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[今週のベリークラシック]

2013年7月9日

ご紹介した曲は・・・ストラヴィンスキー作曲「春の祭典」♪♪♪

こんにちは♪ MCFオーケストラのメンバーが毎回お勧めのクラシック音楽をご紹介する【ベリークラシック】。

7月の担当は、ファゴットの菅原恵子です。
皆さんはファゴットってご存知ですか? 私もかつては知りませんでした。

小学校からトランペットを吹き、中学の担任の先生の勧めで宇都宮短期大学附属高等学校の音楽科に入学しました。当然トランペットを吹いていくつもりでしたが、「トランペットで女がプロになるのは難しいので、ファゴットに変わりなさい」の一言で、ファゴットを吹く羽目になってしまいました。

本当にがっかりで、入学早々やる気が失せてしまいました。当時の宇都宮で手に入るファゴットのレコードはたったの1枚きり、MozartのFg Concertoだけで、その演奏も気に入りませんでした。

その後、どうにか音大に入った1年生の時、ドイツ留学から戻られた先輩のリサイタルがありました。カルチャーショックです! 「私のやっているファゴットってこんなに素敵な楽器だったんだ!」と初めて気付いたのです。

そしてラッキーなことに、その先輩に師事することとなり、夢中で練習しました。今迄とは雲泥の差です。この出会いがなかったらプロにはなれなかったと思います。

この先輩こそが、後に同じオーケストラで仕事をさせて頂くことになるNHK交響楽団首席ファゴット奏者でした。先生が私をプロへと導いてくれ、さらには、幸運にもN響のオーディションに合格し先生と並んで仕事が出来るようになったのです。

今日は、ファゴットのオーディションに必ず課題に出る曲ストラヴィンスキーの「春の祭典」をお聞きください。ファゴットの絞り出す様な高い音からスタートします。

2013年7月2日

ご紹介した曲は・・・フォーレ作曲 レクイエムから「pie jesu(ピエ イエズ)」♪♪♪

私は宇都宮市立峰小学校、陽東中学校を出て、宇都宮短期大学附属高等学校の音楽科へ進みました。幼少期は、野原を走り回っている野生児で、枠に嵌まらない子供だった様です。

ご近所にとてもピアノの上手な子が居て、その子のピアノを聴くのが大好きになりました。学校から帰ると、「ただいま」と玄関にランドセルを置き、「行ってきます」とその子の家に直行です。毎日毎日ピアノの練習を聴かせて貰い、少し弾かせて頂き、おやつまで。飽きなかったのです。

夕方に家に帰り、今聴いた曲を忘れない内にオルガンで見様見真似で弾いていました。私の音楽はここに始まり、音を聴き取る訓練を遊びとしてやっていました。小学校5年生の時に峰小合奏クラブに初めて管楽器が入ってきました。迷わず格好良いトランペットを選び、合奏が楽しくて仕方なかったです。

陽東中は全国でも名の知れた合唱部が有り、ブラスバンド部と掛け持ちで参加させて頂き、音がハモる喜びと唄の心を教わりました。常に音楽が溢れる環境に居ましたね。

それでは、高校生の時に初めて聴いて衝撃を受けた曲、フォーレのレクイエムから「pie jesu(ピエ イエズ)」を聴いてください。正しく神から人間にプレゼントされた曲のようです。

2013年6月25日

ご紹介した曲は・・・

・・・ラヴェル作曲、組曲「鏡」より第4曲「道化師の朝の歌」の打楽器アンサンブルバージョン♪♪♪

こんにちは♪ MCFオーケストラのメンバーが毎回お勧めのクラシック音楽をご紹介する【ベリークラシック】。

6月の担当は、パーカッションの澤田奏恵です。
私が打楽器で音大へ行きたいと思い始めたのは中学校を卒業する頃。それから本格的に打楽器の個人レッスンに東京まで通い、ピアノやソルフェージュのレッスンにも通って色々と準備しました。

音大受験はとてもお金がかかります。個人レッスンに加えて、受験に必要なスネアドラム、マリンバを買ったのもこの時期。受かったら今度は高額な学費。両親にはとても感謝しています。

そして大学を出たら更に厳しい現実が待っているということ。演奏だけで食べて行ける人はほんの一握りで、収入も不安定だし演奏で悩むことも沢山あります。

音楽家を目指すには相当な覚悟が必要ですが、それでも音楽が好き、どうしても音楽家になりたい、という方は、努力をすればきっと将来、音楽の素晴らしさを感じながら沢山の幸せな体験ができることでしょう。

みんなでアンサンブルをすることは本当に面白いです!
もちろん音楽づけになれば良いということではなく、素敵な演奏をする人ほど息抜きが上手く、プライベートも充実しているし、教養もあります。様々な経験から沢山のことを吸収して、人間性やご自身の演奏技術を高めていってください♪

8月3日(土)、栃木にゆかりのあるプロ演奏家による、初めてのオーケストラの演奏会「マロニエール・クラシック・フェスティバル・コンサート」が、栃木県総合文化センターメインホールで行われます。
オーケストラをあまり聴いたことがない方でも聴き易いプログラムとなっていますので、ご家族などお誘い合わせの上、是非とも聴きにいらしてください。

2013年6月18日

ご紹介した曲は・・・ジョン・ケージ作曲の「Third Construction」♪♪♪

こんにちは♪ MCFオーケストラのメンバーが毎回お勧めのクラシック音楽をご紹介する【ベリークラシック】。

6月の担当は、パーカッションの澤田奏恵です。
打楽器と言ってもどこからどこまでを打楽器と言うのかわからない方が多いと思いますが、その名の通り打つ楽器全般を指します。空き缶だってスリッパだって、作曲家が使用楽器として譜面に書いてしまえば楽器なわけで、そのような場合は必ず打楽器奏者が演奏します。

打楽器の歴史は楽器の中で最も古く、原始時代の頃から手を叩き足を踏み鳴らし、棒、石、丸太、動物の骨というものを打ち鳴らして、声の届かない距離にいる相手に信号のように伝えていたことが始まりだと言われています。こうしてできた音や楽器は様々な文明に受け継がれ、改良され、発展していきました。

今やその数を把握している方はいらっしゃらないのではないでしょうか? 私ももちろんわかりません。

私の所有する楽器はティンパニ一対、マリンバ2台、スネアドラム2台、合わせシンバル2セット、コンガ、ボンゴ、ドラ、ウィンドチャイム、トライアングル、タンバリン、カスタネット、オーシャンドラム、シェイカー、キハーダ…と挙げたらキリがなく、自分でもその数を把握できてなさそうですが、これらの楽器の多くは昨年、私の恩師から安く譲っていただいたもので、私は本当に恵まれているなぁとつくづく思います。

しかしこんなに所有していても、実際に広げて練習できる場所がないのですが。(笑)

打楽器は叩けば音は出るし、簡単に演奏できると思われがちですが、簡単に音が出るからこそ奥が深く、とても面白いです。オーケストラの演奏を生かすも打楽器、殺すも打楽器、そんなところにとても魅力を感じています。

2013年6月11日

ご紹介した曲は・・・パヴァッサー作曲の「スカルプチャー・イン・ウッド」♪♪♪

こんにちは♪ MCFオーケストラのメンバーが毎回お勧めのクラシック音楽をご紹介する【ベリークラシック】。

6月の担当は、パーカッションの澤田奏恵です。
私の母は元、ピアノと電子オルガンの講師、父は趣味でサックスを吹くため、私にとって音楽は生まれた時から身近な存在でした。

私が2歳になったある日、母が電子オルガンでOver The Rainbowを練習していたら、母は私に一切電子オルガンを教えたことがなかったのに、サビのメロディーを片手で弾けるようになっていて、当時の母の電子オルガンの先生を驚かせたと聞いています。その後、母にピアノを習うもあまり練習はせず、ピアノはおもちゃ替わりのような存在でした。
小学生になってからは合唱団やミュージカルに入っていた時期もありました。

中学生になり、私は吹奏楽部か合唱部に入ろうと思っていたのですが、母校である陽西中は当時、吹奏楽がとても盛んで、もちろん勧誘も凄くて気づいたら吹奏楽部の部室に。一緒に見学しに行った友人2人はそれぞれバスケ部とテニス部に入る予定だったそうですが、いつの間にか3人で吹奏楽部に入部していました。(笑)

それでパートを決める時に「私、楽譜が読めないから」と言って打楽器に流れて行った友人2人について行ったのが、私の打楽器人生の始まりです!

楽器を始めるきっかけなんて案外そんなものなのかもしれません。(笑)

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