[キラリ!日光]2013年12月26日
日光東照宮の謎☆![]() 高藤さんは、神主さんとして東照宮に何十年とご奉仕された後ご退職され、現在は特別顧問をされている方。とても気さくで一緒にいて楽しい方です☆
本題の、どうして東照宮は日光にあるのか・・・。高藤さんの見解によると、中国の天道思想にゆきあたるそうです。 天にいる天帝が選びし者を天下人と呼び、かつては信長、秀吉が選ばれた。しかし人間は、時の流れにしばし思想を変えてしまうことがあり、その後に天下人になったのが徳川家康公でした。
日光東照宮は、かつて我々と同じ人間であった家康公が「東照大権現」として祀られている。そしてその建築物や豪華絢爛な彫刻には、家康公の唱える、つまり天帝の望む社会が描かれているそうです。 ![]() 家康公が望んだ社会。それは、人だけでなく、オケラだって、草花だって、いきとし生けるもの全てが、平和に暮らす社会でした。例えば陽明門の表の彫刻を見上げると、子供たちが遊んでいます。花は活き活きと咲き誇り、空を舞う仙人だって見受けられます。
![]() それを踏まえて東照宮を見ると、あちこちに世界平和の祈りが込められているのが分かります。
政治の中心地・江戸から見ると、宇宙の中心にある北極星は、日光にあります。そこに日光東照宮が祀られたのには、そんな、先人達の祈りが込められているそうです☆ そんな思いを感じに日光を訪れてみてはいかがでしょう。 ![]() |
世界遺産の二社一寺は、人気のパワースポットで、確かにあそこに行くと、何か、見えない力があるような気が・・・しますよね?その謎を解くために、私、どうして東照宮が日光にお祀りされたのかについて、最近新しい見解をお持ちの日光東照宮 特別顧問 高藤晴俊さん(写真↓)に会いに行って来ました。