[結果発表]ラジオCMコピーコンテスト 「BERRY GOOD CM 2021」 審査結果発表! |
■審査総評(審査委員長 中山佐知子)審査を手伝ってくれた上田くんは去年「レベルが高い」と言っていましたが、今年も最初に同じことを言いました。本当にそうです。今年もレベルが高いです。注目度が上がってくるといい作品が集まりやすいので、つまりはBERRY GOOD CMが注目されているということですね。素晴らしいことだと思います。審査を終えてしばらく時間があってこれを書いているのですが、いまでも入賞作を全部思い出すことができます。グランプリの下野新聞、ややもすると蹴たぐり技になりやすいコンテストのコピーですが、真っ向から攻めたのがよかったなあ。天鷹も同じだなあ。那須サファリパークは林くんがグランプリに推していました。来年も視点を変えた原稿でぜひグランプリを狙ってください。そして毎年私も同じことを言うのですが、栃木の人、がんばってください。あなたの原稿をお待ちしています。最後になりますが、たくさんのご応募をありがとうございました。審査が楽しかったです。来年もよろしくお願いいたします。
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■グランプリ作品●下野新聞社
「無口な父。」 堀江 成禎 様(京都府) 「あなたを代弁する」というコピーがまず素晴らしいと思いました。そして、そこからシチュエーションを導き出してたいへんうまくまとめています。それを語るのが娘というのもいいですね、新聞のCMとしてたいへん堂々としたものになっていると思います。 |
■優秀賞(スポンサー賞)作品●とちぎコープ生活協同組合
「同じおいしさ」 田名瀬 新太郎 様(静岡県) お父さんとしてはご近所さんと「同じ味」と言われて嬉しくないかもしれませんが、それを逆手に取って「安心」にもつなげているところがいいと思いました。 ●栃木トヨタ 「どんなに」 脇川 一也 様(愛知県) スポンサーからのリクエストが「真面目CM」でした。これは真面目なCMですが、だからといって選んだわけではありません。「どんなに悪い時代でも駆け抜けられる」というコピーがいいなあと思ってしまいました。 ●うつのみや表参道スクエア「ミヤスク」 「行方不明」 柴田 賢一 様(茨城県) がんばっているお母さん、月に一度はひとりでミヤスクに遊びに出かけるのもいいんじゃないですか、と誘っています。お母さんにやさしいCMです。 ●三和住宅 「天才への道しるべ」 北川 秀彦 様(大阪府) 資料を調べることがアイデアにつながる典型的な事例です。 ●塚田木材 「メンバー紹介」 中澤 弘 様(埼玉県) スポンサーの会社名のあとで拍手で終わるのがいいですね。縁の下の力持ちのような商品ですから、CMの中で喝采をあげたいと思ってこの作品を選びました。 ●天鷹酒造 「辛口篇」 谷村 翼 様(京都市) 父と息子といえば、昔からお酒のCMによくあるシチュエーションですが、それだけに言葉を補ってくれる強さがありました。 ●ホテイヤエクステリア 「不審者」 中澤 弘 様(埼玉県) これだけ注目されるといいお庭をつくった甲斐がありますね。そこに気付いていない奥さんも素敵ですね。 ●那須サファリパーク 「視点を変える」 梶村 武暉 様(大阪府) 「視点を変えてみました〜」と言って若者が原稿を送ってきたのはいいけれど、視点は変わってないよ〜、的が移動しとるよ〜、要するに的はずれだよおお〜!ということがあった日に、この作品を入賞に選びました。楽しい視点の変えかたです。みんな、象に乗れ!私も乗りたい。 |
20秒ラジオCMコピーコンテスト「BERRY GOOD CM 2021」。
1,874通の応募作品の中から、今回のグランプリが決定しました!
各作品のCMはPODCASTでお聴きいただけます。ぜひチェックしてください!