とろろのトロトロ日記
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中野 知美
中野 知美
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2010年9月2日  0:00
そんなになっちゃうなんて・・・
最近、秋の模様替えがてら、部屋の大掃除をしていますが、改めて、見渡して見ると、あまり、見ていないもの、使っていないものが多い!

ということで、思い切って処分しようと、後ろを振り返らず、ガンガン処分しています。

その中で、読み終わった本を10冊。捨てようかとも思いましたが、いい本だし、エコの観点からも、また誰かに読んでもらいたいと、リサイクルショップに持って行くことにしました。

もちろん、お金になるなんて思っていなかったんだけどね…いくらになったと思う?10冊で・・・・・


なんと10円です(゜Д゜)ハッ!!じうえん!いっさついちえんだ!


分かっていたけど、10円を貰う時、なんかむなしかったな…。やっぱり売らなきゃよかったって思っちゃったよ。それぞれ、気に入った本だったし、色々な想いを、かる~く流されたような…(苦笑)こんな気持ちになるのなら、もったいなくても、自分で捨てたほうがよかったんじゃないかって思ってしまいました(>へ<;)

だからね。リサイクルの店員さんに、お願いしたい。きっとこういう事って、たった一言。心があれば、救われるし、気持ちがいいって思うんです。

「お持ちいただいてありがとうございました(・▽・)キラリ」こんな一言

本をザッと見て、「全部で10円くらいにしかならないんですけどいいっすか?」と言ったきり、笑顔もなく、とても寂しい気持ちになりました。「じ、じゅうえんですか?(でも、せっかく来たし、持ち帰っても仕方ないし)・・・は・・・はい(゜Д゜)ボー」

こんな事ってないですか(笑)ちょっと笑ってしまいましたが…せっかくなら、捨てたくない、2度目の機会を与えてあげたい、モノに対するこの想いをもっと上手に、気持ちよく進められるといいなって思ったのでした。
10円、大切につかうぞ―――っ!!(`_´)/オ~

2010年9月1日  0:00
最初から最後までだなんて・・・
先日、真岡木綿会館に行きました。

栃木県の伝統工芸品、真岡木綿の染や織を体験できるところです。

ビックリしたのが、ここでは、実際にとれた綿の木から、まず綿をとり、さらに、そこから種を取り出し、糸にして、縦糸と横糸を張って、そして機織り機でトントン。

縦糸には、織る時に毛羽立たないように、ノリを貼るのだそうですが、生地が出来上がったら、ジャブジャブ水洗いして、付いたノリを綺麗に洗い流すんだそうです。そうしないと、洋服などにして、お客様が洗った時に縮むから。あらかじめ、縮むところまで生地の段階で水洗いして縮ませちゃうということなんですよ。

それから、裁断して、服を作ったり、カバーを作ったり…。

糸あたりから作っていくのかなぁと思っていたのですが、外で生えている綿の木からも、実際に綿を採り種を採り…その一連をやることで、本当の真岡木綿の作品が出来上がるのですね。

本当に手間のかかる作業ですが、やっぱりその風合いは、既製品にはないものだと感じます。

実際に、一つのものが植物・・・つまり命が、人の手で紡がれて、新たなものになっていく過程がみられて、感慨深いものがありました。本来は、どんなものでも、そういう過程があって、品物になっていきますが、最近は、分業・機械化が進み、過程が全く分からず、モノがモノとして手元にやってきますよね。でも、元はすべて命だったってことを改めて感じさせてくれました。

ホームページ  真岡木綿会館



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