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日光彩子

[キラリ!日光]

2013年11月21日

日光の大恩人である天海大僧正について!

11月も半ばを過ぎますと、日光では雪がチラホラお見受けできます。もうすぐ今年も終わりね・・・と、今年やり残したことを考えまして・・・

ずっと気になっていた疑問を解決したくなりました。神橋近くに立ってらっしゃる銅像になっているお方・天海大僧正について、
お話しを伺ったのは、輪王寺の鈴木常元さん(写真下左)。まつげの長い麗しきお方です。

皆さんは天海様にどんなイメージをお持ちですか? 映画や小説の影響もあってか、江戸幕府の黒幕じゃないかとか、明智光秀と同人物じゃないのかなど、多くの謎を持つ天海様。実際はどんなお方で、日光とどんな関わりがあるのか伺いました。

常元さん曰はく、一言でいえばお慈悲の深い、学識のある立派な御坊様。江戸幕府を開いた3代将軍に先生という立場で関わっていたそうです。またこの時期に衰退した日光を復興させた「中興の祖」とも言われていることが、二社一寺を見守る銅像となった理由と考えられるそうです。

天海大僧正は慈眼大師(じげんだいし)とも呼ばれております。この名前の「大師」とは、日本史上7名にしか与えられておらず、天皇にも認められた立派な先生という意味だそうです。
そんな天海大僧正は、亡くなった年も不明。130歳を超えていたのではないかという説もありますが、確かな資料により90歳までは生きていたのは確実なのではないかと言われているそうです。

残された訓言を一つご紹介します。

気はながく 勤めはかたく 色うすく 食ほそうして 心ひろかれ

小さな事ですぐイライラと心を乱してしまう自分が、とても小さく感じられました。簡単で誰にもできそうだけれどなかなかできないこの訓言。少しずつでも生活の中に取り入れたいものです。
常元さんからこれから二社一寺を訪れる方へのメッセージを伺った所、1999年に二社一寺が世界遺産になった理由を考えて歩いてみては如何でしょう、とのこと。なぜ東照宮がここにできたのか、なぜ奈良時代に日光山が開かれたのか、それを支えた一般の人々の平和への祈りや願いに想いを馳せてみてほしい、とのことです。
受け継がれてきた見えない力を感じたい・・・


晩秋の日光へ足をお運びになってみては如何でしょう。

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