[ 大田原 ギュギュッと情報!]2015年10月26日
「ふるさとを知る会」 #30![]() 今回は、黒羽にある大雄寺を案内して頂きました。
大雄寺は、禅寺です。 黒羽藩主大関家の檀那寺として歴史も古く、 建物は総カヤ葺きなんです! 5月初旬から中旬にかけて、 境内に多くのシャガやボタンが咲き誇り、 様々な植物を観ることができるお寺でもあります! 取材の時には、やぶ茗荷が生えていました! 羅漢さまの周りに生えているやぶ茗荷。 羅漢さまの周りを掃除していた 迦の弟子である周利槃特が、自分の名前を忘れてしまうため、 釈迦が首に名札をかけさせましたが、名前を覚えることができず、 亡くなった後に、周梨槃特の墓にいくと、ある植物が生えていたんです。 「彼は自分の名前を荷って苦労してきた」ということで、 「名」を「荷う」ことから、この草に茗荷と名付けたそうです! ![]() そして・・
山門を登りつめると、本堂が見えますが、 その前に注目して頂きたいポイントがあります!と 直箟さんが教えて下さりました。 それが、こちらです↓ ![]() 栃木県文化財指定になっている、「経蔵」です。
一切経4,500巻を輪蔵内に納める土蔵造りの建物です。 その後ろには、宝物収蔵庫「集古館」もあるんです。 宝物収蔵庫で、宝物、美術品などが、保存されています! そして・・禅堂の前には、「水琴窟」があります。 ![]() 平成11年に製作されたもので、とても癒しの音を聞くことができます♪
直箟さんが、大雄寺内をくまなく、案内して下さり、 普段は、通り過ぎていた場所にも新たな発見があったりと とても勉強になり、新鮮でした! 11月になると紅葉が美しくなる「大雄寺」。 皆さんも、「ふるさを知る会」の皆さんと一緒に 黒羽地区を観光してみてはいかがでしょうか? 観光ボランティアをご希望の方は、 「大田原市観光協会」までお問い合わせ下さい。 電話(0287-54-1110)まで一週間前にお願いします。 |
直箟 浩子さんにお話しを伺いました!
「ふるさとを知る会」は、
黒羽地区を無料で案内して下さるんです。
お客様の車に一緒に同乗して、
ご希望に合わせて、様々なところを
案内して下さります♪
黒羽地区だけではなく、
湯津上や佐久山方面の案内もして下さるとのことです。
結成のきっかけは、昭和55年の栃の葉国体でした!
黒羽の歴史を尋ねられたときに、答えられるようにと
メンバーの皆さんが、自ら、勉強会を開いたのがきっかけで、
観光ガイドボランティア「ふるさとを知る会」を設立したんです。
観光ガイド以外にも、紙芝居を
月に1回、 黒羽温泉「五峰の湯」で上演しているんです♪