ここからメインメニュー

  • お知らせ
  • 番組情報
  • リクエスト メッセージ
  • プレゼントに応募
  • DJ パーソナリティ紹介
  • DJ パーソナリティ
  • コンサート
  • 番組表
  • PODCAST

メインメニューここまで

サイト内共通メニューここまで

NOW ON AIR

Slipstream 21:30~21:55 

JUST LISTENING

過去の曲検索

2024/3/29 21:50/唇を味方に/Sean Oshima

ハンターマウンテンコラボシール
BERRY GOOD CM 2023
パパママ応援♪ハッピーフェスタ2024
開局30周年リスナー投票結果発表
ベリテンライブ2024
生コマ
キャンパスNAVI
お仕事ナビ
ラジオCMしませんか
無事故無違反チャレンジ

[今週のトピックス]

2019年12月30日

12月 「メッセージご紹介 2」

ラジオネーム 「 コリス 」さん

いつも番組聴いています!  内気でズボラな私は、仕事や家事をしていて、
「あぁ。なんか今日は ちょっと調子が悪いかな。」
「これから人と会うのが億劫だな」ということが 正直結構あります。 でも、 
ラジオから聞こえてくる 訓平さんの元気で真っすぐな声を聴くと、
「前向きに自分も頑張ろう」という気持ちになります。
大塚さん ご自身は、 “もっとやる気になりたいなー!”“よし気合い入れるぞー”と
いうときに何かしていることはありますか?これからもお仕事に育児に 頑張ってください!


コリスさんメッセージありがとうございます。

僕の声で元気になってくれているなんて嬉しいですね。確かに気分が乗らなかったり、ちょっと天気が悪いだけで、滅入ってしまうって時もありますよね。
僕が気合入れるぞーって時は、迷わず栄養ドリンク!ではなくて、3つの事をしています。

1つは、この番組でも紹介してる、自分が前向きになれる言葉を探して書き留めた、言葉ハンティングのノートを見返すこと。今までに選りすぐりの言葉をハンティングしてきたから、結構どんなシーンにでも対応するような、役立つワードに出会えるんです。読んでると、なんか自然とやる気が湧いてきますね。コリスさんも是非言葉ハンティングしてみてください。コツは、ピンときたら、まずメモる事。数日経って見返して、最初にその言葉に出会った時と同じ感情だったら、ノートに書き写す。全く響かなければ、そのメモは捨てる。これを繰り返すと結構いいものができるはずです。

2つ目は、なりたい自分をイメージする事。簡単にいうと自己暗示。セルフマインドコントロールです。例えば、「これを成功させると、成長した自分に出会えるから、今、頑張っちゃえ俺!」みたいな感じです。これもオススメです。お金かからないし。誰でもできちゃいますからね。最後の3つ目は、家族写真を見てます。ちょっと照れくさいですけど、僕のデスクには家族の写真が幾つか置いてあるんです。旅行に行った時の写真だったり、何気なく撮った写真とか。これは理由なく元気になれますよね。


コリスさん、メッセージありがとうございました。言葉ハンティングした心に響く言葉があったら、また番組にメッセージくださいね。


番組ではあなたからのメッセージを お待ちしています。質問や相談、なんでもOKです。
番組のHPにある メッセージ応募フォームから どしどし送ってください!

2019年12月23日

12月 「メッセージをご紹介」

ラジオネーム 「 なおちる 」さん

初メッセージ送ります。 訓平さんの取り組みは 
ホントすごいなーと いつも発見があったり、その視点に驚きながら聴いています。
番組タイトルの 「命があればあとはかすり傷」いい言葉だと思います とても好きです。 
この言葉に込められた意味やストーリーを 教えていただけますか?思いきってきいてみます。



この言葉、僕が父からもらった大切な言葉なんです。

この番組の初回放送でも少し触れさせて頂きましたが、改めてお話させて頂きます。
僕は約10年前に事故に遭って、病院に救急搬送されました。すぐに手術となったんですが、生死の境を彷徨って、意識不明の重体となりました。ちょっとした幽体離脱体験をしましたが、運よく3日間の意識不明から脱した時に、父から言われたのが、

「訓平、良かったな。命があればあとはかすり傷だな」でした。


家族は、主治医の先生から「一週間が山だ」ということと、例え戻って来れたとしても、脊髄を損傷していて、車いすでの生活になることを既に宣告されていました。そんな絶望的な状態でも命だけは助かってほしいと、僕の名前を呼び続けた母。忙しい仕事の後で疲れているにもかかわらず、毎日お見舞いに来てくれた兄夫婦。そんな家族のおかげで、僕は戻ってくる事ができたんです。そして父は、面会に来るたびに、「命があればあとはかすり傷」とまるで決まった挨拶のように言い続けてくれていました。事故の衝撃で、肋骨が内側に粉砕骨折して、肺に血と空気が入ってしまう、血気胸で命が危なかったんです。自発呼吸する事ができないから、人工呼吸器を使うために気管切開してて。だから最初は、しゃべれなくて、筆談してました。この時に、今まで当たり前だと思っていたことに初めて感謝する事を覚えました。命があるって、すっごく有り難いことなんだとも思いました。

そして事故から3週間経った7/14に主治医の先生から、「大塚さん、落ち着いて聞いてください。あなたの足は一生動きません。一生車いす生活になります。」と宣告されました。だけど僕は、「はい、分かりました。」と言えてしまったんです。もちろん、理解したことと、感情は反比例して、泣きましたけど、夜、見回りに来た看護師さんに「命があるだけで有難い!」って言ってるんです。僕がそう話したとカルテに記録されているんです。

まさにこの時が、僕が「命があればあとはかすり傷」の意味を本当に理解した瞬間だと思ってます。
どんな困難があっても、何が起きても、僕が真正面から受け止める事ができるようになったのは、父からもらった言葉、「命があればあとはかすり傷」があるからです。


「 なおちる 」さんメッセージ ありがとうございました!
 
番組ではあなたからのメッセージを お待ちしています。質問や相談、なんでもOKです。
番組のHPにある メッセージ応募フォームから どしどし送ってください!

2019年12月16日

12月 「バリアフリーはビジネスの卵」

先月20日にGINZA SIXで開催された、「トイレに、愛を。フォーラム」で、
第4回【日本トイレひと大賞】を受賞してきましたー。

この賞は、NPO法人日本トイレ研究所が、トイレ環境や排泄を通して、
社会が抱えている課題に取り組む「ひと」を表彰するものとして作ったもの。
うちのNPO法人アクセシブル・ラボは、宇都宮市内の避難所における多目的トイレの設置状況の調査とその情報公開について評価いただきました。

この調査のきっかけは、熊本地震の時に、ある車いすユーザーが避難所に行ったものの、
その避難所には多目的トイレがなく、整備されている避難所を探して、移動し続けたというネットニュースを見たから。

災害時の避難所は、ほとんどの場合、自分の住む家から一番近い、小学校か中学校だと皆さん認識していると思います。しかし、その学校に多目的トイレが設置されているかどうかは、分からないものです。実際、僕の自宅から一番近い小学校には、多目的トイレがない。だから、別の学区の小学校か、約2km離れた中学校に避難しなくてはならないんです。でも、この整備状況を調査したからこそ、僕は分かるわけで、知らなければ、最寄りの小学校に迷わず避難しちゃうでしょうね。

災害時の移動は、普段よりも遥かに厳しいものとなります。そんな中、自分に障害にあった多目的トイレを探して移動し続けるのは結構過酷です。だから、それを事前に調べられるように、調査データを宇都宮市に寄贈させて頂き、市のホームページ上で見れるようにしたんです。家族で避難計画を立てるのに役立て頂いたり、防災意識を高めることにも繋がればと思っています。

この「日本トイレひと大賞」の授賞式の前に、記念講演で登壇したのが、Zホールディングスの社長であり、ヤフーの社長でもある、川邊さんでした。テーマは「今後のインターネットとトイレについて」。ヤフーでは、平常時と違い、災害時に人が密集している地域や場所を、位置情報サービスで特定できるため、どこの避難所が混雑していて、どこが空いているかをリアルタイムで知る事ができるようにすると言ってました。これって、避難する人はもちろん便利ですが、支援物資や仮設トイレをどこの避難所にどれくらい持っていくかなどの判断材料にもなるんです。つまり、支援が平等化されるんです。ビッグデータが減災に役に立つんですね。インターネット、そしてビッグデータに無限の可能性を感じます。

2019年12月9日

12月 「車いすあるある」

世界中に多くの感動と希望を残して閉幕したラグビーW杯についてです。

僕は残念ながらチケットが抽選で外れてしまったので、
テレビにかじりつくように毎試合見ていました。

一般席に比べて、車いす席は数がかなり少ないから、抽選倍率が半端じゃないんですよ。席数をもっと増やしてもらいたいですね。その高い倍率を突破して、チケットを手に入れた、車いすユーザーの友人がSNS上で、観戦している様子をUPしていて、羨ましい〜と思っていました。でも、投稿を見ると、問題は席だけではなかったんです。彼らの投稿には、車いす席までの動線やエレベーターの位置がわかりづらくて、移動するのに相当時間がかかった、という言葉が書かれていました。中には、エレベーターを探すだけで30分もかかったというものもあったんです。これは、分かりやすい表示がされていないことだけではなくて、整備されているバリアフリー情報を、運営側がその場にいるスタッフみんなに、きちんと周知していないことが原因。

でも、これが来年のオリンピック・パラリンピックの時でなくて良かった。ラグビーW杯の比じゃないくらい、多くの車いすユーザーが、それぞれの競技施設に移動しますからね。良い方向に考えましょう。今この時点で、問題が浮き彫りになったわけだから、改善できる時間はまだ残されてる。じゃあ、どう変えていくか。地味だけど、実際に体験した人の声を集めまくるしかないんです。その時に重要なのが、課題だけでなく、良かった点も吸い上げること。課題だけだと、ネガティブな気持ちになりますよね。だから、「○○スタジアムのここは良かった。」とか「エレベーターの表示が分かりやすかった」「案内してくれた人がとっても親切だった」みたいに、良い事例は褒めて、そしてそれを他の場所でもマネできるように、画像に注釈つけて共有すると、ポジティブに物事が進みそうですよね。

仕事でバリアフリー関連の相談を受ける時って、参加された皆さんが大体、眉間にしわ寄せながら難しそうな顔して、テーブルについてるんですけど、あれ、怖いからやめて欲しいって思ってます。だから最初に、僕の渾身のギャグでまず笑わせてから、って言いたいんですが、滑るとさらに場が凍りつくので、「皆さん、まずはコーヒーでも飲みましょう」って言って肩の力を抜いてもらうようにしてます。

バリアフリーの仕事は「肩の力は抜いて、手は抜かない」っていうのが基本なんです。

2019年12月2日

12月 「訓平的超ポジティブ思考」

今年も残すところ、あと1ヶ月。

年々、時間が経つのが早く感じるっていう方、多いと思います。
何年か前に家族で食事している時に、「今年もあっという間だったね〜」なんて話していると、父がこんな事を言いました。「訓平は今何歳だ?」って。

その時、多分33歳だったので、「33だよ。息子の年齢も忘れたのか」って言って笑っていたら、「羨ましいな〜。年齢と、時間が進む速度は同じなんだ」って言うんです。

どういうことかって言うと、当時僕は33歳だったので、
33kmの速度で走っているのに対して、父は66歳だったので、
66kmの速度で一年を駆け抜けている。
倍のスピードで時間が進んでいるだっていうんですよ。

スピードが速くなることによって、今まで確実に視野に入っていたものが、
いつの間にか過ぎ去って捉えられなくなる。
だから速度がゆっくりな内に、いろんな経験をして学びを深めることが大切なんだと思いました。一方で、年齢を重ねても色んなことに、常に挑戦し続けている父を見て、人生いつからでもチャレンジすることができるんだ、ということも教わりました。

僕の大好きな映画、ベンジャミンバトンの中でもこんなシーンがあります。主人公のベンジャミンが、「なりたい自分になれば良い。タイムリミットはない。いつ始めてもいい。変わってもいいし、変わらなくてもいい。ルールなんてない。人と出会い、様々な価値観を知る。誇りを持って生きる。道を失ったら・・・大丈夫。また自分の力でやり直せばいいんだ。」

人は生きている限り、いつからでも何度でも新たなスタートラインに立てるし、
何をするにもしても遅すぎることはないんですよね。

僕は、この言葉から、とっても良い刺激をもらっていて、
講演する時にもよく使わせてもらっています。
あの時、あれをやっておけば良かったとか、なんであの時やらなかったんだろう。

なんて、過去のことを後悔したり、嘆いたりすることってありますよね。
過去を変えることなんて出来ないのは、誰でも分かっているんですけど、
そう簡単には前を向けない。僕の場合は、過去と向き合わずに、
今いる「現在」と向き合うようにしています。

今自分の目の前にある、壁や課題をどうやったら乗り越えられるか、解決できるか。

過去を見ることは悪いことではないんですけど、見過ぎると、他人を責めたり、
自分を責めたりしがちになるもんです。

本質は今にあって、どういう未来を描きたいかが重要なんだと思ってます。だからこそ、色んな困難を乗り越える事を楽しむようにしています。

2019年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
前の月   次の月