未婚の女性が妊娠した時、子供の父を問い ただされて、苦し紛れに「白隠禅師が・・・」と言ったそうです。 それを聞いた娘の父親がお寺に怒鳴り込み赤ん坊を押し付けて きましたが、禅師は「ほう、そうか」と静かに答えて、 その赤ん坊を引き取って大切に育てました。この噂は町中に 広がり、禅師の評判は地に落ちましたが本人は全く意に介さず 落ち着き払っていました。やがて、罪悪感にさいなまれた娘は 「実は禅師の子供ではなかった」と打ち明け、父親がそれを 詫びて子供を引き取ろうとした時も「ほう、そうか」と渡した といいます。” この先、良いことも悪いことも必ず降りかかります。 我々は、良いことばかりを欲しがりますが、悪いことも 「来いや!!」 と覚悟ができれば、人生も変わるかもしれませんね。 「ほう、そうか」 これも大切なキーワードではありますが、 大切なのは「腹をくくれるかどうか」ということでしょう。 皆さんも、この先何が起こっても「ほう、そうか」と乗り越えて いきましょうね(^^)/ さて、 哲ちゃん上人は皆さまからのお声に丁寧に答えてくれます! ぜひぜひ、メッセージを送ってくださいね♬ では、あなたの素敵な明日に南無阿弥陀仏❁ |
2019年3月4日
心の杖 其の205【名前を呼ぶことは・・・】 突然「アンタ」とか「あのさ~」と呼ばれたらどう感じますか? あまり気分のいいものではないですよね。 では、皆さんは、この世の中で最も心地よく耳に響く良い音って 何だと思いますか? それは【自分の名前】を呼ばれることなんだそうです!(^^)! 夫婦や恋人同士、友達でも慣れてくると「ねぇ」とか「お前」 などと呼ぶことがありますが、それを相手の名前で呼んで あげるとどんな感じがするでしょう。 名前で呼ばれるのってうれしくないですか? 自分の名前を呼ばれながら話を続けると意外と落ち着きますし 穏やかな気持ちがします。 「名を言う」と書いて「名言(めいげん)」と読みます。 私たち個人の名前は各人の波動を正す力を持っており、 名前で呼ばれることは、自分力エネルギーを活性化させる働き があるんだそうです。 名前を声に出して唱えるとエネルギーが調節されて波動が 高まる。まさに、自分の名前の響きこそが自分を癒す周波数 なのだそうです。 自分の名前って両親や家族の願いや祈り、 「幸せになってほしい」という想いが込められているものです から、確かに慣れ親しんでいて心地よいわけなんです。 例えどんな親だったとしても今自分が存在していられるのは 両親のお蔭です。名前を大切にすることは自分を大切にする ことであり、最高の親孝行です。 相手を呼ぶ時もしっかり名前を呼んでお互いを高めあう事も 大切なのではないでしょうか。 この世に生まれて一番最初にもらったプレゼントですからね🎁 さて、 哲ちゃん上人は皆さまからのお声に丁寧に答えてくれます! ぜひぜひ、メッセージを送ってくださいね♬ では、あなたの素敵な明日に南無阿弥陀仏❁ |
【人と比べることをやめると・・・】
人と比べてうらやましいとか人の生活がよく見えたりしませんか?
仏教の教えの中に「自分と他人とを比べない」というものが
あります。
家の中にいる時はどんなに貧しい生活をしていても人は自分の
境遇を嘆き悲しむことはないけど、外の道を歩いている時は
他と比べて自分の貧しさを思い知らされたりしますよね。
なぜ、家の中では悲しまず、外に出ると悲しい思いをすることに
なるのかわかりますか?
答えは「家の中では見比べる他人がいないから」
外に出ると自分と見比べてしまう他人とたくさん出会うことに
なりますよね。
「あの人は私よりいい服を着ている。うらやましい。」
「この人は私が食べているものよりずっと高価で美味しそうな
ものを食べている。」など
世の中の人と自分の境遇を見比べていくうちに、世の中の人と
比べて「私はなんて貧しい生活を送っているんだ」という事実に
気付くし、「うらやましい、自分はみじめだ」と考えてしまう
ものなんです。
家の中にいると比べる人も物もないから悲しみやねたむ気持ちは
ないですよね。
他人と比べても生活や仕事、生い立ちなど全部違うのですから
「人と比べることなく、平常心で生きなさい」
と仏教では教えます。
良いものを毎日食べても飽きるし、人の欲はエスカレートする
ものですから、自分自身をしっかり見つめることが大切なの
ではないでしょうか?
さて、
哲ちゃん上人は皆さまからのお声に丁寧に答えてくれます!
ぜひぜひ、メッセージを送ってくださいね♬
では、あなたの素敵な明日に南無阿弥陀仏❁