[キラリ!日光]2014年1月16日
日光のお漬物文化についてお話しを伺いに、上澤梅太郎商店さんに行ってきました!![]() そんな佑基さんにお漬物文化を守る為に心がけていることを伺うと、「温故知新」という言葉を挙げられました。長い漬物文化の上にのって、新しいものをつくってゆきたい! ・・・古いものをたずね求めて新しいことを知る、まさにそのスタイルが完成したのが、お正月限定で販売した、たまり漬の牛串、ですっ
(写真↓は店内の様子。仲の良い店員さん達のチームワークの良さがよく伺える雰囲気です。試食もたくさんの種類がって、しかも奥のブースでは無料で飲み物が頂けます。いたれりつくせりー、なお店です♪ ![]() ちなみに私がいただいたのは、人気No.1のらっきょうを始め、きゅうり、なめこ、エトセトラ~ 程よいしょっぱさなので、歯ごたえや甘味なども楽しめます。)
![]() この顔はっ(写真↓) 先ほど温故知新のお話を聴いた後で、たまり漬の牛串をいただいた、私の顔なんですっ あまりの柔らかさとコクに、目がとろとろになっちゃう程の美味しさです。
元々は曾祖父の時代に豚肉の味噌漬けとして売られていた商品があったそうです。それを佑基さんがその味を知る、昔からいる職人さん達に聞いて周って、味を確かめてもらいながらレシピを作り上げた作品が牛串。 販売した今年のお正月には、佑基さん自ら外に立って、炭火で肉を焼いて販売したそうです。そこに見えるは、人また人の、大行列・・・ 大好評だったので、また何かの機会に販売する予定だそうです。楽しみですね☆ ![]() 最後に社長の上澤卓哉さんから、息子の佑基さんにメッセージを伺いました。
今はずっと製造を任せている。ベテラン社員が多いから、息子も小さい頃から馴染みの何十年来の付き合いのスタッフに囲まれている。それはありがたくもあり、有利ではあるが、決して温かい環境ではなく、甘くはないぞ! 頭と体を使って仕事を覚えて行ってほしい。 また、一つの家がずっと続くのには、金太郎飴の様ではなく、違う個性の人間が出て来た方が良い。自分の考えを仕事に活かし、本人がしたいことをすれば良し。 お客様と、社員のことと、社会のことに想いを至して、仕事をしていってくれれば良い。 ・・・この言葉、誰にも当てはまる言葉ではないでしょうか。一人前の人間として、社会の一員として、これから私も頑張ろう!と、襟を正した次第でした。 佑基さんの見つめる眼差しの先に(写真↓左の上の方)・・・輝く未来が見えますっ ![]() |
初めに伺った質問は2つ。どうして日光にはお漬物屋さんが多いのでしょう?
→(答え)一つは、栃木の南の方は、江戸時代の頃から、江戸へ漬物を運ぶ拠点であったこと。もう一つは、佑基さんの曾祖父の上澤梅太郎さんが、たまり漬を日光で発信したから、だそうです。
和食が世界遺産に登録されたことについての佑基さんのご意見は、グローバルな時代だからこそ、ローカルなものが注目されている。だって景子さんも、インドに行ったらインドの食べ物食べたいでしょう?と。・・・確かに!!