東北大震災を思い出すと大きな地震がありました。
あの時、水道、電気とライフラインが止まり、
不安な数日間を過ごしました。
日本全体で大変な悲しみや不安をいだいた日々でした。
我が家でも灯油のストーブで暖をとり、ろうそくの明かりで暮らしましたが、
不思議と皆の気持ちが一つになり、小さかった孫たちも素直だった気がします。
本当に大事なものは？と考えさせられる経験でした。
今、無事に暮らせることをありがたいと感謝しています。

その呼吸が聞こえるほど、僕は君の近くにいる。それなのに、僕にとっては誰よりも誰よりも遠い君。
綺麗な景色を見ている瞬間、二人の会話が終わった瞬間、
君の中に僕はいない。君の中にいるのは、去って行ったはずの愛しい誰か。
それに気づいている僕だけど、今この時を壊したくないから。
このままずっといつまでも、君の呼吸を側で感じていたいから。
僕は何にも気づいていないふりをしているよ。

君が我が家の３番目の子供として、
私のお腹に命を宿した時、流産になりかけ、生まれる可能性は半分だと告げられ病院のベッドの
上でただ無事にうまれてくることだけを祈り続けました。
そんな君は２２年前の今日、元気なうぶ声をあげ、それからは健康ですこやかに
成長してくれました。今は遠い場所で夢に向かって頑張っている君だけど、
母はいつも君を想い、応援しているよ。

今年桜を見にみんなで栃木県さくら市に行ってきました。
4月なのに大雪が降り、生まれて初めて桜の花に雪が重なるシルエット。
「雪桜」を、目の当たりにしました。
お弁当は白いおにぎりに鳥の唐揚げ、あの人とアイスクリームを食べ、
仲良きことはありがたきこと。

お姉ちゃん、いつも一緒にいる時に、今日あった中で一番面白い話を
してくれてありがとう。
今日は、友達と、お笑い芸人の真似をしたんだよと言いながら、
私に見せて、いつも笑顔にしてくれてありがとう。
お姉ちゃんが話す言葉は、人を傷つけたりせず、笑わせたり、元気にさせてくれるよね。
「お姉ちゃんに負けないテニス選手になる」と一人で、夢を見て、
やる気を出しています。
お姉ちゃんのことを、私は憧れだと思っています。
お姉ちゃんは可愛いし、いつも笑顔で、面白く、小さいことすぐに仲良くなれて
私は憧れもありますが、嫉妬心もあります。
ですが、私はお姉ちゃんの妹で後悔したことがありません。
美人で、面白く、私と違って、可愛い洋服をいっぱい持っていて、
服が小さくなったら、とっても可愛い洋服を着れるので、私は、
とっても今が幸せです。高校生になってもたくさん話し、
お腹が痛くなるほど、笑い合おうね。
たまにはケンカもするけれど、
私はお姉ちゃんの全部が大大大好きです。
これからもよろしくお願いします。

月も2月になり、卒業の日にもだんだんと近づいてきました。
振り返れば、６年間つくってきた思い出がだんだんとよみがえってきます。
入学してから私はずっと人見知りで、同級生が十六人もいると聞いて、
とても不安になりました。うまく友達が作れるかどうか心配で、でも家族のみんなは
私の気持ちをわかってくれていて、「普通に話しかければいいんだよ。」と
言ってくれました。
それから２年生になるまでに、クラスのみんなと普通に話せるようなになりました。
とても嬉しかったです。
５年生の時に行った臨海自然教室は、とても楽しかったです。
でも行く前私は栃木県以外のところに泊まりに行くのが、
とても不安でした。でも楽しさの方が優っていて、
私は早くその日にならないかなと思いました。
でも家族のみんなは私が簡単に迎えに行けないところに行って、
大丈夫かと心配してくれました。
そこまで心配してくれたからこそ、私もいい思い出を作って帰るぞと思って、
楽しく行って来られたんだと思います。
入学の時、家のドアの取っ手の高さと同じくらいの身長だったのに、
今はもうドアと同じくらいになりました。
私は身長だけでなく、心も成長していると思います。
６年間ありがとうございました。
中学校に行っても応援よろしくお願いします。