[今週のトピックス]2019年8月12日
車いすあるある 7 電車利用時の駅員さんによる案内方法 |
2019年8月5日
訓平的超ポジティブ思考 7 うつのみや花火大会今週は「訓平的超ポジティブ思考」です。
夏といえば、花火大会!我が栃木県は、 打ち上げ発数2万発以上の花火大会が4つもあるんです。 今年既に開催された、小山と真岡が2万発、足利が2万5,000発、 そして今週末10日土曜日に開催される、うつのみや花火大会は、 なんと3万発で全国第2位なんです。皆さん知ってました? この「うつのみや花火大会」、2003年に一度途絶えてしまったのですが、 地元有志により2007年に復活し、今年で13年目になります。 運営は市民ボランティアで構成されるNPO法人うつのみや百年花火。 僕も復活当初から実行委員会のメンバーの一人として関わっていましたが、 3年目の途中に、事故により脊髄を損傷し、車いすでの生活になった為、離脱しました。 この年の花火大会当日、僕は済生会宇都宮病院の病室から花火を見ることになったんですが、打ち上がった花火を見て自然と涙がでました。 それは、「途中で離脱したことによって、メンバーのみんなに迷惑をかけてしまった」ということと、「同じ時間に同じ空の方向を望めば、どこにいても同じ思いを共有できる」ということを実感したからです。「いやぁ、花火って本当にいいもんですね!」と思わず言いたくなっちゃいます。 それから3年後に仲間達に、実行委員会に戻ってこい!と言われ、正直最初は不安でいっぱいでしたが、周りで支えてくれる仲間や、スポンサー企業の皆様、地域の方々の顔が浮かび、その「不安」を英語のFUN:「楽しい」に変えて「絶対に成功させる!」という強い気持ちになり、2013年に副会長として戻り、翌年には会長を務めさせて頂きました。 僕は自分自身を奮い立たせる時に、半ばこじつけのようなセルフマインドコントロールをします。「ふあん」の「あ」を小文字にして「ふぁん」にすれば楽しいになる。ものの考え方や、見方をほんの少し変えることで、気持ちが晴れやかになって、自分が成功している姿をイメージしながら挑戦していくことができるんです。たとえ失敗しても、その事実に真正面から向き合って、次にどうすれば良いのかを真剣に考えれば、答えは出ると思っています。! 明けない夜はありませんからね。 |
先日、車いすユーザーの女性がとある駅で経験したことをツイートし14,000を超えるイイね!が集まりました。
内容は、
『車椅子を押してもらってる時、
押してくれてる方が周囲に「ごめんなさい、すいません」と頭を下げ続けていると落ち込みます。わたし自身が荷物や邪魔な存在かのように感じてくるからです。「ご迷惑おかけします」という言葉に密かに傷ついてしまったり。』というものでした。
同じ当事者や、ベビーカーユーザーからは賛同する意見が集まる一方で、否定的なこんな声も相次ぎました。『被害妄想過ぎない?車椅子だろうが歩行者だろうが、人にぶつかりそうなときは言うでしょ』『車椅子の問題ではなく、道を譲ってもらうときに、すみませんの一言も言えないの?』『押してもらっているのになんだ!障害者様だな。』というものでした。
ツイートした本人も、駅員さんが車いすユーザーの自分と、周囲の方がぶつからないよう、注意喚起をしてくれているのはわかっていて、ただ、悪気はないと分かっていても、『申し訳ございません』『車いすが通ります』『ご迷惑をおかけします』と大声で何度も繰り返される声かけに対して、“あまりにも過剰だ”と感じて悲しくなったそうです。
僕も電車の乗り降りや、道案内してもらう時に、駅員さんがこうした声掛けをしてくれたてと思うんですけど、全然気にしたことがありませんでした。
でも、海外にでかけると、周りにいる人が僕の存在に結構早く気づいてくれて、アイコンタクトや『Go ahead.お先にどうぞ』と言って、道を譲ってくれることが多いんです。そうすると僕の口から自然に出てくる言葉は『Thank you.ありがとう』になりますよね。ラスベガスに行った時には、この会話の後に『Have a nice day!』まで付いてきたんです!何この人、格好良すぎるんだけど!と思って、ハイタッチしちゃいましたよ。
こうしたコミュニケーションをさりげなくできる人って、カッコいいし、すごく魅力的だと思いません?だから僕は、視野が広くて、周りに配慮できる人、心にゆとりがある人ってモテるよね。みたいな感じで広めていくと、
『すみません』の連呼ではなく、『ありがとう』で目的地にたどり着けるようになるんじゃないかなって思います。
お互いに心をオープンにしていきましょう!
番組あてにメッセージもお待ちしています(^^♪