月イチでお届けするミュージックプログラム!
RADIO BERRYが注目するアーティストを毎回1組「ロック・オン」して
楽曲やその魅力をたっぷりとお届けします!
[Rock On Artist]2025年11月16日
11月の放送は マルシィ 特集!約2年ぶり、待望の3rdアルバム「Flavors」を特集します!
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2025年10月19日
10月の放送は サバシスター 特集!2ndアルバム「たかがパンクロック!」特集です!
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2025年9月21日
9月の放送は 超能力戦士ドリアン 特集!9月13日(土)、FKDインターパーク店で行われた公開録音の模様をオンエア!
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[Special Interview_上]「リベンジ」誓ったベリテンへの想い~10-FEET独占インタビュー(上)幅広い音楽性でファンを魅了し続けるロックバンド10-FEET。昨年のベリテンライブ2024Specialでは、2日目のトリを任されながらも雷雨で公演中止となり、ステージには立てませんでした。今月末のベリテン2025Special出演を前に、RADIO BERRYでは10-FEETに独占インタビューを敢行。1年越しとなるリベンジの誓い、楽屋から発信したセットリストの意味、自らも主催するフェス運営の苦労と喜びなど、秘話も含め3回にわたって彼らの熱い想いを紹介します。
インタビュー担当 / 渡辺裕介(RADIO BERRY) ![]() ベリテンへの想いを語る10-FEET(左からKOUICI、TAKUMA、NAOKI)
■「お客さんが近い!」 印象的なベリテン野外スタジオ収録 ──2025年の夏、10-FEETの皆さんはどのように過ごされていますか? TAKUMA(ボーカル、ギター) フェスに出演することが多いですね。エネルギーをもらう感じと使っている感じ、両方です。 ![]() ベリテンの思い出を語るTAKUMA
──土地やフェスによって、カラーは違うものでしょうか? TAKUMA 土地柄もありますし、主催がバンドだとそのバンドのシーンやスタイルのカラーが出ます。ラジオ局主催だと、その背景とシンクロしている感じですね。 ──10-FEETの拠点は京都ですが、京都の夏はいかがですか? TAKUMA 京都が一番暑い…という噂がありますが、結構暑いです! NAOKI(ベース、ボーカル) 京都は暑さの上に湿気もあって、すごいペースでシャワーを浴びたくなります、体がベタベタして…。 ──今年もベリテンライブにご出演いただきますが、ベリテンにはどのような印象をお持ちですか? NAOKI 最初が2009年ですか…。当時僕ら絶対浮いていましたよね、カラー的に(笑)。 ※2009年の顔ぶれはAqua Timez、ザ・クロマニヨンズ、GOING UNDER GROUND、GO! GO! 7188、THE BOOM、FUNKY MONKEY BABY'S、BONNIE PINK、ROCK'A'TRENCH、カラーボトル ──いやいや、盛り上げてくださって本当に嬉しかったですよ。ベリテンはワンステージですが、他のフェスと毛色が違うと感じますか? TAKUMA ラジオオンエア用に公開収録した野外特設スタジオのロケーションが印象的ですね。お客さんがメッチャ近くて、結構集まってくれはりますし、よく覚えています。 |
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■大型フェス人気に感慨、ステージ外にも楽しみ
![]() フェスが増えたことへの感慨を語るNAOKI
──ご自身でも地元京都で、音楽フェス「京都大作戦」を主催されていますが、最近の大型音楽フェスについてはどう感じますか? NAOKI めちゃくちゃ増えましたよね! 行きたい人も多いということなので、このシーンが盛り上がってるんやろな…と肌で感じます。 TAKUMA 90年代後期にフジロックとライジングサンがあって、「サマソニとかROCK IN JAPAN FESっていうのをやるらしいぞ…」とか言ってたら、そこからぐんぐん増えましたね。 NAOKI FM長崎のスカイジャンボリーなんかも古いですが、今は都道府県に一つはフェスがあるんじゃないか。日程が被ることまで起きてて、昔はなかったことですね。 ![]() 「セットリストを変えて、フェスでも自分たちらしさを出す」というKOUICHI
──ワンマンライブと違って持ち時間が限られる中、10-FEETらしさをどう見せようと考えていますか? KOUICHI(ドラム、コーラス) セットリストにもよりますね。出ているアーティストさんによって、バンドシーンのフェスならツアーでやる曲順で組んだり、初めての人が多そうなら分かりやすい代表曲を入れたり…という具合に決めている感じです。 NAOKI 仲のいいバンドがいると、「この曲でコラボできそうだね」とセットリストを組み直したりもしますね。 ──ファンが楽しめる要素もフェスの魅力の一つですが、ステージに立つ皆さんから見てどうですか? NAOKI 自分たちのステージ以外の時間も楽しんでます。初めて見るアーティストもいるし、友達がいるといろんな刺激をもらえますね。確かベリテンの楽屋エリアには、駄菓子屋みたいなのがあって、あれは結構テンション上がります。(笑) KOUICHI それぞれのバンド名が書かれたベリテンうちわも、グッズでありましたね。 ■無茶ぶりを受け止める頼もしい「仲間」…京都大作戦 ──今年の京都大作戦ではMAN WITH A MISSIONのTokyo Tanakaさん、Jean-ken Johnnyさん、ROTTENGRAFFTYのN∀OKIさんとNOBUYAさん、RIZE / BONEZのJESSEさん、Dragon AshのKjさんなど、いろんな方と盛り上がりましたね。ステージはどういう流れで出来上がるんですか? ![]() 友人とのコラボの楽しさについて語るTAKUMA(右)
TAKUMA 一緒に出演し、曲でもコラボしたことがあるアーティストを、呼んだり呼ばれたりが多い。話せばわかる、話さなくてもわかるいい仲間ばかりです。みんな場慣れしているので頼もしく、短めの打ち合わせで「よろしくね」で、ドーンとステージに立てばできちゃう感じです。 ノリじゃないですけど、曲の間奏やギターソロで「これやってみてくれへん?」と当日相談してやってもらったり、Kjや湘南乃風のHAN-KUNにフリースタイルでやってもらったり…。今思えば、「すごい人たちに、なんという無茶ぶりをやったんだろう!」(笑)と思いますが、結局は奇跡的に感動的な場面をちゃんと作り上げてくれました。 その場、その気持ちでその言葉を口にしたり、音楽や歌を奏でたりすることに、どれだけ可能性や力があるかを見せてもらいました。ふだんのツアーでも、同じセットリストでも同じライブにはならない。その日そこだけの瞬間は、同じ曲でも一生に一回…という思いを大事にしています。 ──ノリやひらめき、アイデアがさらに広がっていくと。 TAKUMA その日の気分が明るいと明るい感じになるし、落ち込んでいてもミュージシャンは、決してそのまま垂れ流さない。カラ元気じゃないけど、みんなで楽しむために元気出さなきゃ…と。どれも情熱が100%詰まった表現なので、僕はライブらしい、バンドらしいことをフェスでやるのに意義があると思ってます。 ──新たにつながって音楽仲間が増えて、新しいチャレンジもできていると。 TAKUMA コラボするアーティストをリスペクトしたり好きだったり、仲良かったり。そういう関係性でないとコラボは生まれないし、関係も続かない。音楽をやる時の心境や気持ち、相手への思いがパフォーマンスにも出ますね。 |



