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[今週のベリークラシック]

2014年5月20日

ウェーバー作曲、ヴァレンドルフ編曲「魔弾の射手」より


こんにちは♪ MCFオーケストラとちぎのメンバーが毎回お勧めのクラシック音楽をご紹介する【ベリークラシック】。

5月の担当は、ホルンの小林郁子です。
私、小林郁子が出演します、マロニエール・クラシック・フェティバル コンサート Vol.2のチケットが本日発売となります。MCFコンサートの第2回目は、クラシック音楽と栃木県高根沢町出身の菅野祐悟さんの音楽とのコラボレーション。ますます盛り上がるMCFオーケストラとちぎに、どうぞご期待ください。

さて今回は、私の演奏するホルンという楽器についてお話しします。

ホルンと言われてもどのような楽器か、思い浮かばない方も多いのではないかと思います。でも大抵の方はこう言えばわかってくれます。カタツムリのような形をした楽器です。そんな可愛らしい形をしたホルンですが、金管楽器の中で最も演奏が難しいとしてギネスブックに掲載されています。だからと言って、ホルン奏者が他の楽器を上手に演奏できるのかと言えばそれは違います。それぞれの楽器にはそれぞれの難しさがあるのです。

ホルンが難しいとされている理由としては、音を外しやすい事や息を入れる部分が小さい割に、管が長い事などがあります。ちなみに、吹いている時に息が通る管の長さは短い時で約2m75㎝、一番長い時では約5m10㎝もあるのです。

そしてもう一つ、ホルンは音域がとても広いく4オクターブもあります。これはこの楽器の魅力でもあると私は思っています。また女性的な優しい音から男性的な力強い音まで、音色の幅も広いのです。そのためホルンだけのアンサンブルでも幅広く厚みのある演奏が出来るのです。

今回はホルンアンサンブルをお聴き頂きました。ウェーバー作曲、ヴァレンドルフ編曲「魔弾の射手」より。

2014年5月13日

ご紹介した曲はグレインジャー作曲、「ウッドストックの町の近くで」♪♪♪


こんにちは♪ MCFオーケストラとちぎのメンバーが毎回お勧めのクラシック音楽をご紹介する【ベリークラシック】。

5月の担当は、ホルンの小林郁子です。
本日は、私とホルンとの出会いについてお話しします。

私の通っていた陽東小学校には合奏部がありました。一般的に言う吹奏楽部です。4歳上の姉がフルートを、1歳上の姉かトランペットをそれぞれ合奏部で吹いていたので、私は入部することを当たり前のように思っていました。

あとはどの楽器にするか。

そんなある日、音楽朝会で合奏部の演奏がありました。そこでホルンを見た私はすぐに魅了されました。「何てきれいな楽器だろう」、「演奏する姿は何て格好良いのだろう」そう思ったのです。それは正に一目惚れでした。その時の光景は今でも目に焼き付いています。

その後入部して先生にホルンが吹きたいと伝えましたが、当時の私は小柄で華奢な方だったので少し渋い顔をされました。そして先生は私にアルトサックスを勧めたのです。ところが、小柄な私の手はやはり小さく、一番下のキーまで指が届かなかったのです。そしてめでたくホルンに落ち着いたのです。

・・・実はぎりぎり指は届いていました。でもどうしてもホルンがやりたかった私は届かないふりをしたのです。もしかしたら先生も気づいていたかもしれませんね。

私がオーケストラで初めて演奏したのは大学に入ってからで、それまではずっと吹奏楽で吹いていました。そこで今回は、吹奏楽の演奏をお聴き頂きました。私も録音に参加した母校・武蔵野音楽大学のCDから、グレインジャー作曲「ウッドストックの町の近くで」。

2014年5月6日

ご紹介した曲はモーツァルト作曲《ホルン協奏曲第一番》より第一楽章♪♪♪


こんにちは♪ MCFオーケストラとちぎのメンバーが毎回お勧めのクラシック音楽をご紹介する【ベリークラシック】。

5月の担当は、ホルンの小林郁子です。
私は宇都宮で生まれ宇都宮で育ち、宇都宮市立陽東小学校、陽東中学校で子供時代を過ごしました。幼少期はとにかく内気でなかなか友達とも打ち解けられず、幼稚園は休みがちでした。そして行ったかと思えば家に帰りたくて泣いてばかりだったのです。

小学校に上がってからも通知表にはよく「おとなしい」と書かれていた記憶があります。しかし、家でもおとなしいという訳ではなかったのです。いわゆる内弁慶な子供でした。家では毎日のように激しい兄弟げんか。それでも一歩外に出れば一見おとなしい子に変わり、いつも姉たちの後ろをくっついて歩き、やる事なす事真似ばかりしていました。そして真似をして色々とやりたがってはすぐに飽きてやめてしまう、そんな事を繰り返していたのです。

そんな私が唯一続いたのがホルンでした。来週は、私とホルンの出会いについてお話ししたいと思います。

今回はモーツァルト作曲「ホルン協奏曲第一番」より第一楽章をお聴き頂きました。この曲は、彼の友人でありホルンの名手であったロイトゲープのために書かれたと考えられており、
自筆の譜面にはロイトゲープをからかう言葉が書かれているそうです。二人の仲の良さが伺えますね。

クラシックをほとんど聴かない方でもきっとどこかで耳にしたことがあると思います。少しでもクラシックを身近に感じて頂ければ幸いです。

2014年4月29日

お送りした曲は、レスピーギ作曲「ローマの噴水」より第2部「朝のトリトンの噴水」♪

こんにちは♪ MCFオーケストラとちぎのメンバーが毎回お勧めのクラシック音楽をご紹介する【ベリークラシック】。

4月の担当は、テューバの大久保理恵です。
音楽だけに限らずどの芸術分野にも言えることだと思いますが、自分の感情の動きに敏感になることが必要だと思います。自分の感情を大切にし、どう思ったのか・どうしたいのか、それらをきちんと自分の中で感じてあげること、そしてそれを育むことがよりよい音楽を演奏する為に必要な要素なのではないでしょうか。

感情を豊かにするものは音楽だけではありません。美しい風景や素晴らしい絵画、もしかしたらおいしい食べ物であったり、友達とのおしゃべりだったりするかもしれません。なにか心が動いたときにはどうぞ思考を止めずに、自分の感情によく耳をすませてあげてください。

さて昨年のMCFの演奏会でも、聞いている方の感情を揺り動かせるよう心を込めて演奏させていただきました。 素晴らしい演奏家の方々とご一緒させていただき、私にとっても心が揺り動かされる大切な1日となったあの日。
地元である栃木であのような演奏会に携われるとは思ってもみなかったので、本当に嬉しかったです。 これからも栃木のクラシック音楽を盛り上げて行けるよう、MCFのメンバーとして、また1プレイヤーとして活動して参りたいと思っておりますのでどうぞ宜しくお願いいたします。

今日お送りした曲は、私がテューバ吹き始めてから初めて演奏した曲でもある、 レスピーギ作曲「ローマの噴水」より第2部「朝のトリトンの噴水」。その名の通り、朝の日差しを浴びてキラキラと光る水しぶきのような美しい音楽です。

2014年4月22日

ご紹介した曲はベルリオーズの幻想交響曲第5楽章「ワルプルギスの夜の夢」♪♪♪

こんにちは♪ MCFオーケストラとちぎのメンバーが毎回お勧めのクラシック音楽をご紹介する【ベリークラシック】。

4月の担当は、テューバの大久保理恵です。
テューバはトランペットやトロンボーンと同じ金管楽器です。金管楽器の中では1番大きく、重さも約10kgから15kgと、なかなか重量のある楽器となっています。
私の所有しているものも15kgくらいなので普段練習に行く時などは布地でできた大きなバックのようなケースに入れて運んでいます。

またこの楽器は比較的新しい楽器でもあります。 18世紀半ばにイギリスで産業革命が始まり、その時に金属加工の技術が飛躍的に向上するわけですが、その技術を生かしてつくられた楽器なのです。 実用的な最初のテューバと言われている楽器が、およそ1830年辺りに誕生したと言われていますので、丁度日本は江戸時代後期、11代将軍徳川家斉の時代辺りでしょうか。

またこの時代、有名な作曲家は沢山いますが、特にベルリオーズ、ワーグナー、リヒャルト・シュトラウスらはテューバ吹きにとって重要なレパートリーとなりすばらしい楽曲を残しています。

今日はその中からベルリオーズの幻想交響曲第5楽章「ワルプルギスの夜の夢」をお送りいシしました。 この曲はオフィクレイドという低音楽器を2本使用するのが本来の形なのですが、現在では2本のテューバで演奏することが多く、少々珍しい編成となっております。

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