[日光FEELING]日光ブランド『ラムサール条約登録湿地 奥日光の湿原』■今回は、日光ブランドに認定された地域資源自然分野のひとつ、
『ラムサール条約登録湿地 奥日光の湿原』をご紹介しました。 この地域は動植物の宝庫であり、観光客やハイカー、 写真愛好家など多くの人に親しまれていますが、 環境保護のために、マイカー規制となっています。 代替交通手段として低公害バスの運行を行っており、 今年の運行は、来月4月26日から始まりますよ。 詳しくは、日光自然博物館 0288-55-0880 番までお問い合わせください。 |
『奥日光の湿原』は、湯ノ湖、湯川、戦場ヶ原、小田代原を含め、
広さは、260.41ヘクタールにわたる。
日光国立公園の一部でもあり、
低温で多湿なこの場所には、貴重な動植物が生育している。
2005年「ラムサール条約湿地」にも登録され、
世界的にも重要性が認められた。
戦場ヶ原には、ワタスゲ・レンゲツツジ・ホザキシモツケなど、
100種類以上の湿原性植物が生まれ育つ。
小田代原では、アヤメ・ノハナショウブなど湿原の花から
ウマノアシガタ・ニッコウアザミなど草原の花まで、多様な花が咲く。
その中にすっと立つ一本のシラカバは、
あまりの美しさから貴婦人と呼ばれ、親しまれている。
そして湯ノ湖には、キンクロハジロ・ヒドリガモなど渡り鳥が降り立つ。
『奥日光の湿原』を、
私たちの手で、未来へ引き継いでいきましょう。