[リポート]2014年4月28日
阿久津牧場![]() 「後継者の部 黒毛和種」では、25人程の方が参加し、それぞれ育てたとちぎ和牛を出品し、評価を受けます。そして、阿久津さんが最優秀賞を受賞しました!
阿久津さんは、およそ40頭のとちぎ和牛を飼育し、その1頭1頭の餌の管理、与えるタイミング、など、繊細なコントロールをしています。ほんの少しの体調の変化も見逃しません。常にすべての牛に意識を払っているんだそうです。 当然の事ながら、そういった地道な仕事がやはり一番大切で大変なんだそうです。 ![]() 阿久津さんは今日ももちろん牛たちと向き合っています。
僕たちが美味しいお肉を頂く事が出来るのは、こういった皆様の努力があって、牛たちと心を通わせているからこそのものなんだと改めて感じました。 ![]() |
[銘柄紹介]とちぎ和牛「とちぎ和牛」は栃木県を代表する黒毛和牛で、指定生産者肥育のもの、枝肉格付がA・Bの4等級以上に認定された枝肉だけに与えられる銘柄です。平成23年度12月より、「米を給与した牛」が認定条件となりました。米を給与することにより、風味が向上するとされています。県内で約1万頭の和牛が飼養され、そのうち「とちぎ和牛」として認められるものは年間約3千5百頭です。国内最大の肉の品評会では最高位である“名誉賞”を獲得し、日本一に輝き、JA全農主催の品評会では過去に5回の“名誉賞”を獲得しています。そのきめ細かい霜降り肉の安定した品質は、柔らかく風味豊かな肉の芸術品と呼べるほどです。
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とちぎ霧降高原牛「とちぎ霧降高原牛」は、黒毛和種を父に、ホルスタイン種を母に持つ、いわゆる交雑牛です。交雑牛の国内最大の肉の品評会で日本一の称号を獲得しています。また、JA全農主催の品評会では6年連続最優秀賞の快挙を達成しました。指定生産者が指定された飼料を給与のもと、きめ細やかな飼養管理で育成しています。飼料への深いこだわりを見せながら「安心・安全」な牛を育てています。
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2014年4月3日
とちぎゆめポーク「とちぎゆめポーク」は指定農場で指定された飼料を使って生産されている豚肉です。飼料には麦類が通常より多く配合されており、肉に旨み成分のオレイン酸が多く含まれた、甘みの感じられるおいしい豚肉ができあがります。
現在、指定農場は3農場で生産はまだ少量ですが、栃木県を代表するブランド豚肉として誇りを持って育てています。 ![]() ![]() |
[おすすめレシピ]和風ローストビーフ![]() ■材料
牛もも肉(塊)・・・1㎏ 【A】 だし・・・1カップ しょうゆ・・・1カップ 酒・・・1カップ ねぎ・・・3本 青じその葉・・・適宜 大根おろし・・・適宜 練りがらし・・・適宜 塩・・・少々 こしょう・・・少々 サラダ油・・・大さじ1 ■作り方 1. 牛肉は2等分し、全体に塩・こしょう各少々をふり、両手で軽くもみ込んでおく。 2. フライパンにサラダ油大さじ1を熱し、(1)の肉を入れて焼く。 焼き色がついたら裏返し、さらにふたをして約5分間焼く。 3. なべに【A】を合わせて火にかける。煮立ったら(2)の肉を入れてすぐに火を止め、煮汁に肉の全体がつかるように時々返しながら冷めるまでおく。 煮汁と肉を同時に冷ましていく過程で、味がしっかりとしみ込む。 4. 器に青じその葉を敷いて(3)の肉を盛り、焼きねぎ、大根おろし、練りがらしを添える。好みでつけ汁をかけても、おいしく食べられる。 ☆ファスナーつきポリ袋などに入れて冷蔵庫に保存しておき、食べるときに取り出して切ればよい。冷蔵庫で約10日保存できます。 |
豚肉の黒ビール煮![]() ■材料
豚肩ロース肉・・・400~500g 玉ねぎ・・・2個 黒ビール・・・350㏄ 固形スープの素・・・1個 サラダ油・・・大さじ1 月桂樹の葉・・・1枚 砂糖・・・小さじ1 塩・コショウ・・・少々 一緒に煮込む野菜 トマト・にんじん・いんげん・ズッキーニ・なす・オクラ等 ■作り方 1. 豚肩ロース肉は厚さ1㎝くらいの食べやすい大きさに切り、軽く塩・コショウをする。フライパンに薄く油を敷いて両面にこんがりと焼き色をつけて皿に取り出しておく。 2. たまねぎは薄切りにし、肉を焼いたフライパンで色づくまで炒めたら、肉を戻し、黒ビールを注ぎ固形スープの素を加え蓋をし煮立ったら弱火で30分煮込む。 3. 煮込む野菜を加える(トマトは皮をむいて4つ切り、にんじんは拍子木切り、いんげんは食べやすい長さに切る。ズッキーニ・なすは厚さ1㎝の斜め切り、オクラは切らずにそのまま)。 4. 野菜が柔らかくなったら、砂糖を加え塩コショウで味を整える。 ☆豚肉はロース・ヒレ・もも肉、お好みで選んでください。 ☆煮込む野菜はなんでもOKです。 ☆付け合せはマッシュポテトがよく合います。 ☆ビールは黒でなく普通のビールでもOK、また発泡酒でもお試し下さい。 |
栃木県肉牛後継者・高等学校枝肉研究会は次世代の農業を担う後継者育成の取り組みとして、肉牛生産基盤の安定を図るとともに、若手同士の交流の場を設け、肥育技術・生産意欲の向上を目的として開催しています。