[ライフラインの確保「ガス」]ライフラインの確保「ガス」災害時、ガスの供給が止まるとガスコンロを使った調理ができなくなり、ガスの冷暖房も使用できなくなります。何よりも怖いのは、火災や中毒を引き起こすガス漏れです。今は、強い地震(震度5以上)を感知するとガスの供給を遮断するマイコンメーターが設置されている場合がほとんどですが、ガスの供給が停止したときの備えや、マイコンメーターの復帰方法は確認しておきましょう。
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日頃から備えておくもの●カセット式卓上コンロ
●ガスボンベ ●調理不要な非常食 ●ガスメーターの場所と復帰方法の確認 |
災害時に注意すること(特に地震発生時)(1)まずは身の安全を守る
(2)火を消して各器具のガス栓を閉める (3)メーター部の元栓を閉める (4)ガス漏れの可能性があるときは絶対に電気機具のスイッチの入切やコンセントの抜き差しはしない |
ガスの特性を知っておこうLPガス(プロパンガス)は空気より重く、都市ガス(天然ガス)は空気よりも軽い。もしもプロパンガスが漏れた場合は床付近にたまるので(拡散しにくい性質も持つ)注意が必要です。ガス漏れの際にはすぐに窓を開けてガスを外に逃がしましょう。
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LPガス(プロパンガス)のメーター復帰方法(1)すべてのガス器具の栓を閉める。
(2)復帰ボタンを押す(「ガス止め」の文字が消える)。 (3))液晶の文字とランプが点滅するので1分待ち、液晶の文字とランプが消えたら復帰完了。 |
都市ガスのメーター復帰方法(1)すべてのガス器具の栓を閉める。
(2)復帰ボタンのキャップを外してボタンをゆっくり押す(2秒)。 (3)3分待って赤いランプの点滅が消えたら復帰完了。 ※メーターによって復帰方法が異なる場合もあります。 詳しくはご利用のメーターの説明書をお読みになるか、ガス会社にお問い合わせください。 |