[今週のベリークラシック]2013年11月26日
ご紹介した曲は・・・ヴィヴァルディ作曲「ヴィオラ・ダモーレ協奏曲ニ短調RV394・2楽章Largo」♪![]() 弦楽器は特に早く始めた方が色々な可能性が広がります。ヴァイオリンやヴィオラとの出会いももっと早かったらと思う事もありましたが、早さや才能だけでなくそれを伸ばす努力や環境も必要です。それから語学、英語ができると海外の人と仲良くなれて良いです。
これまで全国各地で演奏をしましたが、ある日自分の生まれた町でできていない事に愕然とし、3年前から郷里の小学校でヴァイオリン体験学習を含んだ演奏会をボランティアで始めました。それから東京武蔵野市の高齢者の為のヴァイオリン講座で指導し、それがきっかけで音楽療法の勉強もしています。ヴァイオリンを弾き音楽を楽しむ生きがい療法で、全国から見学や取材が来ます。この様な活動が故郷の栃木県でもできたらどんなに素晴らしいだろうと思います。 そして11月からMCFが「オーケストラ栃木」として活動開始する事は、栃木県の音楽文化発展の大きな力になる事と思います。8月の演奏会は故郷への熱い想いを音にした様な、凄いパワーの感動的な演奏会でした。 今日の音楽は、ヴィヴァルディ作曲、ヴィオラ・ダモーレ協奏曲ニ短調RV394・2楽章LargoをイムジチのヴィオリストMassimo.Parisさん演奏でお届けします。以前にスランプだった時に、自分の可能性を信じなさいと励まし導いて下さった方で、この秋10月の来日で再会できた事は大きな喜びです。1697年作のグァルネリの甘い愛の音色をお楽しみ下さい。 |
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2013年11月19日
ご紹介した曲は・・・バルトーク作曲「ヴィオラ協奏曲(遺作)」♪♪♪こんにちは♪ MCFオーケストラとちぎのメンバーが毎回お勧めのクラシック音楽をご紹介する【ベリークラシック】。
11月の担当は、ヴィオラの津布久敏子です。 ![]() 皆様はヴィオラをご存知ですか? ヴァイオリンより一回り大きく5度下のアルトの音域で、温かく人の声に近い渋い音色の楽器です。浩宮様がお弾きになる事やヴィオラスペースなどで今は知名度がずい分上がりました。
私とヴィオラとの出会いは大学3年の時にオーケストラの授業で弾いた事でした。当時はヴァイオリンの高い音色がどうも合わず、大学では絵を描いたり、コンサートや展覧会、お芝居を観たり他の事に夢中でした。 初めてヴィオラを弾いた時に、落ち着いた音色にとてもほっとして、自分に合っていると感じました。その時オケで弾いたのが8月のマロニエールでも演奏したチャイコフスキーの交響曲第5番です。 4年に進級する時ヴィオラ科に転向したいと両親にお願いしたら、あと1年だからそのまま卒業しなさいと却下され、アルバイトをしてヴィオラを買い勉強しました。今は両親とも応援してくれています。 ヴィオラは内声の魅力で合奏に欠かせない楽器ですが、ソロでも人間味のある豊かな音色の素敵な楽器です。そして人と同様にヴィオラの音色も人生経験を積むほどに豊かに深みを増していく様に感じます。 ナチスの圧力に負けなかったヒンデミットの作品も大好きですが、今日はバルトークのヴィオラ協奏曲(遺作)をお届けします。出だしの、ヴァイオリンとはまた違う美しい高音の音色を初めて聴いた時の衝撃を、今も思い出します。 |
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2013年11月12日
ご紹介した曲は・・・ドビュッシー作曲「弦楽4重奏曲 第1番」♪♪♪こんにちは♪ MCFオーケストラとちぎのメンバーが毎回お勧めのクラシック音楽をご紹介する【ベリークラシック】。
11月の担当は、ヴィオラの津布久敏子です。 ![]() 私が弦楽器と出会ったのは小6の時です。宇短大付属高校の音楽科に進学していた6歳上の姉が副科でヴァイオリンを習い、家に持って帰りました。私は珍しくて借りて遊んでいるうちに習ってみたくなり、両親に頼んで先生をやっと見つけてもらい、佐野市に住んでいる音大生に習い始めました。素敵な先生でした。
中学ではブラスバンド部に入りクラリネット、メロフォン、ティンパニーと3つも挑戦して今も驚かれますが合奏が楽しく大好きでした。将来は音楽の道に進みたいと、姉と同じ高校の音楽科にヴァイオリン専攻で入学し、3年間毎朝6時20分の電車で宇都宮まで通いました。放課後はよく県立図書館に通い、図書館の名物おじさんから名盤を沢山教えてもらい聴きました。 ヴァイオリン協奏曲はオーケストラも面白くて、ピアノの伴奏譜を弾いてはオーケストレーションを感じたり、内声の面白さにも目覚めました。 子供の頃から絵も好きで、当時県立美縦館にミレーのダフニスとクロエの大きな絵があり大好きになって何度も見に行きました。素敵な絵のある空間で演奏する事がずっと私の夢です。ドビュッシーもダフニスとクロエをテーマに作曲していますが、今日は色彩豊かな音色が織り成す弦楽4重奏曲第1番をお送りします。疲れたり落ち込んだ時にこの頃好きだった曲を聴くと、いつもの自分に戻れる気がします。 |
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2013年11月5日
ご紹介した曲は・・・ラヴェル作曲「左手の為のピアノ協奏曲」♪♪♪こんにちは♪ MCFオーケストラとちぎのメンバーが毎回お勧めのクラシック音楽をご紹介する【ベリークラシック】。
11月の担当は、ヴィオラの津布久敏子です。 ![]() 私は県南の田沼町で生まれ育ち、佐野市立多田小学校と田沼東中学校を卒業しました。今は合併して佐野市ですが、自然が豊かで小さい頃は幼なじみ達とよく野山で遊びました。
私には6歳上の姉がいてピアノを習っていました。夜寝る時は姉のピアノの音を聴きながら眠り、次の日姉が学校から帰るまで、覚えた音をピアノでまねをして遊びました。再現できる事が楽しくて、今度は簡単そうな楽譜を見つけては弾いてみたり、レコードを聞きながら指揮を真似たり、音楽が遊びの一つで自然に音感が育ちました。 姉に多大な影響を受け、姉と同じ宇短大付属高校の音楽科に進学しましたが、高2の時に病気でしばらく入院しました。そして生きる事や命について沢山考えました。 多感な高校時代によく聴いたのがラヴェルとドビュッシーの作品です。中でもラヴェル作曲のヴァイオリンとチェロの為のソナタと、左手の為のピアノ協奏曲は大のお気に入りでした。 今日は左手の為のピアノ協奏曲をお届けします。戦争で片手を失ったピアニストの為に作曲された事に驚きましたが、それを感じさせないとても素敵な曲です。数年前に大好きなピアニストの館野泉さんとこの曲を共演できた事も嬉しかったです。 |
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2013年10月29日
ご紹介した曲は・・・ブラームス作曲「ピアノトリオ 第1番」♪♪♪こんにちは♪ MCFオーケストラのメンバーが毎回お勧めのクラシック音楽をご紹介する【ベリークラシック】。
10月の担当は、チェロの玉川克(まさる)です。 ![]() 音楽家を目指す方へのアドヴァイスですが、本当に音楽家になるのは大変です。何が一番必要かと言われると諦めない心と強い意思です。毎日練習はしないといけないしコンサートを2時間する体力も必要です。勉強も常にしないといけないし・・・・・でも本当にいい演奏ができた時の充実感や感動を覚えてしまうとやめられない!というのが僕の正直なところです。
さて8月に行われたMCFのコンサートにも沢山のお客様にきて頂きありがとうございました。来年再来年と長く続くといいなと思っています。 僕ですが去年から栃木県でもっとコンサートをしよう!と思いたち、もっと気楽にコンサートにきてもらえればと思い室内楽を中心に年に三回コンサートを企画しています。日本には沢山の優れた音楽家がいます。僕がぜひ共演させていただきたい方々にお願いして出演していただいています。 次回は12月の5日にピアニストの須藤梨菜さん、読売日本交響楽団のコンサートマスターの小森谷巧さんをお招きして栃木県総合文化センターサブホールでコンサートをさせて頂きます。ぜひ聞きにいらしてください。 |




11月の担当は、ヴィオラの津布久敏子です。