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[今週のトピックス]

2020年10月21日

10月「バリアフリーはビジネスの卵」

今週のバリアフリーはビジネスの卵は、先月8日に閉幕した超福祉展についてです。超福祉展は、NPO法人ピープルデザイン研究所が、渋谷ヒカリエで2014年から開催している、今までの福祉の概念を超えた一大イベントです。障害や福祉、マイノリティに対する意識のバリアを取り除くために、最先端のテクノロジーやサービスの展示・体験があったり、多種多様なプレゼンターによるシンポジウムが行われています。タイトルにもあるように、2020年まで、という時限イベントなので、今年で終わりって分かっていたんですけど、終わってみると、やっぱりちょっと寂しい感じがありますね。僕はこの超福祉展に、初年度の2014年から参加し、翌年からは一部運営のお手伝い、そして2016年からは、シンポジウム登壇という形で関わってきました。思い返すと、この超福祉展を通して、多くの人と出逢ったことで、自分とは異なる障害者が感じる困難さや、課題の解決方法を知ることができ、新たな視点を手に入れることができました。そして、シンポジウムやトークセッションに登壇することで、僕自身のアイディアや取組みを世に広めることもできました。一言で表すのは、なかなか難しいですけど、「知ること、行動すること、伝えること」ができるようになって、自己成長ができるイベントだと思ってます。また、様々な社会障害や課題に対して、何が正解かを説くのではなく、毎年アップデートされた多様な問いが出てくるので、それをどう解消するかを、時間を共にした人たちで、一緒に考えていく、っていうプロセスが何ともポジティブでいい感じなんですよね。その他、社会全般的にネガティブなものとして描かれる事を、ポジティブにするだけじゃなく、そのポジティブをさらに超えていくような、デザインとか表現で、展示とシンポジウムが構成されているのも魅力的なところです。例えば、障害、福祉、車いす・・・このようなワードを聞くと、ほとんどの人が、身構えたり距離を置いてしまったりすると思います。そこで、アートやファッション、テクノロジーの領域で、そのワードに「カッコよさ」とか「可愛さ」、「POPさ」をプラスして、表現することで、一人ひとりが持つ個性が、新たな可能性を生み出す、ということを、ナチュラルな感じで知ることができちゃう。だから、今まで距離を置いていたテーマに対して、身近に感じることができたり、もっと知りたい、もっと行動したいって思えるようになるんですね~。超福祉展自体は、ファイナルでしたが、今後、同じようなイベントをこの栃木でもできればイイなーって思ってます。是非一緒にやりたい!って思っちゃった方は、是非番組にメッセージ下さい。

2020年10月14日

10月「車いすあるある」

今週の車いすあるあるは、【車いすに関する〇〇禁止問題】についてです。数年前に、都内百貨店で、『車いすユーザーであることを理由に、ワインの試飲をさせなかった』、という事が起こりました。この百貨店では、過去に、電動車いすによる事故が起きたことを挙げて、車いすは試飲禁止としたんです。因みにこの車いすユーザーは、電動ではなく、手動の車いす。これについて、皆さんどう思いますか。車いすや電動車いすは、当事者にとって、なくてはならないもの。移動を可能にしてくれているものであって、便利だから乗っているわけではありません。
百貨店だけでなく、あるビール工場でも、電動車いすは試飲禁止としているところがあります。なぜこのような事が起きるのか。それは、警視庁が作成した『電動車いすの安全利用に関するマニュアル』の中で、『飲酒等をして電動車いすを利用することは絶対にやめましょう。』と書いていることが大きな原因だと思います。これに当てはめると、電動車いすの人は、外では一切飲酒してはいけません、という事になっちゃいますよね。先程も言ったように、身体障害があって、電動車いすを利用している人は、電動車いすなしでは移動ができません。因みに、道路交通法では、車いすは手動であっても、電動であっても『歩行者』とみなされています。なんか矛盾してますよね~。だって飲んだ後、歩いている人に、飲酒禁止!って言わないでしょ。
まあ、飲酒の話は、この位にしてですね~。実は最近この栃木県内でも、ある商業施設で、『電動車いす入店禁止』的な事を言っちゃってるところがあったんです。そして、その案内には、『店指定の車いすに乗換えて下さい。』という続きが。『乗換えて頂ければ、すみますから~』的な、安易な考えでは絶対にダメです。ココは強く言わせて下さい。車いすは、身体の一部なんです。足と一緒なんですよ。現実的な話ではないですけど、『入口で店がご用意した足に履き換えて下さい。』って言っているようなもんです。でも、こうした事って、なにも悪意を持って言っている訳ではないんですよね。車いすや障害に対する、知識や認識の間違い、が大きく影響していると思います。だからこそ、この番組を通して、より多くの人に伝える事って、すごく大事だな~と改めて思いました。そして、こうした事を伝える時、『怒り』を込めて話すのではなく、逆にすると良いんです。
どういう事かというと・・・ 怒り。平仮名で逆から読んでみて下さい。りかい。そうです!怒りではなく、理解してもらえるように伝えること。コレ大事ですね。なんか金八先生みたいに締めになってしまいました。

2020年10月7日

10月「訓平的超ポジティブ思考」

今週の「訓平的超ポジティブ思考」は、命の大切さについてです。
ここ数ヶ月の間、自ら命を絶ってしまった芸能人のニュースが続きましたね。
本当に悲しい事です。ご本人にしか分からない、悩み、葛藤、衝動、様々な思いがあるんだと思います。だけど、命と引き替えに得られるものは、何もありません。僕はそう思います。生きていると、イヤな事もあるし、理不尽なこと、我慢できないことも沢山あります。

でも、たった1つしか無い、大切な、大切な、親からもらった尊い命を、自らの意思で、捨てるなんて絶対にしちゃいけないんです。僕には、7年前に、骨肉腫のがん細胞が、肺に転移した事により、亡くなった親友がいます。彼が病室で言った、「もっと生きていたい!」という言葉が、今でも忘れられません。生きたくても、生きられなかった人。突如として事故に巻き込まれて、命を失った人。病気と頑張って闘ったけど、天国へと召された人がいるんです。これを運命という人がいます。でも、そんな運命お断りですよね。誰もがそう思うはずです。以前に、ドキュメンタリー番組で、自殺未遂をしてしまった方がインタビューに応じていて、こんな言葉を言っていました。『死にたいっていう気持ちは、そんなにないけど、生きていたくない。』この言葉、ズシーンと重いですね。この方にとって、生きていたいと思える社会ではなかったんだと思います。社会は、僕たち一人ひとりで創り上げられています。一人のちょっとした言葉や行動、振る舞いによって、心に、癒える事のない傷が、付くことがあります。逆に、誰かが寄り添ってくれたり、楽しませてくれたり、美味しい料理を一緒に食べたりすることで、ハッピーになることがある。日常の中で、小さな幸せを見つける事ができれば、生きていたい、と思えるのではないでしょうか。その為には、誰かが誰かの支えになる。関係し合う。ほんの少しでも良いから、他の誰かを思いやる気持ちを、一人ひとりが持てば、命を大切にできると思います。今、芸能人による、命に関する暗いニュースが流れる度に、悩み相談の連絡先が表示されたり、アナウンスされます。これを否定するつもりは全くないのですが、本来なら、近くにいる誰かを頼れたり、あるいは、誰かが支えたりできるのが理想です。そうやって、みんなが生きたいと思える社会、誰かと共に生きている事を実感できる、そんな明るくて、楽しい社会にしたいものですね。命はたった1つしかありません。いのちだいじに。

2020年6月17日

6月 バリアフリーはビジネスの卵

今月の「バリアフリーはビジネスの卵」は、製品開発についてです。

僕が経営する、NPO法人アクセシブル・ラボでは、様々な企業からご依頼を頂き、商品やサービスの開発に関するコンサルティングをしています。その時、もちろん車いす目線は入れるんですけど、より多くの方が使えるようにする為に、視覚障害や聴覚障害の人からもヒアリングしています。普段の生活で感じる不便なことはあるか、それを自分なりにどう解決しているか、そして、今はできないけど、できたら嬉しいこと等を、雑談形式で聞きこみます。そうすると、僕のような下肢障害、車いすユーザーでは感じることのない、新たな気づきが沢山得られるんです。先日もある視覚障害の方から言われて、『なるほど!』と思うことがありました。そして、それができるようになることって、視覚障害者だけでなく、だれにとっても便利だよね!っていうものだったんです。


僕は、この類のコンサルティングをする時に、障害当事者を『リードユーザー』と位置付けて、どんどんチームに巻き込んでいきます。ここでいうリードユーザーとは何か?僕たちは、残念ながら不老不死ではないので、必ず年を取っていきます。高齢になってくると、耳が聞こえにくくなったり、目が見えにくくなったり、自分の足で歩くことができなくなったり・・・。障害当事者は、こうしたことを皆さんより『先に経験』していて、独自の解決方法を持っているんです。将来の水先案内人みたいな感じですかね。だからリードユーザーの意見を反映した、商品やサービスの開発は、これから益々進んでいく超高齢化の社会の中で、必ず役に立つと思います。

あと、『障害者でも使える』みたいな発想は絶対にしません。この考え方をすると、全部が全部そうではないんですけど、だいたいデザイン性がなくて、ダサいものになることが多いんです。例えば、機能は良いけどダサいアイテムって、使いたくなりますか?僕だったら嫌ですね。だれもが使いたくなるような、そして、持っていることを誰かに伝えたくなるような、アイテムの方がイイです。

今まさに、開発中に製品とサービスがあるので、公式に情報をリリースできる日が来たら、この番組でもご紹介させていただきますので、楽しみに待っていてください!

2020年6月10日

6月 車いすあるある

今週の車いすあるあるは、【新幹線の車いす席】についてです。

前にもこのテーマについては番組内でお話したことがありますが、先月、車いすユーザーにとって朗報が届いたんです。

なんとなんと!やっと!JR全社で、新幹線の車いす席がネット予約可能なったんです!


指定席のネット予約って当たり前なんじゃないの?と思ったそこのあなた!甘い!何が甘いかよく分かりませんが・・・。

今までは、みどりの窓口か電話で予約。この方法で手続すると、予約からチケット受け取りまでに、担当者にもよりますが、最低でも30分以上かかってました。ちなみに僕は最長で1時間半待たされたことがあって・・・もう目的地着いちゃいますよね。あと、この手続きは2日前までに完了させないと駄目だったんです。だから、急な出張の場合は、自由席の車いす席が空いていることを祈るしかない。まだ自分一人での移動だったらいいんですけど、一緒に移動する人がいる場合、僕はデッキ、他の人は空いている席に座って、結局離れ離れになってしまうという、車いすロンリー問題が発生しがちです。だから不便だなーと思って、僕は目的地までの距離が300km位なら車で移動しちゃってます。でも本当は、新幹線で席に着きながら、ゆっくりとビールでも・・・あっ、間違った!コーヒーでも飲んで、仕事をしながら、目的地まで行きたいんです。

このネット予約が可能になったことで、大幅に時間が短縮できると思います。これからは少しずつ新幹線移動も増える・・・かな。というのも、このネット予約、当日対応がまだできてないんです。今後に期待しましょう。あとは、そもそもの話ですが、車いす席は1つの列車につき、2,3席しかないんです。1,000席以上もあるのに2,3席です。余程運が良くないと座れないですよね。例えば、座席をワンタッチでスライドしたり、収納できるようにして、レイアウトをその場の状況に合わせて変更させることができれば解決すると思います。そうなれば、どこの席でも皆さんと同じように、好きな席を予約できます。ただ、かなりお金かかっちゃいそうですけど。

コロナの影響で、オリンピックもパラリンピックも来年に延期したので、ぜひ頑張って整備してほしいですね。


移動をもっと自由に!

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