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レコレール 14:30~14:55
2024/4/25 14:31/Abyss/YUNGBLUD
草木も芽を出し、どんどん成長していきます
体も冬の間に溜め込んだ不要なものをどんどん出しやすくなる時期です
「春の皿には苦味を盛れ」と、昔から言われているように、この時期は、蕗の薹や、よもぎ、せり、ウド、山菜など、自然と体がほろ苦いものを欲しがりたくなります。苦味のあるものはデトックス効果がありますので、この時期しかない自然の恵みをしっかりいただきましょう。
【春を代表する「ほろ苦い」お野菜の菜の花】
ほんのりとしたほろ苦さで、咲く寸前のぷっくりとしたつぼみ、太い茎、柔らかい葉を丸ごと食べることのできる、季節感が満点の花野菜です。
黄色い花を咲かすアブラナ科の野菜を「菜の花」といい、小松菜、水菜、白菜、チンゲン菜なども、つぼみをつければ「菜の花」と言うことができます。
最も多く出回っている「菜の花」は、切り花の菜の花を品種改良し、苦みを抑えたものです。
苦味のあるものを食べることで、冬の間に溜めた老廃物を出してくれ、体を中からシャキっと目覚めさせてくれます。
【愛らしい菜の花が生活習慣病予防!】
一般的に花の蕾には、植物の持つ栄養がたくさん詰まっていますが、その中でも、菜の花はとても栄養価が高く、ビタミンAはホウレンソウ並み、カルシウムはほうれん草の3倍、鉄はブロッコリーの約3倍の量を含んでいます。
また、アルカロイドを含んでいるため、ストレス解消や疲労回復などにも効果があります。
菜の花はアブラナ科の野菜に属しますが、今、アブラナ科の健康パワーが注目を浴びており、アメリカ国立ガン研究センターでは、ガン予防を目的とした食品約40種類を「デザイナー・フーズ」と指定し、アブラナ科の野菜は、積極的に食べたい野菜として紹介されています。
アブラナ科にしか含まれないイソチオシアネートに、ガン細胞の発生を抑制する効果や肉食生活でドロドロになった血をサラサラにし、血栓を予防する働きがあります。
「菜の花ごはん」
<材料>
菜の花:1束 米:3合 昆布:10cm
塩:小1 酒:大1 薄口しょう油:大1 いり白ごま:大1
<作り方>
1 お米はといで、水を切っておく。
炊飯器のお釜にお米を入れ、酒、塩、薄口醤油を加え、昆布をのせ、普通
の水加減で炊く。
2 菜の花をゆで、水気を絞って7~8mmの小口切りにする。
3 いりごまは包丁で粗く切る(切りごま)
4 炊きあがったご飯に、菜の花、切りごまをさっくり混ぜ合わせる
※ 菜の花に含まれる栄養素は水溶性のものが多いので、ゆですぎと水に浸けすぎに気をつけましょう。
<美味しい茹で方>
茎、葉、つぼみに手で優しくわける。(あくがでないように手で扱う)
つぼみ、茎、葉の順に塩を少々加えた熱湯にほんの10秒ほど入れ色が変わったらすぐひきあげ、湯通しする感覚OKです。水にさらさず、ザルの上でお湯きりをして冷まします(岡あげ)
具材が菜の花だけのシンプルなレシピですが、これを大皿に盛り、上に錦糸卵や、海老などをトッピングしてちらし寿司風にすれば、お祝い膳にも華やいだ一品となります
もう1品
「菜の花のわさび和え」
<材料>
菜の花:1/2束(約100g) 醤油:大さじ1/2
だし汁:大さじ3 生わさび:適宜(本わさびなら最高)
<作り方>
1 菜の花は合格印を参考に色よく茹で、食べやすい長さの約3cmに切り、しょうゆ(分量外)をさっとかけておく
(すてしょうゆをすることで水っぽさをとり、味をしみ込ませやすい)
2 ボウルにだし汁・しょうゆ・わさびを入れ、よく混ぜたところに、水気を絞った菜の花を加えて漬け込む