[番組で紹介した作品]2020年9月25日
【おすすめの本】 出家とその弟子 |
2020年9月18日
【おすすめの本】一人称単数村上 春樹 (著)
236ページ / 文藝春秋 (内容) 「一人称単数」とは世界のひとかけらを切り取る「単眼」のことだ。しかしその切り口が増えていけばいくほど、「単眼」はきりなく絡み合った「複眼」となる。そしてそこでは、私はもう私でなくなり、僕はもう僕でなくなっていく。そして、そう、あなたはもうあなたでなくなっていく。そこで何が起こり、何が起こらなかったのか? 「一人称単数」の世界にようこそ。 <おすすめポイント> この本を読んで、自分を見つけて! |
2020年9月11日
【おすすめの本】 健康寿命が10歳延びる「筋トレ」ウォーキング 決定版能㔟 博 (著) 192ページ、青春出版社 歩き方を少し変えるだけで、筋肉が増え、生活習慣病も防ぐことができる画期的な運動法―「筋トレ」ウォーキング。医師であり、運動生理学研究の第一人者である著者が基本的な歩き方から、応用を利かせた方法、継続のコツまで詳しく紹介。 <おすすめポイント> ●イラスト入りで分かりやすい! ●歩くのが楽しくなるよ! |
2020年9月4日
【おすすめの本】 稲生物怪録(いのうもののけろく)京極 夏彦 (翻訳)、 東 雅夫 (編集) 角川ソフィア文庫、272ページ 江戸時代中期、広島・三次藩の武士・稲生平太郎の屋敷に、一ヶ月にわたって連日、怪異現象が頻発。その目撃談をもとに描かれた「稲生物怪録絵巻」(堀田家本、全巻カラー)、平太郎本人が書き残したと伝わる『三次実録物語』(京極夏彦訳)、柏正甫『稲生物怪録』(東雅夫訳・註)が一冊に。 <おすすめポイント> ●読むと、主人公の平太郎を通して、自分自身と向き合える本でもある! |
288ページ / 新潮社
(内容)
恋愛と性欲、それらと宗教との相克の問題についての親鸞とその息子善鸞、弟子の唯円の葛藤を軸に、親鸞の法語集『歎異抄』の教えを戯曲化した宗教文学の名作。本書には、青年がどうしても通らなければならない青春の一時期におけるあるゆる問題が、渾然としたまま率直に示されており、発表後一世紀近くを経た今日でも、その衝撃力は失われず、読む者に熱烈な感動を与え続けている。
<おすすめポイント>
●親鸞が主人公で、恋愛を語るシーンなど、現代でも共感できる内容満載!
おしまいに・・・
ご好評いただいていたこのコーナーですが、9月末でいったん終了となります。
およそ17年半の長きにわたってご愛聴いただきありがとうございました。
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〔山川牧 @maki221yamakawa〕
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