[今週のインタビュー]株式会社TANOIにインタビュー!!!![]() ![]() |
ハラール認証を取得したこいしや食品にインタビュー!!!先週に引き続き、
栃木県宇都宮市に本社があり、 豆腐や納豆などの大豆製品の製造・販売を行う、 こいしや食品株式会社 商品企画課 高橋 暁(たかはし あきら)さんに インタビューしました! ハラール認証についてお伺いした前回、 今回はハラール認証を受けるにあたって どんな準備を行っていたのかを高橋さんに聞きました。 準備は2014年6月~10月の間、 約4か月をかけて行ったそうです。 一番時間がかかったのは原料の規格書を作成することで、 自社で規格書を作成する他に 各種取引先問屋・メーカーに原料の起原由来を証明する書類を 作成してもらう必要があり、 中にはハラールで禁じられている豚由来のゼラチンを 使用していたため、魚由来のものに変更するといった 一部見直しもありました。 高橋さんは担当としてハラールの勉強もしていたそうです。 ![]() ハラール認証を受け変わったことについてお伺いすると、
今まで取引のなかった企業との商談が増えたり 輸出の問い合わせが増えているので 今後の展開への期待を感じていると お答えいただきました。 今後の目標として高橋さんは、 今回の取得をはずみに、ハラール関連の商品・取引にて今後 3年間で売り上げを5億円ほど、 現在の売り上げ比20%アップ相当に伸ばしたい。 また、 海外で「豆腐工場」の操業・商品の販売ができたら 面白いのではないか?と思っているそうです。 こいしや食品株式会社の今後の展開に注目ですね!! ![]() ![]() |
こいしや食品にインタビュー!!!栃木県宇都宮市に本社があり、
豆腐や納豆などの大豆製品の製造・販売を行う、 こいしや食品株式会社。 去年の10月、工場全体が業界初ハラール認証を受けました。 そこで今回は、 商品企画課 高橋 暁(たかはし あきら)さんに インタビューしました! ![]() まず、ハラールについてお聞きしました。
ハラールはイスラム教の教えで、 許されたもの・合法的なという意味があり、 豚肉やアルコール類を禁止しています。 食品におけるハラール制度は、 イスラム教徒の人にとって安心して食べることのできる、 安全な品質を保証する制度のことですと教えてくださいました。 10年後には世界の人々のおよそ4分の1にあたる 20億人がイスラム教徒の人口になるとも言われているそうです。 こいしや食品は、ハラール制度の食品衛生基準をクリアしています。 ハラール認証を取得した理由についてお聞きすると、 一つは、大豆がもともとハラール食品だったこと、 もう一つは、和食がユネスコ無形文化遺産に登録され 大豆製品の需要が増えてくると見込んだからだそうです。 東京オリンピックの招致決定も大きな後押しとなりました。 社内では、まだ早いのではないか?など慎重な意見もあったそうですが、 社内を説得しすぐに対応したことで、 業界では初となる工場全体でのハラール認証を取得。 その様子は新聞や様々なメディアでも話題になりました。 約6,000㎡規模の工場での取得も初めてだったそうです。 次週も、こいしや食品株式会社 商品企画課 高橋 暁さんにインタビューします。 ![]() |
今週も、第一酒造にインタビュー!!!先週に続き、第一酒造 株式会社
代表取締役 島田嘉紀 (しまだ よしのり)さんに インタビューしました。 第一酒造のお酒が海外で受け入れられている理由や 強みについてお伺いすると、 創業より340年以上続く歴史があり、 名水100選にも選ばれている佐野の名水を使用し、 自ら米作りをしている所が強みだと教えていただきました。 更に、全国で唯一、米の等級検査を自社で実施しているそうです。 海外に流通させていくなかで大変だったことは、 最初はとにかく費用がかかり、 高級ホテルで試飲会を行うため 会場費などを含めると、その年の輸入の売り上げと 同額くらいの金額がかかったことだそうです。 最後に今後の目標についてお聞きすると、島田さんは、 「日本酒は欧米先進国は大都市から地方へ、 米文化圏のアジアも期待できる。第一酒造の1番は地産地消。 地元で良い物をしっかり作り、県内外だけでなく 国外へも美味しいお酒を届けていきたい。」 とおっしゃっていました。 ![]() ![]() |
第一酒造にインタビュー!!!今日は、第一酒造 株式会社
代表取締役 島田嘉紀 (しまだ よしのり)さんに インタビューしました。 栃木県佐野市に本社のある、第一酒造。 1673年に創業され340年以上の歴史を持つ、 栃木県最古の老舗蔵元です。 代表商品の「開華 純米吟醸」は ANA国際線のファーストクラスで採用されたこともあり その美味しさは県内だけでなく、 日本を超えて世界の方々に親しまれています。 ![]() 海外での流通が始まったきっかけについてお聞きすると、
取引のあった国内の輸出業者から香港輸出の話があり、 1993年に(開華 みがき竹皮)を5ケース輸出したことが きっかけだったそうです。 その翌年にフランス、96年には北米7都市での試飲会、 97年には欧州三か国での試飲会、 アジアでの試飲会などを経て各国向けへ広がりました。 海外で一番売れている商品は、 アメリカ向けの約80%を占める 「開華 風の一輪」が数量では圧倒的に多く、 高額商品の「開華 斗瓶取り雫酒 (国内価格6千円、現地価格2万円前後)」 は近年増加し、国内向け以上の数量を輸出しているそうです。 現在の取引で数量はアメリカですが、 商品数では台湾が一番となっています。 輸出時に日本の商品と変更している点についてお聞きすると、 「日本の方(特に地元の方)に飲まれている酒を そのまま世界の人にも飲んでもらいたい」 という思いがあるので、 日本のものと同じ商品を輸出していますとおっしゃっていました。 ![]() |
歯科機器・自動車のターボ用羽根車を中心とした
精密機器部品を幅広く手掛ける
株式会社TANOI、
代表取締役 田野井純一さんにインタビューしました。
TANOIは鹿沼市にある本社工場の他に、
ベトナムに現地法人SEEBEST(シーベスト)を設立しました。
SEEBESTでは、TANOIの生産拠点として
リピート品や量産品をハイクオリティー且つローコストで
生産しています。
ベトナムで一番有名な工業団地(VSIP1)内にある工場は、
広さ1,500平米。
現在180名のベトナム人が働いています。
海外に生産工場のある企業の多くは
現地社長は日本人の所が多いのですが、
田野井さんは、
「ベトナム人に足りないのは管理能力だと言われているが、
それは経験がないから。
経験があればベトナム人でも管理職は務まる」そう確信し、
あえて現地の人を社長にしているそうです。
ベトナムに進出を決めた理由をお伺いしたところ、
きっかけは、2005年に県内企業がベトナムにリース工場を開設する
という新聞記事を見てビビッときたこと。
他に、様々な人との出会いや、
視察に行った際に偶然工場に空きが出た、等
色々な条件が揃い、進出することに決めたそうです。
田野井さんからみたベトナム人は、
本気の目つきをしていて、
昔の日本の職人さんのような鋭く熱いまなざしを持っている。
手先が器用でまじめな所が、
モノづくりに適していると思ったそうです。
次週も田野井さんにインタビューしていきます!!!