[放送内容]2017年7月27日
天生目優さん「野の花盆栽」ワークショップうぉぉ大きい! 天生目さんは随時ワークショップも 行っているということで 今回はコケ玉づくりに挑戦させてもらいました! いきなりこんな大きいものはできないので 初心者のために今回用意してくれたのがこちら! もみじ! 高さは30cmくらいで、下の方は扱いやすいように 小さくしてあります。 材料は鉢底ネットにアルミの針金、 そしてケト土という黒っぽい粘土質の土。 土はちょうど良い固さにしておいてくれました! ケト土は粘土遊びをしているようで さわってるだけで楽しいです。 周りにペタペタつけて、丸くして…… 形を整えたらハイゴケという苔を 水で湿らせて付けていきます。 かなりボリューミーに! これをもめん糸でぐるぐる巻いて コケを固定します。 もめん糸なので2ヶ月ほどで自然に切れるとのこと。 糸の端は底に入れ込んで…… 仕上げにバケツの水の中に入れて引き上げれば 完成~~~!!!かわいい! しかし「出来上がってからがスタート!」と天生目さん。 植物ですから、しっかり管理してあげねばなりません。 ちゃんとお世話してあげれば コケはさらに綺麗な緑色になり 今は青々としている もみじも 秋には綺麗に紅葉するとか……!! 天生目さんのコケ玉作りは ちゃんと管理するときのことも考えられていて ワークショップ中も色々アドバイスしてくれました。 作って一ヶ月ほどは バケツに水を張り、コケ玉全体を沈めて2~3分。 これを一日一回は続けてほしいとのこと。 コケ玉って部屋で鑑賞するものと思っていましたが 天生目さんによると 植物の本来の環境に近い屋外が良いそうです。 半日陰の風通しの良い所がベストですが 難しい場合は 午前中は東向きの日当たりの良いところ ⇒午後は日の当たらないところに移動 というのも良いみたいですよ。 お世話の仕方は 天生目さんがしっかりと教えてくれますので 気になることはどんどん聞いてみましょう! コケ玉の良いところは 季節が過ぎて、植えた植物の葉が落ちてしまっても 綺麗な緑色のコケが目を楽しませ続けてくれるところ。 北風の当たらないところに置けば 冬でもコケはちゃんと緑色になっているそうです。 今回は初心者向きワークショップを体験しましたが 人数や参加者の技術に合わせて指導してもらえます。 コケ玉だけでなく、ミニ盆栽も。 植木鉢は、那珂川町の「市川窯」が作った 小砂焼のミニ盆栽用植木鉢です。 こちらもぜひご体験を。 料金は、材料費込みで1,500円~(ミニ盆栽は2,500円~) 体験ご希望の方は、希望日の3日前までに お電話でご予約をお願いします。 【野の花盆栽(販売・レンタル・ワークショップ)】 体験申込・お問い合わせ:090-7719-1745(天生目) ※作業場は久那瀬直売所 近くです。 出張ワークショップ希望の方はご相談を。 |
あまり針金などを使わずに
自然のままの姿をハサミで少し手入れをするような
そんな盆栽をやりたい――という想いから
15年ほど前に この野の花盆栽をはじめたのが
天生目 優(なばため すぐる)さんです。
現在は野の花盆栽 作家として活動されていて
自作のミニ盆栽やコケ玉といった作品を
販売・レンタルしているほか
花の風まつりをはじめ、年に2~3回ほど
展示会も行っています。
ここ最近ブームとなっているコケ玉も
ベテランの天生目さんにかかればこの通り!