今日の "ほっと"ＨＯＴもおか

久保記念観光文化交流館と久保貞次郎氏を紹介しました！

真岡木綿会館の向かいにある久保記念観光文化交流館。
こちらは美術評論家・久保貞次郎氏の邸宅跡が
久保氏のご遺族から真岡市へと寄贈され
改修の後、2014年10月に真岡市の観光拠点施設として
オープンしたものです。

施設は５つの建物で構成されていて
観光案内所や久保資料室の入った「久保記念館」の他、
「美術品展示館」「観光まちづくりセンター」「観光物産館」
レストラン「Trattoria COCORO」が併設されているんですよ。

久保家は、かつて銀行も営んでいた旧家で
「久保記念館」は明治40年築の銀行跡、
「美術品展示館」は大正12年築の米蔵といった
歴史ある建物を利用しています。


久保記念観光文化交流館は昨年、
「さだじろう記念館」という愛称がつけられました。

さだじろう、とは「久保貞次郎」さんのこと。

足利市出身の貞次郎氏は、東京帝国大学（現在の東大）を卒業後、
24歳の時に真岡の久保家にお婿さんとして迎らえました。
1938年には真岡小学校の子どもたちのためにと講堂を建て
真岡市に寄贈したり（久保講堂）、ほかにも
児童美術教育改革のために創造美育協会を設立、
数々の芸術家たちへの支援、
跡見学園短期大学学長や町田市立国際版画美術館長を務める・・・など
美術界にも貢献しました。

「久保記念館」２階の久保資料室では
こういった久保氏の美術活動の功績が分かる品が展示されています。
また、現在「美術品展示館」で開催中の企画展と併せて
池田満寿夫氏にまつわる資料も展示中です。
入場無料。企画展とご一緒にお楽しみください。


久保記念観光文化交流館では
イベントやワークショップなども定期的に開催します！
4/9には さくら祭りのイベントも開催予定。
真岡観光の際にはぜひ、お立ち寄りくださいね♪

【久保記念観光文化交流館（さだじろう記念館）】
住　　所：真岡市荒町１１０５－１
開館時間：午前９時～午後６時
休 館 日：毎週火曜日（祝日を除く）、年末年始
お問い合わせ：0285-82-2012（真岡市観光協会）
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真岡市インフォメーション

久保記念観光文化交流館内の美術品展示館にて
第11回企画展『版画家 池田満寿夫と周辺の画家たち展』を開催中！

画家・版画家・小説家・陶芸家として知られる池田満寿夫は
多彩な芸術活動の中でも
特に版画制作の技術において優れた才能を発揮しました。

今年は、池田満寿夫 没後20年目の年にあたります。
そこで今回の企画展では、追悼の意を込めて
真岡市所蔵の久保コレクションと宇佐美コレクションより
池田の版画作品を中心に構成し
池田と久保貞次郎周辺の画家たちの作品を
その交流関係と共にご紹介いたします。

皆様のお越しをお待ちしています。

【前期展示】～４月１０日（月）
【後期展示】４月１３日（木）～５月２９日（月）

入場料：無料
開館時間：午前９時～午後６時（最終入館は30分前）
休館日：毎週火曜日・４月１２日←展示替のため
お問い合わせ：0285-82-2012

久保記念観光文化交流館ホームページ