[番組で紹介した情報]2019年12月4日
なきごえバス![]() |
2019年10月27日
紹介絵本 たぬきのひみつ紹介絵本 たぬきのひみつ
作:加藤休ミ ぶんけい 表紙のたぬき。なんとも言えない表情でこちらを見ています。タイトル通り、なにやら秘密を抱えているようです。 「だれにも いっちゃいけないよ。 ぼくの おへそってね……」 えっ!そうなのーーー!?それはそれは、意外な秘密です!それって食べれるの?この展開だけでも驚きなのに、次々と話が進んでいきます。たぬきの秘密をを聞いていた、りす、あひる、コアラ、ペンギン兄弟たちがアッと驚く秘密を暴露していきます。それぞれいったいどんな秘密を持っているのでしょうか!?そして、たぬきのもう一つの衝撃の秘密は!?最後まで目が離せませんよ。 クレヨンで描かれたとっても美味しそうな?動物たちの表情も必見です。 ![]() |
2019年10月20日
紹介絵本 「おなみだぽいぽい」紹介絵本 「おなみだぽいぽい」
作:ごとうみづき ミシマ社 日に日に寒くなってきました。紅葉や落ち葉など秋の深まりを美しいと思う反面、しみじみと寂しさを感じることがあります。私の場合、感動もしやすい分、落ち込むことも多々ある季節です。大人も子供も思わず涙が出そうになることがあると思います。そんな時にそっと開きたい絵本があります。 授業で先生の言っていることがわからなくて、誰もいない場所で泣きました。お気に入りのハンカチはいつの間にか涙と鼻水でずっしり。隠しておいた大好きなパンの耳も、のどが詰まってうまく食べられません。するとまた涙が落ちました。今度はパンの耳が受け止めてくれました。そして涙がたっぷり浸み込んだパンの耳を天井の穴めがけて投げると、なんと!鳥がキャッチして食べました。それからも泣きたいだけ泣いた涙が浸みたパンの耳を鳥がどんどん食べてくれます。パンの耳がなくなる頃には不思議と心がすっきりと…。 悔しくて悲しくてやるせない想いが涙に変わり、それを十分に受け止めてくれるものがあることが、切なくも愛おしいこの物語。ずっとそばに置いてギュッと抱きしめたくなる絵本です。大切な人への贈りものにも素敵です。 ![]() |
2019年11月13日
紹介絵本 「あきのセーターをつくりに」紹介絵本 「あきのセーターをつくりに」
文:石井睦美 絵:布川愛子 ブロンズ新社より 秋も深まり、朝晩だいぶ冷え込むようになりました。いよいよセーターが大活躍する季節がやってきます。あったかくて、かわいい秋色いっぱいの絵本の紹介です。 ひんやりとした風に頬を撫でられて、りすのすりちゃんは目が覚めました。久しぶりに、タンスからお気に入りのセーターを出してきました。すると…おやおやつんつるてん。いつの間にかセーターが小さくなっていましたが、そのままお友達のウサギのさきちゃんのところへ遊びに出かけました。二人でどんぐり拾いをしていると、小さくなったセーターでは、せっかく拾ったどんぐりがポケットから落ちてしまいます。そこで、仕立屋のキツネのミコさんのところへお直しに行くことにしました。ミコさんは、すりちゃんの秋の気分をセーターにギュッと詰め込もうと「秋には、山は何がある?どんな音がする?何が食べたい?葉っぱはどんな色?」と、たずねます。さてさてどんなセーターが出来上がるのでしょうか。 メディアからも毎日おいしい秋の味覚や、紅葉のニュースが届いています。ドライブなどの行楽、運動、スポーツ、芸術鑑賞、読書など、何をしても気持ちの良い季節です。今年も素敵な秋を楽しみましょう。 ![]() |
2019年11月6日
紹介絵本 「らくがきボール」紹介絵本 「らくがきボール」
作:鈴木のりたけとラグビー選手の仲間たち ラグビーワールドカップ2019終了してしまいました。昔から社会人リーグや大学ラグビーは人気がありますが、近年の日本代表は世界の強豪とも張り合える強さに成長しました。さらに今回のワールドカップ日本開催はアジア初ということで大変盛り上がりました。ラグビーはよくわからないという方も、これを機に一気に大好きに、ファンになった方も多いのではないでしょうか? そんなわけで、このラグビー人気の波に乗って、現役のラグビー選手たちが監修したラグビー絵本を紹介します。 絵本を開いてビックリ!ラグビーボールの楕円形です。ボールなのに丸くない、変な形のラグビーボール。ちょっと落書きしてみよう!美味しそうな食べ物になったり、怖い生物になったり、乗り物になったり!?そしてチームで大切につないだボールは宝物になります。 楕円形のボールが思いもよらない方向に転がっていくように、色々なものに変身するラグビーボール絵本。ボールが何に見えるか想像が膨らんでいきます。 最後のページはあなたのページ!ぜひ、ボールに落書きしてみましょう! ![]() |
作:えがしら みちこ 白泉社
「ごじょうしゃのかたは ないてくださーい」
はるちゃんとこぶたちゃんがダンボールと椅子を並べて、乗り物を作っています。その名も「なきごえバス」。
はるちゃんが運転席に座り、ハンドルを握ります。「ぶっぶー」とこぶたちゃんの掛け声で出発です!一番はじめのお客さんは誰でしょう?
「にゃあ~、わんわん、けろけろ、こけこっこー」ページをめくるたびに、バスに乗りたい動物たちの鳴き声が聞こえてきます。はるちゃんのバスは大人気。どんどん大きくなっていくバスに、動物たちをたくさん乗せてとても賑やかです。そして最後に「わたしものせてー」と、やってきたのは誰かな?
絵本の中のキャラクターたちが優しい色彩でかわいらしく描かれていて、裏表紙までほっこり。動物たちの鳴き声がたっぷり楽しめて、赤ちゃんとの幸せなひと時におすすめです。