今年も多数のご応募をいただきました20秒ラジオCMコピーコンテスト「BERRY GOOD CM 2016」。
過去最高となる1,187通もの応募作品の中から、今回のグランプリが決定しました!
各作品のCM音源はPODCASTでお聴きいただけます。ぜひチェックしてください。
■グランプリ作品
スポンサー名 | 作品名 | 製作者名 | 講評 |
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下野新聞社 | 感謝 | 室知恵子 様 | 青源味噌も良かったし、那須どうぶつ王国もかわいらしく、それぞれ心惹かれるものがありましたが、この下野新聞社のCMは消費者が感謝をするという視点が面白かったので選びました。考えてみればその通り、雨の日も雪の日も配達してくれる新聞にありがとうという素直な気持ちになります。 |
■各スポンサー別優秀作品(グランプリ作品を含みます。)
スポンサー名 | 作品名 | 製作者名 | 講評 |
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下野新聞社 | 感謝 | 室知惠子 様 | 風景が浮かびます。土砂降りの日でも配達してくれる新聞。そうか、新聞にはニュースを届けることと、新聞そのものを自宅まで届ける役割があったんだと改めて気付かされます。 |
栃木県農業振興公社 | 救世主 | 川村健太 様 | めんどくさい説明を切り捨てて「農地が借りられる」ことだけに絞ったのが良かったと思います。明るくノーテンキなCMに仕上げられれば好感度が期待できそうです。 |
青源味噌株式会社 | 親の愛情 | 富田用介 様 | 笑いました。しんみりCMかと思ったら大逆転してお笑いになるところが面白いです。 |
うつのみや表参道スクエア「ミヤスク」 | 非常識 | 安藤一明 様 | 意表を突かれました。今までになかった発想だと思います。険悪なはずの関係でも仲良く買い物できるところがすごいです。 |
栃木県自動車整備振興会 | 絶叫もの | 仲澤弘 様 | 本当は怖さの意味が違うのですが「絶叫もの」というコトバでくくってしまって、遊園地の乗り物のスリルにすり替えているところが面白いです。 |
那須どうぶつ王国 | うちの子天才 | 柴田静江 様 | 笑いの要素で作られているCMですが、いまどきの子供を考えると笑ってばかりいられないと大人は反省させられるCMでもあります。そこが優れていると思います。 |
今年もたくさんのご応募をありがとうございました。
今回は女性の入賞者が2名いらっしゃいました。ひとりは栃木のかたで、かねてより栃木から入賞者をとひそかに願っていたのでこれはたいへん嬉しいことでした。そして、もうひとりはグランプリに選ばれました。下野新聞は過去にも優れた作品が多くありますが、今回のグランプリの作品は今までにない視点と思いました。新聞配達という、みんなが当たり前と思っていることの再発見は人に対する優しさも感じさせてくれて好感が持てました。
来年も素晴らしい作品がたくさん集まりますように。
【総評:審査員 中山佐知子さん】