桜のシーズン到来！

さくら市では　今週来週と2週に渡り桜祭りが開催されます。

4月6日（日）は氏家ゆうゆうパークさくら祭り＊
4月13日（日）は喜連川商工さくら祭り＊

今回は氏家ゆうゆうパークさくら祭りで

無料で振舞われる「あねさん工房の福福鍋」について♪


あねさん工房の菅又　光子さんにお話を伺いました。

（左）菅又さん・(右）松田さん


あねさん工房ってどんなところ？？というわけで

まずは　工房の中をご案内していただきました♪


入り口を入ると1本の長い廊下が。

その廊下の右に左にいくつかの加工室があり

様々な加工品を製造しています。


味噌加工室を過ぎ　お隣の部屋は「漬物加工室」。

ここで梅干・生姜漬け・らっきょの他に

旬の白菜漬けや茄子漬けなどの漬物を作っています。


ここで作られたものは近くの農産物直売所「菜っ葉館」で販売しています。

私も白菜漬けとオクラの漬物をいただいたんですが

これがまたおいしい！！！

添加物も使われていなくて　素材の味がしっかり。

白菜って　甘いんだぁ。と

初めて漬物を食べて感動しました。


さて。その先の部屋は「菓子加工室」。

手作りのあんこがとても評判！！ということで　

草もちや　あんころもち　豆餅　などの和菓子が大人気＊

かぼちゃの蒸しパンも菅又さん一押しメニューです♪


一番奥の部屋は「弁当加工室」。

お弁当はもちろん　ここでは

特産品のニラを使った「ニラメンチ」が作られています。

ニラメンチ。私も大好物！！

メンチと言えば肉ですが　このニラメンチは

肉の代わりにニラ！！ってくらい　たっぷりニラが入っています＊

ニラの甘みがカラッと揚げられた衣に包まれて　もう絶品！！！


特別に弁当加工室に入れてもらいました。

おじゃましまーす！と扉を開けると･･･


あたり一面　畑！！！

･･･いや　室内なんですが　大きな窓がたくさんあって

どこを見ても畑なんです。


広大な自然・畑に囲まれている　この素晴らしい環境の中で作られているんだ。

と思うと　おいしい自然の空気や香りも一緒に料理に含まれているような＊


ここで作られた味噌は隣の保管庫で眠っているということで

そちらにもご案内いただきました♪

シャッターを開けると･･･

6kgの味噌樽が100個も！！

中に入ると味噌の良い香りが＊

今回の本題は　この味噌を使って作った「福福鍋」！！


「おいしく作ってありますよ～♪」


と菅又さん。

足取りも軽く工房へと戻ると　お鍋が！！

蓋をオープン！！！

湯気があがって　たっぷり野菜が入った福福鍋が！！

とにかく具沢山！！7種類以上もの野菜たち。

しかもその野菜。

全部さくら市で採れたもの！！

もちろん味噌もあねさん工房で作ったもの。

そして　その味噌の材料である大豆も米も　

あねさんたちが作ったものなんです。


「だから　とっても安心して食べられますよ。」


と菅又さん。

そこまで地産地消を極めた料理ってなかなかないですよね。


「だからもうね　みなさんに幸せになってもらいたい

　健康であって欲しいっていう願いを込めて

　「福福鍋」って付けました。」


と福福鍋の名前の由来を語る菅又さん。


私も幸せに健康になりたーい！！いただきまーす！！！と


お椀を持つと　野菜の香りがふんわり。


ひとくち食べて「おいしー！！！」と感動。

葱も椎茸も野菜の味がひとつひとつ濃くって本当においしい。

芋は里芋！！

松田さんが作った里芋はほくほくでとってもおいしい。

聞くと

「昨日掘ったばかりです。」

と松田さん。

掘りたての里芋がごろんと入っているなんて

なんて贅沢なんでしょう。


そしてまたつゆ！！

汁がたまらないんです。


「水はほとんど入れません。

　野菜の汁だけだから　すっごくおいしく出来るんです。」

と菅又さん。


野菜からこんなに汁が出るもんなんだ。とびっくり。

採れたての野菜のおいしいエキスがぎゅぎゅぎゅと凝縮された福福鍋。


ちなみに。あねさん工房で働くあねさんたちは農家の女性たちです。

だからこそ採れたての手作りの野菜を使ったお鍋が出来るんです。


「だから味もいいんです。

　だからおいしい本物の味がするんですよ。」


と活き活きと語る菅又さん。


「私　農業大好きだから

　作る喜びがあるんですよね。」

と菅又さん。


「食べるって言うよりも

　作って収穫する時の喜び！！」

と松田さん。


その言葉に同調するかのように

「だって　種を蒔いて　芽が出て　収穫できるその喜びがなんとも言えない！！

　だから継続できる。

　味噌もここで25年くらい作っているんですよ。」

と菅又さん。


畑でうれしそうに収穫するお二人の顔が目に浮かびます。


作り手が喜んで　楽しんで　活き活きと農業をやられているのを見て

ますますさくら市の野菜が好きになりました。

　
図々しくも何度もおかわりして「おいしい」を連呼する私に


「喜んでいただいてうれしいです。」


という菅又さん。


その優しい笑顔に

実家に帰ってきたような気持ちになり　お椀片手に泣きそうになりました。


愛情をたっぷり受けて育った野菜たち

そしてそれを心を込めて　ことこと煮込んで出来た福福鍋。


ゆうゆうパークの素晴らしい桜並木の下で食べると

また一味　おいしくなるんだろうなぁ＊


≪ゆうゆうパークさくら祭り≫

場所：ゆうゆうパーク
　　　さくら市氏家1317

日時：2014年4月6日（日）
　　　10時～15時

＊福福鍋の無料配布は11時～。
　10時～整理券を配布します。
　先着300名様。

＊11時10分～はさくら市のご当地アイドル
「ラブリーキャンディー」「ジェリービーンズ」のステージも開催されます♪