メインメニューへ移動します
本文へ移動します
ここからメインメニュー
メインメニューここまで
サイト内共通メニューここまで
AuDee CONNECT 03:00~04:00
2024/4/18 03:39/さあ冒険だ/和田アキ子
その「命」をいただくことで、私たちは野菜を通して「太陽」のエネルギーをいただいているんですね
そんな太陽の恵みをいっぱいあびたトマトは野菜コーナーでもひときわ目をひきます。 主流の「桃太郎」以外にも、ミニトマトやフルーツトマト
加熱調理に向く、サンマルツァーノやシシリアンルージュ、など、色や大きさ、形などたくさんの種類で賑わっています
生命力があり、生でも、焼いても、煮込んでも、と、その味わいも栄養も素晴らしい役者です。用途によって使い分けると、お料理の腕が一段とアップする事まちがいなしです。
【トマトが最も美味しい旬は?】
トマトは通年市場にあり、特に真夏の野菜と思われていますが、原産地は乾燥冷涼な南米高地であるため、高温多湿に弱く、実はあまり暑さに強い野菜ではありません。
高温の夏場に大きく育った水っぽい味のトマトに比べ、冬の寒い時期、日光をたくさん浴び比較的乾燥した気候の中で少しずつ育ったトマトは、糖度をあげ栄養価も高くなり、春先には甘いトマトに成長します。
味が濃厚で甘く美味しいのは春、今がトマトの旬だと言えるでしょう
【トマトが赤くなると医者が青くなる】
ヨーロッパでは、古くから「トマトが赤くなると医者が青くなる」といわれるほど、健康野菜として知られています。
トマトの赤い色はリコピンといわれる色素で、赤く熟していく過程で成分が増加し抗酸化作用が強まり、老化防止効果も高くなります。
リコピンは完熟の加工用トマトに多く含まれ、熟しきっていない生食用トマトに比べて3倍にもなります。
さらに、トマトのビタミンCは熱に強いので、加熱料理でもしっかり栄養素を摂ることができます。
その他にも、血糖値を下げ、糖の吸収を抑制する働きや、メラニンの生成を抑え美白・美肌にも有効です。 脂肪燃焼作用も注目されてきました。
野菜の中でもグルタミン酸(うまみ成分)がトップクラスのトマトは、いろいろな料理にアレンジも多彩です。
「トマトと柑橘のフレッシュサラダ」
<材料>
トマト:2個 柑橘類:1個(いよかん、ぽんかん、グレープフルーツなど)
玉ねぎ:1/4個 塩:少々 オリーブオイル:大1
<作り方>
1 トマトはヘタをとって食べやすい大きさに乱切りにする
2 柑橘類は皮をむき(実の薄皮もとる)2/3をトマトより小さめに切る
残りの1/3は絞ってジュースにする
3 玉ねぎは細かいみじん切りにして、塩を少々振り、水にさらして絞る
4 ボールに柑橘のジュースと玉ねぎ、オリーブオイルを加えてよく混ぜあ
わせたところに、トマトと柑橘を加えて和える
「トマトのソテー」
<材料>
トマト:3個 塩:少々 コショウ:少々 小麦粉:適量
ニンニク:1/2片(すりおろす) オリーブオイル:大1
<作り方>
1.トマトを2cmくらいの厚さに輪切りにし、表面に塩コショウを振る
2.切った面に小麦粉をしっかりまぶす
3.フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて熱したところにトマトを
入れて中火で焼き、こげめがついてきたら裏返して同様に焼く
最後にサッと強火で仕上げる