[今週のトピックス]2019年2月25日
メッセージ紹介 2 |
2019年2月18日
バリアフリーはビジネスの卵 2今回ご紹介するのは、僕が3年前から関わっている、
神奈川県川崎市の、かわさきパラムーブメント。 川崎市の福田市長が、オリンピック・パラリンピックを契機に、 『障害のある人にやさしく、誰もが生き生きと暮らせるまちづくり』をしたいという強い思いから、川崎市は、オリンピックではなく、パラリンピックに軸足を置いた、人づくり・街づくりなどの施策を打ち出したんです。 そこで、各分野のプロフェッショナルが集結し、そこで提案された様々なプロジェクトが実施されています。 因みに現在、僕たちが手がけているプロジェクトでは、車いすユーザーが飲食店や商店などに直接赴き、店舗内外のバリアフリー状況を調査するとともに、その情報をウェブサイトで公開することや、ハード面のバリアがあったとしても、店舗の利用をサポートするために、必要な声掛けや、手助けのコツ、なんかをレクチャーしています。 こうした取組を、僕たちのNPO単体でやるよりも、行政が旗振り役になってくれて、一緒に事業を推進していく方が、社会に与える印象が変わるんです。実際に今回のプロジェクトで、バリアフリー調査店舗を20店舗募集したところ、2週間かからずに枠が埋まりました。 行政のもつ高い信頼度と、民間のもつ独自のノウハウを生かして、 バリアフリーな街づくりをしていくことが、全国的にスタンダードになるとイイと思います。 |
2019年2月11日
車いすあるある 2今回は多目的トイレについて。
多目的トイレとは、車いす使用者が利用できる広さや手すりなどに加えて、 オストメイト対応の設備や、おむつ替えシート、ベビーチェアなどを備えることで、 障害者だけでなく、高齢者、子供連れなど多様な人が利用可能なトイレのことです。 最近では、「みんなのトイレ」や「だれでもトイレ」というネーミングの 誰に配慮して整備したのか全く分からないトイレも増えてきています。 このように、利用範囲を広げたことによって、 本当に必要としている人たちがトイレ前で長時間待たされる事案が多数発生しているんです。 僕も最長で20分待ったことがありますが、トイレから出てきたのは、ばっちりメイクを施した3人組の女性達でした。 その他にも、小説片手に出てくるサラリーマンや、高校生カップル、 また、お風呂代わりに使う路上生活者までいました。 まさに多目的!と突っ込みたくなっちゃいました。 あと、最悪なのは、ハロウィンの時に 仮装の為のお着替え場所になっているんです。 多目的トイレが設置されている、本来の意味を知って欲しいなと思います。 因みに、だれでもトイレについて問い合わせたところ、 この『だれでも』は、一般のトイレの利用が難しい人は『だれでも』の意味だそうです。 緊急時を除いて健常者の利用は原則対象外としているとの事でした。 マナーやルールを守れるスマートな大人でいたいですね。 |
2019年2月4日
訓平的超ポジティブ思考 2僕は、「命があればあとはかすり傷」という、
父の言葉に救われました。 この時から、言葉の持つ力って凄いなって強く思い始めて、 本や映画、そして偉人の名言などから、自分が前向きに慣れる言葉を探すという、 言葉ハンティングをすることが趣味になっていきました。 一つご紹介します。 アメリカの超能力者、エドガー・ケイシーが言った言葉です。 「人はしゃべった言葉と必ず出会う。」 これを知ったとき、前向きな言葉、夢や目標は口に出していこうって思いました。 だから、夢や目標ができたとき、僕は10名以上の方にお話しするようにしています。 そうすると、不思議と、その実現を手助けしてくれたり、 応援してくれたりする人が現れるんです。 あと、前向きでいられるコツは、このような良い言葉達に出会ったとき、 【まず、疑わずに信じる】ということ。斜に構えず、 素直に受け入れることが、自分をポジティブにする第一歩かもしれません。 |
体が麻痺していたり、思うように動かないのって、本当にもどかしいですよね。
2ヶ月に一度の、健診にいくのも大変なことだと思います。
僕自身は、あと半年足らずで障害者デビュー10年になりますが、
今のところ偏見や嫌がらせなどは受けていないんです。
でも、僕の友人や知人からは、イヤな思いをした、というような話は沢山耳にします。
原因は一体何なのでしょうね。僕は、障害に対する理解不足が、原因の一つなのかなって思います。僕も障害者デビューする前は、障害に対する知識も少なければ、意識も低かったです。障害当事者になってみて初めて知ったことが沢山有ります。ですから、街で出逢う方のほとんどは、知らないんだと思います。あまり知らないことや、出くわしたことのない状況になったとき、人は不安になったり、こわばった表情になりがちです。もしかすると、そういう表情が変な目で見られたと感じてしまうこともあるかと思います。
障害を正しく理解してもらうには、健常者と障害者の接点をつくること、
そして対話することが大切だと思っています。何も話さずに相手のことを理解できたら、それはもう超能力者ですよね。1にも2にもコミュニケーションが大事なんだと思います。
僕がいつも心がけているのは、常に接しやすいオーラを沢山出すこと。
そうすることで、自然と、対話が生まれ、
理解を深めるきっかけになると信じているからです。
2020年に向けて、明るい社会を創っていきましょう。
またお便りお待ちしています♪