[放送内容]2018年7月12日
いわむらかずお絵本の丘美術館 夏休みオススメ作品人気作でもある“とんぼいけ”は
夏の風景が描かれたもの。 とんぼの大群や おにやんまの迫力に 圧倒されます。 実は“とんぼいけ”は えほんの丘に実在するんです。 ここで描かれている とんぼや 水の中の生き物たちは 実際に とんぼいけに居る生き物たちなんだとか。 絵本を持って、えほんの丘でその世界を 体感してみては?? 小学校低学年のお子さまでも 読みやすい本です。 ---------- 続いて、ご紹介するのはこちら↓ 『ふうとはなの絵本』シリーズ ちいさな野うさぎの兄妹「ふう」と「はな」が
いのちの誕生の瞬間に立ち会うストーリー。 パステル鉛筆で描かれた絵は あたたかくやさしいタッチです。 『ふうとはなときじ』は いわむらかずおさんが実際に見た光景が 元になっているのだとか。 絵本を通して、子どもたちが いのちの大切さ、尊さを感じられる作品です。 絵本は横長タイプ。 ページを開くたびに新しい世界が広がります。 文章も比較的やさしく こちらも低学年のお子さまから読めそう。 ---------- そして、最後におすすめしてもらった作品は 『トガリ山のぼうけん』シリーズ 全8巻 トガリネズミのトガリィが
てっぺんの見えない山の上を目指して 冒険するお話。 先の2作品と比べると文章量が多いのですが 文章1ページにつき、絵が1ページなので 文も絵も同じくらい楽しめる 読み応えある作品となっています。 漢字も一部はルビが振られていますよ。 最初と最後のカラーページ以外は 鉛筆書きで、リアルなタッチの絵です。 いろいろな生き物が出てきて 本好き、特に男の子に人気の作品だそう。 この本は全8巻の長編絵本となっていますが もちろん1巻だけでも楽しめます。 でも長い夏休み、せっかくですから 全巻読破して達成感を味わってみては? ---------- これらを含め、いわむらかずおさんの本は 「いわむらかずお絵本の丘美術館」の ショップですべて販売されています。 (もちろん、全国書店でも取り扱っていますよ) 月2回行われている 「いわむらかずお・朗読とおはなし会/サイン会」では いわむら先生自ら、子どもたちに 絵本の読み聞かせをしてくれたり、 絵本に直筆のサインを入れてくださります。 おはなし会では えほんの丘の季節の花や植物についてのお話も。 絵本の丘美術館に来たら、 館内はもちろん、絵本の世界を体感できる えほんの丘のお散歩も楽しんでいってくださいね♪ 現在、館内では
えほんの丘を舞台にした絵本にスポットを当てた 「えほんの丘の絵本 20年展」を開催中! 9/2(日)までは 夏編、 9/8(土)~12/2(日)までは 秋編となります。 今回紹介した3作品を含めた 貴重な原画も公開されていますよ! また、7/21(土)14時~には館内にて 開館20周年を祝うつどいも行われるとのこと。 詳しくはリンク先の えほんの丘ホームページでご確認を☆ 20年目の「いわむらかずお絵本の丘美術館」 ぜひ 遊びに来てくださいね~!!! 【いわむらかずお絵本の丘美術館】 住所:那珂川町小砂3097 お問い合わせ:0287-92-5514 開館時間:10時~17時(最終入館は閉館30分前) 休館日:毎週月曜日(祝祭日は開館し、翌火曜が休館) 展示替え期間など 入館料:大人900円 中高生700円 小学生500円 幼児300円 ※その他、詳細は下記リンクから 公式ホームページをご確認ください。 【朗読とおはなし会・サイン会】 7/15(日)、29日(日) 8/11(土)、19(日) 9/16(日)、23(日) ★以降の予定は えほんの丘HPにて 朗読とおはなし会は14時~ サイン会は14:30~ ※いずれも予約不要です。入館料がかかります。 ☆サイン会の様子 |
絵本作家のいわむらかずおさんが
絵本と その舞台である里山の風景を、
子どもたちに実際に体験してほしい と建てた
「いわむらかずお絵本の丘美術館」
今年で開館20周年を迎えました。
その絵本の丘美術館より、今回は学芸員さんに
夏休みの子どもたちにオススメする本を
3点チョイスしてもらいました!
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まずは、いわむらかずおさんの代表作
14ひきのシリーズからこちら!
『14ひきのとんぼいけ』