[今日の言葉]2021年4月29日
きょうの言葉 |
2021年4月22日
きょうの言葉「自分で自分のことを決めるという点にこそ、自己決定の最大の価値がある」
今日の自己決定権の話に登場したJSミルの言葉です。 なかなか難しいですが、1回限りの人生ですから、 自分のことは自分で決めればいいとハカセは考えています。 たとえ周りが反対しても、親など周りから与えられた道ではなく 自らが選択した道を皆には歩んで行ってもらいたいと思います。 後悔のないように。 そして番組でもお知らせしましたが、 「ハカセ公夫の受験ホットほっとライン」は来週が最終回となります。 来週はハカセが最も重視している「公共性」という医師の能力資質についてのお話です。 来週もぜひ聴いてくださいね。 |
2021年4月15日
きょうの言葉山のあなたの空遠く
「幸」住むと人のいふ。 噫、われひとと尋めゆきて、 涙さしぐみ、かへりきぬ。 山のあなたになほ遠く 「幸」住むと人のいふ。 (上田敏訳 翻訳詩集『海潮音』より カール・ブッセ「山のあなた」) 今回は新学期ということもあり、人生に関して思い悩む人も多い時期ですので、 幸福の意味について。 幸せは遠いところにあるのではなく、 身近なところにあるということを教えてくれる言葉です。 |
2021年4月8日
きょうの言葉「自分を遠くから眺めてみなさい」
この言葉は、ニーチェの著書 「さまざまな意見と箴言」に出てくる言葉です。 自分を見るときに、主観的に近くから自分を見るのではなく、 遠くからできる限り客観的に 自分の全体像がわかるように眺めてみる。 難しいですが、そうすることで 自分の良い面、悪い面など様々なことが 浮き彫りになってきます。 自分のことをよく知らなければ、 自分がどうすべきか、自分の進む道や方向性もわからない。 そういう重要な指針を教えてくれる言葉だと思います。 |
2021年4月1日
きょうの言葉「不安になると、タクシーに飛び乗りティファニ―に行くの。すると気分が落ちつくの」
これは、映画「ティファニ―で朝食を」の中で、オードリー・ヘプバーンが語るセリフです。 今までとは異なり少し趣の違う言葉を今回は選びました。 自分が悩んだ時に落ち着く場所や、物を持っていることは その人の気持ちを和らげ支えてくれるんだなと、感じられる言葉です。 |
と 人に聞かれても答えようがない
自分にも 他人にも心は見えない
けれど ほんとうに見えないのであろうか
確かに心はだれにも見えない
けれど 心づかいは見えるのだ
それは 人に対する積極的な行為だから
同じように胸の中の思いは見えない
けれど 思いやりは誰にでも見える
それも 人に対する積極的な行為なのだから
あたたかい心が あたたかい行為になり
やさしい思いが やさしい行為になるとき
「心」も「思い」も、初めて美しく生きる
それは 人が人として生きることだ
(宮澤章二「行為の意味」より)
心も想いも自分の中にしまっていては宝の持ち腐れ。
そういう素晴らしいものは、言葉などで形にすることが大切。
積極的に出ていくものでなければならない、とハカセは解釈しています。
ぜひ思っていることは声に出して、伝えていきましょう!
5カ月間、お聴きいただきありがとうございました。
また、受験シーズンにラジオの前でお会いできると信じています。
本当にありがとうございました!