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[今週の『心の杖』]

2019年6月24日

心の杖 其の221




【お盆には提灯を・・・】


今年もお盆の季節がやって参ります!(^^)!

仏様の世界に戻られた方は年に3回こちらの世界に戻られると

いいます。


春のお彼岸・夏のお盆・秋のお彼岸です。


なかでも、特になじみがあるのがお盆です。お盆とは旧暦の

7月15日を中心におこなわれる先祖供養の儀式で先祖の霊が

あの世から帰ってきて家族と共にひとときを過ごし、再びあの世に

帰っていくという日本古来の祖霊信仰と仏教が結びついた儀式

なんです。


「あれ?お盆て7月?」と思った方も多いのではないでしょうか。


東京では7月13日~7月16日、他の地方では8月13日~8月16日に

旧盆とか月遅れのお盆などと言いますね。


栃木では8月にお盆を迎えるのが主流ですよね。


最近の若い方にはなじみが薄いかもしれませんね。

その理由に、核家族化が進んだため身近に仏事や風習のことが

わかるお年寄りがいなくなったためとも言われます。

そして、なかなかお盆に休みをもらえないことも多くどうしても

自分たちの生活が中心になってしまうのも仕方ありません。


でもせめて、8月13日~8月16日のご先祖様が帰ってくる時は

一日でもお墓参りをすることが大切ですよね(^-^)


ところで、どうしてお盆に提灯を飾るのかわかりますか?

盆提灯は、先祖や故人の霊が迷わず帰って来るための目印なんです。

また、迎え火、送り火の大切な役割ですし、故人の冥福を祈り

感謝の気持ちを込めたお盆の供養をあらわすものなんです。


今の人たちはどうしても忙しさを理由に大切な何かを見失いがち

ですが、私たちが今この世にいるのはご先祖様のお蔭ですし、

苦しい時辛い時には必ず見守ってくれる存在ですから、感謝を

申し上げる気持ちもとても大切だと思いますよ!


皆さんも提灯などの準備をしっかりとしてご先祖様をお迎え

いましょうね(^^)/



さて、

哲ちゃん上人は皆さまからのお声に丁寧に答えてくれます!

ぜひぜひ、メッセージを送ってくださいね♬


           
          では、あなたの素敵な明日に南無阿弥陀仏❁





2019年6月17日

心の杖 其の220




【断捨離で心のゆとりを・・・】


“断捨離(だんしゃり)”

よく耳にする言葉ですが、本来の意味を知っていますか?

これは仏教の言葉ではないんです。


語源はヨガ哲学にあるんです。


「断行(だんぎょう)」とは不要なものが入ってくることを

           遮断すること

「捨行(しゃぎょう)」とは今あるものの中で不要なものを

           捨て去ること

「離行(りぎょう)」とは執着しているものから離れること


これが本来の意味なんです。

物を捨てることではないんですね(^-^;


ヨガ哲学では、単に物に限定して考えているのではなく情報や行動

などもっと広い意味に応用できる考え方なんです。


例えば、断行には必要のない情報が入ってくるのを遮断すると

いう意味もあります。そうしないと余計な情報に惑わされて

しまうことにもなります。本当はやらなくてもいいことなのに

躍起に頑張ってしまうということにもなるんです。


また、捨行にもやらなくてもいいことはしないという意味も

あります。


離行にも例えばお金の執着から離れるといった意味もあります。


本来の断捨離とは、余計なことで頑張ることをしないで済むような

考え方なんです。

断行・捨行・離行を心がけていくことで生き方がシンプルになり

精神的にもゆとりがある生活を感じるのではないでしょうか?


心のゆとりは大切ですからね(^^)/



さて、

哲ちゃん上人は皆さまからのお声に丁寧に答えてくれます!

ぜひぜひ、メッセージを送ってくださいね♬


           
          では、あなたの素敵な明日に南無阿弥陀仏❁





2019年6月10日

心の杖 其の219




【止観・・・】


仏教の言葉に“止観(しかん)”という言葉があります!(^^)!


「止(し)」とは、心や身体の働きを一時的に止めて集中する

「観(かん)」とは、ものごとの本質を見る。正しいことを理解する

という意味です。


つまり、「止観」とは一旦心や身体の働きを止めることで一体

何が正しいかということがわかってくる。そうすることで煩悩を

抑えるという意味なんだそうです。


ものごとがうまくいかない時、人はついこのままでは不味いという

気持ちになって慌ててバタバタ動き回ってしまいがちです。

焦ったり苛立ったりしてしまうものです。

しかし、焦ってものごとを判断し慌てて行動したために、

その結果ますます悪い状況に陥っていくということもあります。


そんな時こそ、「どうすればいいのか」ということを考えるのを

止めます。身体を動かすのも止めて気持ちを落ち着けます。

つまり、うまくいかない状況から早く脱出したいと頑張るのを

止めてみるんです。そうやって静かに無心の状態になることで

案外うまくいかない状態から抜け出す良いアイデアが浮かんで

来ることもありますよ(^-^)


焦ると間違ったことをしてしまうリスクもでますから、むしろ

立ち止まってどっしりと構えていた方がいいのではないでしょうか?


一度止まると書いて正しいという字になります。


「一 + 止」=“正”


一度止まって待っていると正しい答えがおのずとわかってくるんで

しょうね(^^)/



さて、

哲ちゃん上人は皆さまからのお声に丁寧に答えてくれます!

ぜひぜひ、メッセージを送ってくださいね♬


           
          では、あなたの素敵な明日に南無阿弥陀仏❁





2019年6月3日

心の杖 其の218



【自然体で生きるコツ・・・】


皆さんの周りで、楽しそうに自然体の生き方をしている人は

いますか!(^^)!


中国の思想家である老子の言葉に“無為自然”という言葉が

あります。

無為とは、作為的なことは何もない、簡単にいうと無理をしない

という意味。

自然とは、自然体で生きるありのままの姿で生きるという意味。


この言葉は、無理をして頑張ることなく自然体で生きていくことが

幸せに生きるコツだと言い表しています。


一口に自然体といっても何が自然体なのかの基準がわからない

ですよね。


自然体でいるためのコツは・・・

・楽しい、気持ちいいという感じを大切にする

・自分の弱さも含めて自分を受け入れられているという感じを大切にする

・自分の気持ちに素直に行動し、発言出来ているという感じを大切にする


つまり、自分と向き合って自分を知ることが自然体で生きることの

第一歩なんですね。


例えば、毎日会社に行くのが辛い、生きていることが苦しいという

感じがあるなら、それは無理をして頑張っている可能性が高い

のだと思います。

しかし、毎日が楽しい、気持ちよく生きているという実感が

あれば、それは自然体で生きている証しです。


今の時代、無理をしないで自然体で生きるというのは難しい気も

しますが、そんな時は少し頑張るペースを落としたり、時間的に

ゆとりのある生活をするなどして、自分なりに工夫しながら

楽しい、気持ちがいい、という地点を見つけ出すことが大切

なんです。


暖かい春から夏へと良い季節も間近ですから、四季に目を向けて

穏やかに過ごしていきましょう(^^)/



さて、

哲ちゃん上人は皆さまからのお声に丁寧に答えてくれます!

ぜひぜひ、メッセージを送ってくださいね♬


           
          では、あなたの素敵な明日に南無阿弥陀仏❁





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