昨年秋に小砂の松並陶苑の穴窯をご紹介した
Shinlyの陶芸作品・・

とてもいい色になったのですが実は器の内側が
ザラザラでちょっと実用的ではなかったんです・・
それこそ爪がかけた時に器の内側を爪やすりにして
削ることも出来たくらいだったのに（笑）

そこで松並陶苑の岡さんに

　藤田製陶所でもう一回焼いてもらうといいよ

とアドバイスを頂き・・藤田さんにお願いして
焼いていただきました！

せっかくのいい色が焼き直して変わってしまうかも・・
と藤田さんに心配もされましたが結果は・・

上が穴窯から出した時の状態。
中がざらざらな感じ判りますか？

どうですか♪

なんと！すっばらしーーーく焼きあがりました！

内側もしっかりと火が入り艶やかになりました！
ちなみに外側の色味は写真では判りにくいのですが
光沢が出ましたが当初の色味と殆ど変らなく焼きあがっています！

小砂焼の釉薬をかけての作品とはまたちょっと違う焼き上がりです♪
今回面白かったのがこの湯呑！よく見ると
3本のしずくの先が「ハート」（笑）

渋さの中にこんな可愛い演出！！・・まぁ意図したわけではなく
単なる偶然という炎の神様のいたずら心なんですけど（笑）

この器たちは持った感じも手になじむし色合いも最高！
これは食事が楽しみになります♪

ちなみにご紹介が遅れましたが松並陶苑の岡さんの
作品の焼き上がりはこちら♪(写真上段)

穴窯の中の火の神様が岡さんの作品に命を吹き込んでくれたようです。

1割出来たらいいなぁとおっしゃっていましたが
今回は1割どころかとてもよく焼きあがったよと
おっしゃっていました♪

松並陶苑では岡さんの作品を販売しています。
他では手に入らない岡さんと炎の神様の融合作品を工房でご覧ください。

次回松並陶苑の穴窯に神様を呼ぶのは春でしょうか・・

小砂の山の中で10日間ほど燃え続ける穴窯の炎・・
夜空に駆け出しそうな銀河鉄道の如く・・幽玄な光景を
また見に行きたいなぁ・・